「早く逃げなさい!後から行くから」あまり仲良くなかった姑の血だらけになりながらの笑顔に涙・・・

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結婚当初、姑と上手く噛み合わなくて会うと気疲れしていた。
意地悪されたりはしなかったけど気さくで良く大声で笑う実母に比べ、
足を悪くするまでずっと看護士として働いていた姑は喜怒哀楽を直接表を見たことがなく、
シャキシャキ・パキパキ黙々って感じでついこっちも身構えてしまっていた。
何となく「私、あまり好かれてないな」と思う時も有って、
当たり障りなくつき合っていた。
その年は、私が秋に二人目を出産した事もあり、
混雑を避けて一月中旬に帰省する事になった。
そして早朝、今まで感じたことの無い揺れと衝撃を感じた。
阪神淡路大震災だった。
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