程なくして、町民体育館が見えてきました。
以前地域レクリエーションと称した催しの際、中を見ていたのですが、
その駐車場の出入り口に「緊急避難所」という看板がありました。
誰かいるかもしれない。
もし若い人がいれば、数人で移動したほうが心強いかも、と思い。
体育館に向かいました。
そこも、その時に胸の高さほどまで水がありました。
避難所と書かれていても、水が抜ける前は僕の身長以上の水かさがありました。
「それ」を表す壁を見たのに。
入口が開かないのに。
やぶれた壁の隙間から、中を見てしまいました。
角の方に、ごちゃごちゃした何かがありました。
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