初恋の人の結婚式に行ってきたんだが・・・

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1:名も無き被検体774号+:2011/03/06(日) 20:36:42.73 ID:lsEPDAMA0
立ったら語る

5:名も無き被検体774号+:2011/03/06(日) 20:38:18.28 ID:lsEPDAMA0
おお、たった。

初めてなんで遅いかもしれんがよろしく頼みます。

6:名も無き被検体774号+:2011/03/06(日) 20:39:20.81 ID:zrEeSoKf0
スレタイだけど胸がキューってなったぞ
どうしてくれる

7:1:2011/03/06(日) 20:40:45.10 ID:lsEPDAMA0
とりあえず、スペック


22歳
大学4年
今年から就職

初恋の人
中学の先輩
顔 普通
ちっぱい

こんなもんかな

8:ハクセキくん ◆KopAbQ8kCo :2011/03/06(日) 20:41:17.49 ID:lv5Bv0kkO
切ないですね…お気持ちお察しします。

11:1:2011/03/06(日) 20:48:45.16 ID:lsEPDAMA0
とりあえず、馴れ初めから

小学校からずっとサッカーしてて、中学に入学

俺の中学校にはサッカー部がなかったから地域のクラブチームに入ってたんだ。

その関係であんまり学校だとあんまりサッカーできなくて
昼休みに同じクラブチームの先輩とかと集まってサッカーして遊ぶくらいだった。

ある日、変わった女の子が一緒にサッカーやりたいと言ってきた。

それが初恋の女の子(以下Y)だった。

13:ハクセキくん ◆KopAbQ8kCo :2011/03/06(日) 20:53:19.34 ID:lv5Bv0kkO
青春ですね。

14:1:2011/03/06(日) 20:55:40.82 ID:lsEPDAMA0
最初は断った。

こっちは遊びだけどみんなチームに入っている人だから真剣にやると結構危ない。

女の子にそんな危ないことさせられん!ってことで先輩に
断れ!
と言われていた。

でも、Yは毎日やってきては

「一緒にやりたい」

と頼んできた。

何回断っても毎日来るから最終的にはこっちが折れて一緒にサッカーをやることになった。

15:名も無き被検体774号+:2011/03/06(日) 20:57:12.85 ID:1tXjr87F0
これがエリアの騎士始まりだった

18:1:2011/03/06(日) 21:02:01.94 ID:lsEPDAMA0
それから昼休みにみんなで集まってサッカーをしていたんだが

いかんせんYは運動神経が悪い。

正直、いても邪魔でYがいるといつも負けるから俺はうとましく思っていた。

でも、許可されるまで毎回断っていたのが俺だったから
馴れ親しんだ感じでYはいつも俺に話しかけてきた。

めんどくさいと思っていたが、
女の子とあんまり話したことがなかったからあしらい方もわからなかった。
毎回ぎこちなく返事をしてた気がする。

20:1:2011/03/06(日) 21:09:20.11 ID:lsEPDAMA0
そのうちみんなとも仲良くなってきてみんなと笑いながら遊ぶようになった。

そんなとき、昼休みに雨が降ってサッカーができなかった日があった。

俺はそのころからヲタっぽい気があって教室でまぶらほを読んでいた。
そしたら、Yが俺の教室にやってきた。

Y「なにそれ?wアニメの本?w」

俺「いや、違うけど・・・どうしたのさ?教室に来て?」

Y「いや、ちょっとお願いがあってさー」

この時点でいつもと違ったのを覚えてる。
いつも能天気で明るいのになんかおとなしい感じだった。

23:1:2011/03/06(日) 21:17:07.49 ID:lsEPDAMA0
Yに空き教室まで連れて行かれた。

Y「で、相談なんだけど・・・」

俺「俺に相談ですか・・・力にはなれないような気がしますが・・・」

Y「そんなことないよ!」

俺「まあいいですけど・・・なんですか?」

Y「私、実はMくんのことが好きなんだ」

Mは俺の親友で昔からめっちゃモテてた。
しかもめっちゃマジメ。
告白とかされても
「今はサッカーに集中したいから・・・」
とか言って断ってた。

24:名も無き被検体774号+:2011/03/06(日) 21:19:04.78 ID:1tXjr87F0
かわいそうに、そういう立場つらいよな


27:1:2011/03/06(日) 21:26:50.17 ID:lsEPDAMA0
以前からMのことに関しては周りの女の子からいろいろ聞かれたりしてたから

またか・・・
って思った。

また、根掘り葉掘り聞かれて俺はMに怒られるんだなー
と思っていたら

Y「でも、Mくんは自分で振り向かせたいんだ。
Mくんはモテるけど、マジメだから人に協力されてとか嫌いでしょ?」

俺「確かにそうだけど・・・じゃあ俺はどうすればいいの?」

Y「1くんには知っておいてもらいたかったんだ。なんだかんだで優しいし、友達だから」

そう言って笑った。

俺はそのときの笑顔を見てモヤモヤした気分になったのを覚えている。
今思えば、そのときに初めてYに恋をしたんだと思う。

28:名も無き被検体774号+:2011/03/06(日) 21:27:47.74 ID:1tXjr87F0
甘酸っぱいね

29:1:2011/03/06(日) 21:36:36.56 ID:lsEPDAMA0
それから俺はYに頼まれたわけでもないのにMとYをくっつけようといろいろセッティングとかしてた。
当時まだ携帯持ってなかったからMと家電で話すときに

俺「最近Yってサッカーうまくなったなーw」

とか言って頻繁にYの話題を出したり、
学校でYを見つけたらMの情報を話したりした。

俺は毎日モヤモヤしていたが、
Yが幸せになれるなら・・・
と思って気にしないようにしていた。

そんな風にすごしているうちにYが3年、俺たちが2年になった。
Yは3年生になると同時に生徒会長に立候補し、生徒会長になった。
俺はMを生徒会に推薦し、見事生徒会に入れることに成功した。

その頃からYとMは生徒会に忙しく
次第に昼休みにサッカーをしにこなくなっていた。

30:名も無き被検体774号+:2011/03/06(日) 21:38:07.01 ID:1tXjr87F0
あ~なんとなく俺と似てる

31:1:2011/03/06(日) 21:45:33.11 ID:lsEPDAMA0
たまに顔を見かけても挨拶する程度で会話自体はほとんどない。

まあ仕方ないか
と思いつつ、以前のようにYにかかわることなく一年間を過ごした。

そして、Yの卒業式。
式が終わって卒業生が話しているところにYに挨拶しにいった。

俺「卒業おめでとうございます」

Y「あ、ありがとう。1くんにはいろいろお世話になりました」

こんな感じで雑談をしていたらYが突然

Y「私、今日Mに告白するんだ」
と言い出した。
突然の話題に動揺してそのとき俺は頑張ってとしか言えなかった。