3.11があった日、パニックの電車の中で1人の女の子と出会い・・・

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106:名も無き被検体774号+:2012/03/11(日) 20:55:12.00 ID:MC/VE22j0
>>95
いや、めちゃくちゃ不安だったけど、めちゃくちゃ嬉しかったですよ!

96:名も無き被検体774号+:2012/03/11(日) 20:52:56.12 ID:MC/VE22j0
来月引っ越して一緒に住みます。

結婚式も相手の親父さんは盛大にやりたかったみたいだけど、
オレらの希望で知り合いの居酒屋を貸し切ってホームパーティーみたいにする予定です。

絶対に幸せにするよ!

以上です。

みんな聞いてくれてありがとう!
質問あれば答えます!

109:名も無き被検体774号+:2012/03/11(日) 20:56:10.25 ID:/FkNvn0/P
>>96
まず礼を言わせてくれ。
あなたたちの幸せのおすそ分けをしてくれてありがとう。

質問は、実際にこれからの生活をどうするのか。
彼女は演奏活動はやめてしまうのか?

117:名も無き被検体774号+:2012/03/11(日) 21:01:11.10 ID:MC/VE22j0
>>109
こちらこそ聞いてくれてありがとう。
彼女はとりあえずは今の生活を続けますよ。
まだ居酒屋開業は程遠いので・・・。
子供出来るか開業するまでは共働きです。

104:名も無き被検体774号+:2012/03/11(日) 20:54:21.19 ID:Uu1QGpW10
>>1
のどんなところに見染められたのです?

113:名も無き被検体774号+:2012/03/11(日) 20:57:21.34 ID:MC/VE22j0
>>104
電車の中の行動で周りを思いやれる強くて優しい人って確信したらしいです。
それがレストランで再会して運命だと思ったらしい・・・。

108:名も無き被検体774号+:2012/03/11(日) 20:55:43.24 ID:OUgug/E1P
おめでとう!
末長くお幸せに!

111:名も無き被検体774号+:2012/03/11(日) 20:56:52.36 ID:MTqDj2KJ0
あ、完全に忘れてたけどおばあちゃんその後どうなった?

117:名も無き被検体774号+:2012/03/11(日) 21:01:11.10 ID:MC/VE22j0
>>111
彼女はオレ見てすぐに気付いたみたいです。
弾き終わってからも陰からオレを見ててオレが一人になるのを待ってたようです。

124:名も無き被検体774号+:2012/03/11(日) 21:05:29.10 ID:MC/VE22j0
彼女の親父さんに挨拶に行った日のこと書きます。

会いに行ったのは今年のお正月。

彼女はオレの事を両親に話してたらしくて
お母さんは応援してくれてたみたい。

でも親父さんは会って話してからじゃないと認められない、
正月なら時間あるから連れてこい

って流れで正月に彼女の実家へ。

家、デカイ。
話は聞いていたけど、デカイ。門がある。
駐車場にベンツとカッコイイスポーツカー。

吐きそうになりながら家の中へ。


128:名も無き被検体774号+:2012/03/11(日) 21:07:26.26 ID:/FkNvn0/P
>>124
いいぞ~
話しやすい順番でどうぞ~

ま、仕事で苦労してるせいかしらんが、ちゃんとしっかりした文章になってるんで尊敬だ

130:名も無き被検体774号+:2012/03/11(日) 21:08:14.45 ID:MC/VE22j0
玄関で彼女とお母さんと妹とラブラードルレトリバーが出迎えてくれた。

妹とお母さんは終始ニヤニヤ。
レトリバーに全身の匂いをくまなくチェックされたのちリビングへ。

ソファでテレビ見てたお父さん。

あれ?すごい優しそう。

131:名も無き被検体774号+:2012/03/11(日) 21:08:21.36 ID:RqpHwwiFO
おめでとう。もげろ

137:名も無き被検体774号+:2012/03/11(日) 21:13:30.74 ID:MC/VE22j0
振り返って

「>>1君いらっしゃい。正月から来てくれてありがとね。
娘から話は聞いています。とりあえず今日はゆっくりしていってね。」

「はい!はい!」と恐縮するだけのオレ。

彼女とお母さんがキッチンで準備してくれてる間、
妹の質問攻めダイム&レトリバーの匂いチェック。

そんなに臭かったのかな?

妹は「お姉ちゃんのどこにホレたんですかー?」とか
「今まで何人と付き合ったんですかー?」とか
「クリスマスディズニー泊まったんですよねー?」とか

答えにくい質問のオンパレード。

親父さんもニコニコしながら黙って聞いてるだけ。

早く彼女帰ってきてってずっと思ってた。

138:名も無き被検体774号+:2012/03/11(日) 21:19:17.96 ID:MC/VE22j0
その後はなんやかんや和やかにご飯食べて、みんなでトランプしたり
お父さんのお酒のうんちく聞いたりして楽しかった。

で、みんな笑ってのんびりしてた頃に急に親父さんが

「じゃあちょっと本題を話したいから書斎へきてくれますか?
 お前も来なさい。」

と、オレと彼女を連れて書斎へ。

緊張しながら書斎へ入ると

広い。でっかいスピーカーと蓄音機?みたいなのがあって
壁にスクリーンがあった。

真ん中の大きいソファに親父さんと向かい合って座るオレと彼女。

141:名も無き被検体774号+:2012/03/11(日) 21:24:40.36 ID:MC/VE22j0
「さっきは下の娘が色々失礼なこと聞いて悪かったね。」
と親父さんに言われて「いえいえ・・・。」と答えるオレ。

そして急に真面目な顔になって、

「お仕事の話、詳しく聞かせてもらおうか。」

そこからオレが独立した経緯やどれぐらいの収入があるかとか
今後の事業展開は?とか居酒屋開業の夢の話とか
お父さんはメモを取りながら事細かく聞いてきた。

しどろもどろになりながらもすべてを正直に答えた。

そしてお父さんは言った。

「結論から言うね、今の仕事を辞めてうちの会社に来なさい。
 それが出来なければ結婚は認められない。」

144:名も無き被検体774号+:2012/03/11(日) 21:27:56.49 ID:SQ5H9Yqw0
スゲーww
なんかのドラマだなww

145:名も無き被検体774号+:2012/03/11(日) 21:29:09.73 ID:MC/VE22j0
俺は絶句した。
彼女は親父さんに叫んでたが、親父さんはピシャリと遮った。

「黙ってなさい。今>>1と仕事の話をしているんだ。」

彼女は黙ってオレの手を握った。

「今、答えてくれるかな?>>1君。仕事を取るか、娘を取るか。」

オレは全身から体温が抜けていく感覚を覚えてます。

そして振り絞るように親父さんに言った。

「今の仕事はやめません、でも娘さんも諦めません」

146:名も無き被検体774号+:2012/03/11(日) 21:30:36.42 ID:0W+Fg4i30
>>145
なんというイケメン

147:名も無き被検体774号+:2012/03/11(日) 21:30:48.56 ID:5rBOYWge0
>>145 いいなー、かっこいいぞ、イケメンめ