鉄パイプで頭を殴られ強盗にあったオレ。犯人は14歳の少女だった…→そこから始まる2人の物語!

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384: :2008/04/15(火) 15:41:02.89 ID:

華は恥ずかしそうに言った。
「ぁんなぁ・・・ぉかんに紹介したぃねん。1のこと」
紹介!!!!!!!
俺は正直引いた。
もちろん華のことは好きやだど・・・。
親に紹介される段階では間違いなく無い!
でも14歳の華にしたら大人の俺に目線を合わせようとしたのか?親を紹介するのが大人の付き合い。そう考えていたのか?

394: :2008/04/15(火) 15:46:18.17 ID:

華かわゆすぎる華wwwwww

396: :2008/04/15(火) 15:46:48.42 ID:

それにしてもあんなに嫌っていたアル中の母親を紹介したいなんて・・・。
それにその家にはシンナーボケした弟もいるんですよね・・??
「う~ん・・・。紹介かぁ」
それしか出てこなかった。華は
「ぅん。1にきてほしぃねん・・・。あかん??」
俺の目を見てすがる目をする華。
華のこの目には弱い・・・。「弟は全然家かぇってきてないから。ぉねがぃやねん」
そこまで言われたら仕方ない。
「分かった。次の休み華の家いこか!」
華はニコっと笑う。子供の可愛さがある笑顔だ。

404: :2008/04/15(火) 15:49:29.68 ID:

1は華に手出さないで欲しい

410: :2008/04/15(火) 15:54:21.50 ID:

次の土曜に華と駅で待ち合わせをした。
いつもより元気な華。
アル中の母親を見せるのがそんなに嬉しいのか?華の家は木造の平屋だった。
金銭的余裕の無い家庭だと思ってはいたので
そんなに驚くことは無かった。
レトロ感たっぷりのその平屋は路地裏にあり
どこか寂しい感じがした。

416: :2008/04/15(火) 15:58:40.40 ID:

「ここやねん」華はそういって玄関を開けた。
「ただいま~」なんて挨拶はしない。
俺に「遠慮せんとぁがって」と言うのみだ。
想像通り家の中は荒れていた。玄関の靴箱に置かれた植物は見事に枯れ
廊下には新聞が詰まれてあった。
そして家の中は少しカビ臭い。
玄関から真っ直ぐに伸びる短い廊下。
その奥が居間のようだ。華が入ってゆく。
俺も後に続く。そこには汚い女が座ってTVを観ていた。
昼なのにパジャマ。伸びきったパーマのボサボサの髪。
死んだ魚のような目。ガリガリの体。
半開きの口から見える歯は黄色く、数本欠けているように思える。
土色の顔が不気味だった。

420: :2008/04/15(火) 16:01:49.50 ID:

母親と華はお金がないのにどうやって生活しているんだ?

424: :2008/04/15(火) 16:04:08.30 ID:

生活保護じゃね?

425: :2008/04/15(火) 16:07:00.79 ID:

>>424
答えをいうとそうです。
あとは親父の生命保険。
あとは親戚からの借金で食いつないでいたそうです

427: :2008/04/15(火) 16:07:45.89 ID:

華はひいき目なく美人の部類に入ると思う。
今は子供なので可愛いと表現したほうが的確かもしれないが
大人になればかなり人目を引く顔立ちだろうと思わせる。
その母親が・・・この女・・・遺伝子を疑った。次の瞬間華は信じられない言葉を発した。
「おい!コラババァー。お客さん来とるやろがいやぁ~!!挨拶せんかいっ!」「・・・・・・・・・!!!!!!!!!」
華・・・おま・・・。

430: :2008/04/15(火) 16:08:37.32 ID:

吹いたwwwwwwwwwwww

431: :2008/04/15(火) 16:09:25.93 ID:

おい!コラババァーwwwwwwwwwwwwww

439: :2008/04/15(火) 16:12:31.70 ID:

