223: :2008/04/15(火) 13:11:21.70 ID:
そして華を泊めた次の日>>1が仕事から帰ると
家財道具が全てなくなっていた
227: :2008/04/15(火) 13:13:21.59 ID:
意味不明だがこれが根本だろう。
俺が厨房なら二つ返事でOKだ。下を向く華・・・。
「それは・・・ぁかんってこと・・・??」
「というか・・・世間的にみてもヤバいと思うし・・・」「せけんとか・・・関係なぃやん・・・」
そうか!華は厨房か。確かに世間体なんて気にする年齢じゃない。
俺は聞いた
「華は15も離れた俺と付き合ってなにがしたいの?話題も合わんで?」
華はポツリと言う
「ぅちなぁ・・・1の彼女になったら。ちゃんとできると思うねん。
学校もぃって・・・もう悪いことせんようにできると思ぅねん」これは・・・。心を揺さぶってきた。
231: :2008/04/15(火) 13:15:30.45 ID:
どっちにしても18歳未満との性行為は犯罪ですよ
240: :2008/04/15(火) 13:22:14.79 ID:
ヤバイ!!流される。
この時の俺は華に恋愛感情は無かった。
当たり前である。鉄パイプで殴られた上
つい先日は遊びに行った先で財布から金を盗まれたのだ。
信用度も限りなく0に近い。そしてなにより・・・。この家庭環境にして盗難癖。
ロリコンに対する世間の目。確実な爆弾だ。華は。しかし・・・流された感情はなかなか返ってこない。
その時コテン・・・と顔を俺の肩に倒してきた。
可愛い。そう感じざる行為だ。
だたそれは親戚の子供の可愛さに近い。
もう14歳だけど・・・。
でも俺の肩に顔を傾ける華から感じたのは
「華は14歳ですでに疲れきってんやなぁ・・・」
そんな感情だった。
242: :2008/04/15(火) 13:23:33.51 ID:
産業
243: :2008/04/15(火) 13:23:50.35 ID:
ゴチンッ!
ドキン
コテン
250: :2008/04/15(火) 13:29:41.40 ID:
俺は決心した。
「付き合ってみる・・・?俺おっさんやけど」
華は肩に頭を乗せたまま俺の顔をのぞき込んできた。
かなりの至近距離。「ほんまに・・・??」
瞬きをする表情が可愛い。
それに・・・既に女の匂いもする。
「うん。ほんまに」
俺はそう答えた。はっきり言って同情だった。
偽善的行為でもある。
俺が彼氏になることで1人の女の子が更正する。
大甘な偽善だった。
しかし・・・それが分かっていても
この時は気持ちがそっちに傾いてしまったのだ。華は「ぁりがとぉ・・・1・・・」と言って目を閉じた。
しかし華はこの後俺の人生を狂わす爆弾と化す。
253: :2008/04/15(火) 13:30:49.80 ID:
昼飯食いたいんだけどいいかな??
254: :2008/04/15(火) 13:31:36.24 ID:
>>1って今は何歳なの?
