高卒フリーターのオタクだけど成人式に行ったら人生変わった・・・

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1:名も無き被検体774号+@\(^o^)/: 2015/01/18(日) 16:03:24.68ID:w6ZzJY750.net
職場で成人式の話題が出て思い出したので。
ちなみに男です。

3:名も無き被検体774号+@\(^o^)/: 2015/01/18(日) 16:06:53.89ID:w6ZzJY750.net
当時のスペックは
高卒フリーター
身長175以上体重75前後
オタク
彼女いない歴=年齢
もちろん童貞

6:名も無き被検体774号+@\(^o^)/: 2015/01/18(日) 16:10:59.84ID:aQhL0/YK0.net
うんうん

7:名も無き被検体774号+@\(^o^)/: 2015/01/18(日) 16:11:56.34ID:NM5RzxjF0.net
期待

5:名も無き被検体774号+@\(^o^)/: 2015/01/18(日) 16:10:44.55ID:w6ZzJY750.net
当時の僕は高卒でろくに仕事もしてないことをとても恥じていて
成人式に出るのがとにかく嫌だった
でも『節目の行事には参加すること』という我が家の方針もあり
「まぁ式に出てすぐ帰ればいいか・・・」と思い、成人式に出ることにした

8:名も無き被検体774号+@\(^o^)/: 2015/01/18(日) 16:14:30.35ID:w6ZzJY750.net
式に参加する旨を両親に伝えたら、妙に張り切って我が家の家紋つきの袴を用意して
ウキウキとしながら、親戚一同に電話をしていた
正直紋付袴なんて恥ずかしいし、スーツのほうが良かったんだけど
喜ぶ両親の姿と、一応家を次ぐものといて、成人式には袴を着ていくことにした

9:名も無き被検体774号+@\(^o^)/: 2015/01/18(日) 16:15:29.98ID:QCu2cbPP0.net
いい家やな

11:名も無き被検体774号+@\(^o^)/: 2015/01/18(日) 16:18:04.42ID:w6ZzJY750.net
当日、紋付袴を来て会場に遂に乗り込んだ
僕の地域の成人式は卒業した中学校別で、市町村別で行われる。
僕が成人式に行くのを渋ったのは、その理由もある。
あまり中学校でいい思い出がないからだ。

12:名も無き被検体774号+@\(^o^)/: 2015/01/18(日) 16:23:08.18ID:w6ZzJY750.net
中学の時の僕はいわゆるオタクだった
そのためか、いじめとまではいかないがよくいじられていた。
その当時流行っていた肩パンを意味なくやられたり
容姿を侮辱するようなアダ名を付けられたり
勝手にものを使われたり(一応あとで返してはくれる)
その程度のことがちょくちょくあった

13:名も無き被検体774号+@\(^o^)/: 2015/01/18(日) 16:28:20.63ID:w6ZzJY750.net
そんな事はまぁ特に気に留めず笑って受け流していた
一番いやだったのは学力至上主義だったからだ
成績上位者が権力を持っていて、しかも上位者のほとんどが性格が悪かった
当時の僕は勉強というものにトラウマめいたものがありあまり好きではなかった
もちろん成績は下の方だった
そのため僕はスクールカーストの底辺に位置していた

14:名も無き被検体774号+@\(^o^)/: 2015/01/18(日) 16:32:02.23ID:w6ZzJY750.net
とにかくそれらの理由で僕は中学の奴らにいい印象はなかった
だから、高卒でフリーターの状態で成人式に行くのが嫌だった
まぁいくら中学の奴らが嫌いだからと言っても、思春期の男の子なので恋をすることもある
成人式に行ってビックリしたのは、僕の初恋の相手の女の子が受付をしていたからだ

15:名も無き被検体774号+@\(^o^)/: 2015/01/18(日) 16:36:05.56ID:w6ZzJY750.net
受付にその初恋の女の子がいたのに気づいた僕は正直帰りたかった
一番顔を合わせたくなかった人物が、絶対顔をあわせる場所にいる
しかし、この時間帯に袴の男の子が外をうろついてたら何かあったと思われるだろうし
何より親は外で待っている
意を決して僕は受付に向かった