母親がゆっくりこっちを向く・・・。顔が怖い。
すかさずこっちから挨拶をした。
「華さんの友人の1です。はじめまして。」
母親が口を開いた。
そして信じられない一言を発した。「お前・・・誰や・・・??」「・・・・・・(いま自己紹介したやん)」
「えと・・・1と申します。突然お邪魔してすみま・・・」
俺が改めて挨拶しなおそうとした瞬間!
「クソババァ~奥で寝とかんかいっ!」
華の怒声がぶった切った。

441: :2008/04/15(火) 16:13:03.59 ID:

>>1のたまにある誤字脱字が気になる。

お前までアル中になってないだろうなwwwwwww

444: :2008/04/15(火) 16:16:54.17 ID:

>>441
結構急ぎで書いてるもんで・・・。
許してくれ

449: :2008/04/15(火) 16:19:07.15 ID:

ダメだ。この家庭は終わっている。
華の家に来て5分で全てが解った。
母親が奥の部屋へ引っ込む。
華は「座って」と言って俺に麦茶を入れてくれた。
俺は早く帰りたかった・・・。ここは地獄だ。
いくらなんでも居心地が悪すぎる。華は今日「母親に紹介したい」と言って俺をここへ連れてきた。
しかし母親を見るなり怒鳴りちらし奥へと引っ込ませた。今日来た意味は一体なんなんだろう??
TVを眺めながらボーっとそんなことを考えていた。

460: :2008/04/15(火) 16:26:00.77 ID:

すると・・・突然奥の部屋から声がした。母親だ!

「華~酒持ってきて。酒・・・」

さ・・・酒。アル中ってのは本当なのか!?
華はそんな声を無視してTVを観ている。

すると1トーン上がった母親の声がまた聞こえる。

「華~。酒持って来い言うてるやろ~!」
襖の奥から聞こえる中年アル中女性の声。
かなり怖い・・・。

それでも華はひたすら無視してTVを観ている。
気まずさに耐えれなくなった俺は華に言ってみる。

461: :2008/04/15(火) 16:26:34.68 ID:

朝から見てるが、眠い……。

464: :2008/04/15(火) 16:27:42.17 ID:

>>461
寝たほうがいいよ。
書いている手ごたえとしては
まだ長引きそう

466: :2008/04/15(火) 16:29:19.07 ID:

「お母さんが呼んでるで・・・」
華は気にする様子もなく
「ほっとぃたらぇぇねん」と言ってTVを観ている。
俺はドキドキしながらただ座っている。
この緊張感には堪えられない!その瞬間!!バーーーン!!!!!!!いきなり襖が勢い良く開いた!!!そして母親が狂ったように喚いた。

「酒持って来いいうとるやろが~~!!こんガキャ~~!!」

俺はあまりに突然のことに腰が抜けそうになった。

467: :2008/04/15(火) 16:30:28.13 ID:

>>1こち亀とどっち長い?

470: :2008/04/15(火) 16:31:21.70 ID:

>>467
今日から俺は!!くらいかな

471: :2008/04/15(火) 16:31:43.64 ID:

なまはげみたいな母だな

474: :2008/04/15(火) 16:32:26.05 ID:

すると華が
「うるさいんじゃ~!!このアル中ババァー!!お客さんきてるやろ~~~」
怒鳴り返す。もう状況が読めない。それに狂った母親も応戦する。
「子供のくせに親に口ごたえすんな~~!!はよ酒持ってこんかい!!」
母親はそばにあったビールの空き缶を華に投げつけた!
こんな・・・こんな無茶苦茶な家庭が本当にあるんだ!!

479: :2008/04/15(火) 16:36:05.72 ID:

そこで頭にきた>>1が母親に

ごちんっ

484: :2008/04/15(火) 16:38:23.68 ID:

「好きなだけ飲ましたらぁーー!!アル中で早死にせいや!!クソババァ!!」
そういったかと思うと華は冷蔵庫に移動して、手一杯に缶ビールを抱えてきた。
そしてその缶をなんと母親に力一杯投げつけた!!これはマズイ!!他人の家のことだがさすがに止めに入る。
「ちょ・・・華やめろ。落ち着け」
と言いながら母親の盾なる。
興奮状態の華はそれでも尚缶を投げつけてくる。痛い・・・手に負えない。