さて、最後です。
今俺は36歳。
相変わらず、一緒には住んでますが戸籍は独身です。
変な関係ですよね。
今日は彼女の命日でした。
上の娘から一通の手紙を見せられました。
懐かしい彼女の字です。
要約すると、上の娘に対する僕と彼女の馴れ初めから旦那に対する裏切りの告白と懺悔でした。
上の娘は、彼女が存命中に僕への気持ちを彼女に相談していたらしいのです。
僕と彼女の関係を全て理解した上での告白でした。
首を立てに振らない場合はこれを渡してくださいと彼女の字で書いてあり、
俺宛の手紙もありました。
ちゃんと考えてあげてください。
あたしたちの事を知って、それでも告白したなら本気なのでしょう。
娘の相談を聞いたことで、あたしの役目は終わりました。
とっても大好きであなたに抱かれたいと思っていたのは本当だけど、
あなたと娘と、将来ある2人のことを思うとあたしはもうあなたに抱かれることはできないという結論だったのです。
あのころ何回もことわっちゃってごめんね。
本当はいっぱいしたかったんだよ。
病床でこんなもの書いてたらしいです。
全てを知って、それでも気持ちを持っていてくれた娘に僕はきちんと答える必要がありますよね。
明日までに答えを出そうと思います。
長々ありがとうございました。
ちょっとどうするべきか冷静に考えたく、
語らせていただきました。
実話ですが、信じる信じないはお任せします。
僕の彼女に対する気持ちは本物でしたが、
いろんな意味で大変な出来事に付き合いました。
まだ彼女のことを思うと泣ける自分がいますが、
娘達の保護者として生きるか、それとも別の選択をするか、
どちらにしても後ろ向きばかりではいられません。
吐き出す場があってよかったとおもいます。
ありがとうございました。
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