256: :2008/04/15(火) 13:33:22.25 ID:
31だよ
259: :2008/04/15(火) 13:34:20.79 ID:
ちょいと吉野家牛でも食ってきますノシ
260: :2008/04/15(火) 13:34:39.28 ID:
さくっと食ってこい マッハでな
264: :2008/04/15(火) 13:36:57.71 ID:
マッパに見えた
322: :2008/04/15(火) 14:46:18.90 ID:
14歳と付き合うことになった29歳。
1番考えたのは「果たしてどんな付き合い方」をするかだ。
こっちは一応社会人だ。
会話は噛み合うのか?デートはどこへ行くのか?これに関しては思っていた程問題は起きなかった。
まず電話。これはほぼ毎日俺から掛ける。
華から掛けてくることもあったが
その時は俺が掛けなおした。
中学生で金が無いのは当然のこと
その金欠でまた窃盗を起こされるのを恐れた。華との付き合いは終始窃盗との戦いである。
事実この後とんでもない窃盗を起こすが
それは後の話・・・。
323: :2008/04/15(火) 14:47:54.29 ID:
おかえり まってたよ。
330: :2008/04/15(火) 14:55:28.27 ID:
その時は黙って気が済むまで話を聞く。
そして華はこの頃から学校へ行き始めた。
とはいっても2日か3日に1度だが喜ばしいことであった。
華にとって学校は決して楽しい場所では無かったようだ。
しかし僅かにながらできた友達の話を嬉しそうにする事もあった。そして2日に一度は会っていた。
デートと呼べるほどのものでは無い。
仕事帰り例の公園でダラダラと話すだけだ。
途中コンビニで飲み物やお菓子を買って話をするだけ。
華はこの時間が1番好きだと言っていた。
帰りは必ず定食屋に行った。
恐らくであるが華はマトモな食事をしていない。
アル中母の話を聞くと
食事なんかどう考えても作っていない様子だった。
337: :2008/04/15(火) 15:02:15.15 ID:
出来る限り定食屋について行った。
よく分からないが中学生は成長期なはず
栄養バランスの取れた食事をさせてあげたかったのだ。
華は食べ盛りなのか比較的食べたほうだった。それでも「1これぉぃしぃで。ちょっと食べてみて」と言って
俺の皿に自分のオカズを乗せてきた。
そんなことがしたかったんだろう。きっと・・・。
344: :2008/04/15(火) 15:09:38.65 ID:
大人だったと思われる華。しかし大人がついていけないような
ツマらない話をする時もある。
「○○先生がめっちゃぅざぃわぁ~。この前もめっちゃムカつぃてんで・・・・」
この手の話は社会人には辛い。
教師も聖職者ではなく1人の人間と知ってしまったからだ。しかし華はまだ子供。
教師に対して完璧を求めているのだろう。
初めて華とキスをした時は子供っぽくて思わず笑えたのを
覚えている。
348: :2008/04/15(火) 15:11:08.91 ID:
き、きききキスだってー!!1
353: :2008/04/15(火) 15:15:18.03 ID:
俺は時計を見た。もう9時だ。
「そろそろ帰ろうかぁ。遅い時間になったし」
華は大抵
「まだぇぇやん。どうせぉかんなんもぃわんしぃ」
と言う。帰っても寂しいのだろう。
すると華が突然聞いてきた。
「1はキスしたこと・・・ぁるやんなぁ??29歳やし・・」
「うん。あるよ」
華は下を向きながらモジモジし出す。
「そりゃ・・そぅやんなぁ・・・29歳やもんなぁ・・・」
こいつ・・・可愛い。
恐らくキスがしたいのであろう。
だからそんなフリをしているのだ。
362: :2008/04/15(火) 15:24:22.45 ID:
すると実に子供っぽい仕掛けをしてくる。
「ぅちなぁ・・。1にプレゼントがぁんねんなぁ・・・欲しぃ??」
俺の目を真っ直ぐに見る華。
華は目がすごく綺麗な女の子だった。
「欲しい欲しい」
俺がそう答えると華はニコッっと笑って。
「ほんなら目ぇつぶってみて」と言ってくる。
可愛いヤツだ。案の定唇に柔らかい感触がする。
これが華との初めてのキスだった。
目を開けた俺に華は
「びっくりたやろ~??」と聞いてくる。
別にびっくりしながったがそこは話を合わせてあげる。
「めっちゃびっくりしたわ!!」
すると華は嬉しそうに笑う。
まだ14歳の子供なのだ。そして下を向きながら「ぅちなぁ・・。いまのんが初めてのキスやねんで・・・」
と言った。
顔が赤くなっていた。多分・・・この時俺は初めて
女として華が好きと自覚したと思う。
363: :2008/04/15(火) 15:25:14.17 ID:
あれ、なんだろこの気持ち
369: :2008/04/15(火) 15:27:15.28 ID:
―ぅちなぁ いまのんが初めてのキスやねんで
376: :2008/04/15(火) 15:32:16.98 ID:
華が目指す中学生の恋愛がどのものかは分からなかったけど。そして・・・とうとうあの事件が起きる。
いつもの公園で華を話していた時だった。
突然華がこんなことを言い出した。
「ぁんなぁ・・・今度ぅちに遊びにこぉへん??」
俺は正直びっくりした。
アル中の母親。ラリった弟。
俺ならそんな家族を恋人に見せたくない。そして・・・俺は会いたくなかった。