犬猿の仲でケンカばかりしてた従姉妹との関係の末路・・・

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72: 名も無き被検体774号+ 2014/01/06(月) 23:32:26.48 ID:ySVmJicJ0

従姉妹「………」

俺「………どうした?」

従姉妹「いや、何か言うの恥かしいなー、と思って」

俺「…めっちゃ気になるんやけど」

従姉妹「………」

俺はこの時絶対告白だと思った
自意識過剰かもしれないけど、それ以外考えられなかった

 

74: 名も無き被検体774号+ 2014/01/06(月) 23:35:07.37 ID:ySVmJicJ0

従姉妹「…な」

俺「ん?」

従姉妹「ありがとうな!」

俺「?は…?」

従姉妹「だって優アタシの事励ましてくれたし、いっつも話しかけてきてくれたし」

俺「あ、おお…」

従姉妹「あのおかげで大分楽になったんで、ありがとうってこと」

俺「ああ、別にいいけど…」

 

134: 名も無き被検体774号+ 2014/01/07(火) 01:56:47.82 ID:a/SrL6Rt0

あ、今見直したら訂正ある

>>74の従姉妹の台詞の優ってとこアンタに脳内補完しといて

 

75: 名も無き被検体774号+ 2014/01/06(月) 23:35:41.27 ID:GDN0joFr0
「だった」ってことは何らかのケリがついたんだろうな。

 

77: 名も無き被検体774号+ 2014/01/06(月) 23:38:19.82 ID:ySVmJicJ0
>>75
ケジメ…どうだろう、付けるつもり

 

76: 名も無き被検体774号+ 2014/01/06(月) 23:37:48.67 ID:ySVmJicJ0

従姉妹「でも流石に必死すぎやな、アタシが無視したらめっちゃ落ち込むしw」

俺「!え、お前アレわざとだったんかよ!」

従姉妹「いやゴメンゴメン、辛かったのはホントやけど、アンタが面白くてついw」

俺「お前マジか…」

従姉妹「あはは、でも嬉しかったよ、ありがとう」

俺は告白を期待してただけに少しガッカリしたけど、まあこれでもいいか、と思った

次の従姉妹の言葉は衝撃的だった

 

80: 名も無き被検体774号+ 2014/01/06(月) 23:41:41.08 ID:ySVmJicJ0

従姉妹「なあ、アンタさとみの事好きなんだろ?」

俺「!え、いや別に」

従姉妹「アタシが協力してあげようか!」

俺「は?」

従姉妹「あの子もバレー部やし、アタシ等めっちゃ仲いいけんな」

俺「へーそうなんか、でも」

従姉妹「あの子めっちゃ可愛いよなー、好きになるのも解るわ」

従姉妹「…あー、でも、何かゴメンな」

俺「…え、何が?」

正直ここらでイライラしてたけど、聞くことにした

 

82: 名も無き被検体774号+ 2014/01/06(月) 23:47:06.92 ID:ySVmJicJ0

従姉妹「いやアタシのせいでなー、あの子と話し辛くなっとるけん…」

俺「は?そんな事気にせんでええし、それより」

従姉妹「いや気にするって!アタシに任して」

従姉妹「っていうかアンタ元々仲良かったけん、普通にいけると思うよ?」

俺「ああそうなん、でもちょっと聞けよ」

従姉妹「?…どしたん?」

俺「俺別にさとみの事好きじゃないし、どうでもいいって皆にも言っとる」

 

85: 名も無き被検体774号+ 2014/01/06(月) 23:50:58.50 ID:ySVmJicJ0

従姉妹「嘘やな、アンタあれだけ必死に話しかけとったし、登下校も一緒だったし」

俺「…それで俺がさとみの事好きっていうなら、その次にもう一人、俺に同じ事された奴おるだろ」

従姉妹「え………あ、いや、アタシは落ち込んどったけんだろ?」

俺「………まあ、最初は」

従姉妹「え?最初はって…」

俺「………」

ここで告白しなきゃならない、それは解ってたんだけど
どうしても好きって言えなかった

この時ほど自分のヘタレさを恨んだ事は無い

そのまま時間だけが過ぎていって、母さんが呼びに来て
パーティーは終わった

 

86: 名も無き被検体774号+ 2014/01/06(月) 23:52:58.30 ID:GDN0joFr0
いとこで愛しあうとかは全然否定しないんだが、別れた時つらくね?
親戚だから一生会わないなんてことはできないし。

 

88: 名も無き被検体774号+ 2014/01/06(月) 23:56:33.32 ID:ySVmJicJ0
>>86
一生会わない事は無いけど、結構会わないもんだよ
何年かに一回とか

 

89: 名も無き被検体774号+ 2014/01/06(月) 23:58:33.05 ID:GDN0joFr0

>>88
そうか。

俺は親戚づきあいが濃いからな。
年に2度は会うよ。

 

91: 名も無き被検体774号+ 2014/01/07(火) 00:00:25.33 ID:ySVmJicJ0
>>89
それはそれはとてつもなく羨ましい

 

87: 名も無き被検体774号+ 2014/01/06(月) 23:55:40.37 ID:ySVmJicJ0

急だけど中学時代はこれでお仕舞い

あとは気まずい関係のまま、何も無く中学卒業
卒業する時さとみに告白されたけど、断った

簡単に俺と従姉妹が行った高校を説明する

俺の行った高校、近所の工業高校で就職率100%という脅威の数字を誇る
部活もそれなりに強く、熱い青春を送れるのが魅力
けどヤンキーが多く生徒は男がほとんど、1学年に一人女子がいるかいないかくらいのレベル
先輩には逆らうな、がルールだった