クレヨンしんちゃんの20年後の物語に感動の涙。。。。

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「――あ、僕はこっちなので……」

三叉路に差し掛かったところで、イケメンはオラとは別の方向を指さした。

「わかりました。お仕事、お疲れ様です」

「いえ、しんのすけくんこそ。また今度、園に遊びに来てくださいね。桜田先生も、きっと喜びますよ」

「そうさせてもらいます。……あ、そう言えば、まだお名前を……」

「……え?」

イケメンは、驚いたように立ち止まった。

 

「……ええと……」

「……やだなあ、しんのすけくん。僕ですよ……」

「……ぼ、僕?」

「忘れちゃったんですか?――バラ組の、河村やすおです」

「河村やすお?……って、もしかして……チーター!!??」

「あ、そのあだ名、懐かしいですね」

イケメン改め、チーターはクスクスと笑う。だからなぜ一つ一つの動作が、そんなにイケメンなのか……

(チーターって……えええええ!!??別人過ぎるだろ!!!!)

あまりの衝撃にフリーズしていると、チーターは手を振って帰り始めた。

 

「では、僕はこれで……」

「あ……はあ……」

衝撃から依然として解放されなかったオラは、力なく手を振り返すしかなかった。

……時の流れは、チーターをイケメンにメガ進化させたようだった……

 

「――しんちゃん聞いてよ!!」

それから数日後の夜、まさおくんは血相変えて家に飛び込んできた。

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