クレヨンしんちゃんの20年後の物語に感動の涙。。。。

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そんな入り混じる想いを胸に、オラはもう一度歩き出した。
今日は、ひまわりの大好物を作って、帰りを待っていようと思う。

 

それから、数週間が経過した。
ひまわりと風間くんは、清い交際を続けているようだ。
それは兄としては微笑ましいことではあるが、極度のお母さんっ子である風間くんが、ひまわりとお母さんの板挟みにならないかが少しだけ不安だったりする。

しかしまあ、ひまわりのことだ。持ち前のど根性スキルと負けん気で、難なく色々やってみせるだろう。

今日のごはんはハンバーグにしようと思う。
我が家のハンバーグは、中にチーズを入れる。ハンバーグを開けた時に、トロッと出てくるチーズは、ひまわりが絶叫する程美味なのだ。

「……ん?」

買い物の帰り道、ふと曲がり角にいる不審な人物を発見した。

周りを気にしながら、曲がり角の先をチラチラと覗いているではないか。完璧に、誰が何と言おうと不審者だ。
オラが携帯を手に持ち、ダイヤル110番を押下しようとした直前、その人物に見覚えがあることに気付いた。

(あれは……)

 

ゆるりと近付き、声をかけてみる。

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