学校の女の子は俺にはカノジョがいると知ってたので、彼女が心配したような事は無かった。
その時貰ったチョコは何か勿体なくて、食べられなくて。封も切れなくて。
何日か冷蔵庫でご本尊のような扱いを受けていたのを学校から帰った彼女に発見されて。
怒って珍しく大声で「何で!!」そう言ったきり部屋の隅座って、涙目になって。
慌てて謝りながら彼女の目の前で食べて。その後も無視られながらの弁解に必死で。
視線くれるのにもかなり時間かかって。口開いてくれたのは十時回った頃で。
「マジ何でもするから、許して。」「…何でも?」「出来る事なら。」「本当にですか?」
「する。するから。」「じゃ、もう一回聞きますから答えてください。」「え?」
「私の事、好きですか?」まだ責めるような目で。一瞬躊躇したけど同じに答えて。
「…好き。だし、大切。」その一言で彼女は頷いて、やっと顔緩めてくれて。
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