奥さんも作り方は知らなかったが、
協力していろいろやっていた。
できたシチューは十分旨い物だったが、
メイはなぜか納得しない。
さすがに毎週シチューが続くと(なんでだ?)と聞いてみたが、理由は教えてくれなかった・・・
そんな話を奥さんとしゃべってたら、「実は・・・」と教えてくれた。
母親の得意料理がクリームシチューだったのだ。
何年も前のことだから、作り方も味もよく憶えていない。
けれど何とか作ってみたい。
健気だね、この娘っ子はほんとに。
だからしばらくシチューは続いたが、文句言わずに食べてた。
ある日に作ったシチューは自信作というか、
記憶にあるシチューの味に近かったんだろうな。
「どう、美味しい?どう?」
ってしつこく聞いてくる。
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