16:名も無き被検体774号+@\(^o^)/: 2015/01/18(日) 16:42:35.72ID:w6ZzJY750.net
受付の女の子に名前を告げる
女の子「☓☓中学校の○○君…。ってあの○○君!?」
僕「あぁ…うん。」
彼女が僕の事を覚えてる事も驚きだし、まさか反応するとは思ってなかった
女の子「うぁ~久しぶりだね!中学卒業してから会ってないよね?元気にしてた?」
僕「まぁボチボチかな…」
まさかこんな事になるとは思っておらず、反応することが出来なかった
女の子「って後ろに人が詰まってるや。じゃまたね。」
そう言って彼女は仕事に戻った
(あ~ビックリした…まぁ成人式に来てよかったかな?)
そう思いながら僕は式場に向かった

18:名も無き被検体774号+@\(^o^)/: 2015/01/18(日) 16:49:18.36ID:w6ZzJY750.net
その後式は滞り無く進み、昼ごろに終了した
さて帰ろうかな…、と思ってたら突然後ろから蹴りを食らった
「見つけたぞ!」
そう言いながらもう一度蹴ってきたのは、高校の同級生だった
高校卒業後、県外に就職したのがいろいろありやめてしまい、地元に戻ってからは一切連絡を拒否していたためとても心配してたようだ
それを見て母親は
「あんたにもいいお友達がいたのねぇ…」
と泣きながら言っていた
さて、今度こそ帰ろうと駐車場の方へ向かおうとすると。また別の方から声をかけられた

19:名も無き被検体774号+@\(^o^)/: 2015/01/18(日) 16:51:43.62ID:ahpjSRnt0.net
成人式に>>1と同じ理由で行こうか悩んでる俺にタイムリーなスレ

21:名も無き被検体774号+@\(^o^)/: 2015/01/18(日) 16:53:34.47ID:lw6lEF3g0.net
期待

17:名も無き被検体774号+@\(^o^)/: 2015/01/18(日) 16:47:26.11ID:bLu8ccNs0.net
見てるで

22:名も無き被検体774号+@\(^o^)/: 2015/01/18(日) 16:57:38.24ID:w6ZzJY750.net
>>17
ありがとう

「あれ、もう帰るのか?」
そう声をかけてきたのは、僕をよくからかっていたDQNの一人だった
「ああ、うん。」
「ふーん。二次会には参加しないのか?」
「うん。特に連絡もらってないし、時間も場所も知らないし。」
それは当然で中学の奴らに、僕の連絡先を誰一人にも教えてなかったからだ
「はぁ!?マジで!?ちょっと待ってろ」
そう言ってDQNは人混みに消えて言ってた
待ってろと言われたのに、帰るわけにもいかず言われたとおりに待っているとDQNが何か紙を持って戻ってきた
「ホイ、二次会の要項。書いてるから、絶対来いよ。って今家にいるんだよな。なら迎えに行くから待ってろよ」
そういってDQNはまた自身のツレの元へ戻っていった
DQNは少々暴力的なところはあるが、いいやつなのは知っていたので、
諦めるか、と思い二次会に参加する事にした

20:名も無き被検体774号+@\(^o^)/: 2015/01/18(日) 16:52:26.26ID:bLu8ccNs0.net
蹴られたって、スキンシップの類いか
「お前久しぶりだなウェーイ!」的な?

23:名も無き被検体774号+@\(^o^)/: 2015/01/18(日) 17:05:59.26ID:w6ZzJY750.net
>>20
スキンシップ半分本気半分
本気で連絡取れなくて心配してたみたい
今ではいい飲み友達です

で、約束の時間になると、本当にDQNの車が家に迎えに来た
オシャレとは言えないが、自分の勝負用の私服に着替えDQNの車に乗った
車にはDQNの他にも2人乗っており、当然彼らも僕をいじっていた奴らの一人だ
「ウェーイwww○○www久しぶりwww」
「ウェーイwww○○www変わってねーなwww」
妙にテンション高くなってる二人に驚きながらも、格好を見ると成人式のままだったので、そのままどこかで酒を飲んでたんだろう
「あんまりうるせーと下ろすぞ」
DQNの一喝に二人はおとなしくなり、僕は助手席に乗った
「じゃあ行くぞー」
こうして僕らは二次会の会場へ向かった

24:名も無き被検体774号+@\(^o^)/: 2015/01/18(日) 17:10:31.08ID:w6ZzJY750.net
二次会の会場はとある駅前の居酒屋で、到着した頃にはどうやら始まっていたみたいだった。
「ったく、おめーらがうるさいから遅れたじゃねーか。」
DQNが悪態をつく。
あの後も二人は結局僕をいじり続けていた
(まぁ、やっぱり変わらないか…)
僕はげっそりしながら店へ入った

25:名も無き被検体774号+@\(^o^)/: 2015/01/18(日) 17:11:22.52ID:YGTF9pFA0.net
ふむふむ