雨でズブ濡れの女の子を家で保護してあげた結果⇨目の前で服を・・・

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37: 2013/03/26(火) 00:20:47.95 ID:YhgfQP5A0

男「虐待・・・もしかして知らない?」

姫「知らない・・・」

驚いた

まさか虐待を知らない人がいるなんて

男「その・・・乱暴されたりとか・・・」

乱暴という言葉を出した途端にまた姫の表情が強張る

やはりなにかトラウマがあるのだろう

男「まぁ、いいや」

姫「・・・・」

男「姫はいくつなんだ?中学生?それとも・・・小学生だったり?」

予想外の答えが帰ってきた

姫「わからない・・・」

38: 2013/03/26(火) 00:25:42.68 ID:YhgfQP5A0

男「わからないことは・・・ないだろ?学校はどこ行ってるんだ?」

姫「学校・・・行ってない・・・」

不登校か・・・?と考えたが続く姫の説明で合点がついた

姫「お母さん・・・いなくなってから学校行かせてもらえない・・・」

とても苦しそうに姫は教えてくれた

男「お母さん亡くなったのか・・・」

姫「違う!居なくなっただけ・・・!」

強く否定され少し戸惑ってしまった

そりゃそうだろう。まだ死んだと決まった訳じゃない母を死んだ扱いされて

40: 2013/03/26(火) 00:30:22.34 ID:YhgfQP5A0

男「そうか・・・お父さんは・・・?」

姫「・・・私が知らない時に死んだ」

知らない時・・・つまり物心つく前に死んだのだろう

姫「新しいお父さん・・・嫌・・・」

男「嫌・・・?」

ひどい目にあわせたのはこの新しいお父さんって人だろう

男「そうか・・・大変だったな」

そっと姫の肩を抱いてやると姫はまた違和感のある不思議な視線でこっちをみてきた

男「ん?俺どうかした?」

姫「なんでも・・・ない」

気がつくともう日付をまたいでいた

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