フラれた彼女との思い出がこちら・・・

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1:名も無き被検体774号+:2011/03/07(月) 03:00:09.34 ID:kkjLTLiF0
スレ立ったら書く

3:名も無き被検体774号+:2011/03/07(月) 03:00:57.78 ID:kkjLTLiF0
はじめて立てた

書いていい?

4:名も無き被検体774号+:2011/03/07(月) 03:01:40.47 ID:cOeg1dVA0
どんと来い

6:名も無き被検体774号+:2011/03/07(月) 03:03:59.32 ID:kkjLTLiF0
>>4
ありがと
とりあえず自己満足で書くわww

7:名も無き被検体774号+:2011/03/07(月) 03:04:37.89 ID:kkjLTLiF0
彼女との出会いは4年前、3年次でゼミに配属になった時だった。
いや、実際は更に2年前から授業で一緒になることはあったし、
こんな人がいるなーくらいの認識はあった。

けど名前も知らなかったし、
ましてや将来付き合う事になるなんて思いもよらなかった。

その時の俺は他学部から転部してきて、
人付き合いもさほど得意でないから授業では1人だったし、
気が許せる人もいなかった。

9:名も無き被検体774号+:2011/03/07(月) 03:05:46.16 ID:kkjLTLiF0
正直配属されたゼミでも馴染めるか不安でしょうがなかった。
1年留年してたから周りは1学年下、お互い壁を作ってたとおもう。

唯一の救いは同じく留年仲間のDとゼミで知り合い、
こいつとはウマがあって後に親友と言える奴だったと思う。

ただこいつはしょーもない女ったらしだったが。
しかしその夏にこいつはバイクで事故を起こして
半年ほど休学する事になり、俺はまたゼミの中で孤立することになった。

10:名も無き被検体774号+:2011/03/07(月) 03:06:36.96 ID:kkjLTLiF0
結局3年の終わり頃までそんな感じだった。
俺は4年にあがるための必修の科目で苦しんでいた。

見かねたゼミの連中の何人かが、俺に勉強を教えてくれた。
彼女もその中にいた1人。
それが俺と彼女の間にあった壁が壊れた瞬間だった。

13:名も無き被検体774号+:2011/03/07(月) 03:09:12.24 ID:kkjLTLiF0
その時のゼミは、午前に授業があって午後からゼミという感じだった。
だから授業が終わってからゼミが始まるまで、俺はずっと彼女と喋ってた。

ゼミが終わってもしばらく帰らないでずっと喋ってた。楽しかった。
気付けば俺は彼女に会いにゼミに行っていた。

14:名も無き被検体774号+:2011/03/07(月) 03:11:08.17 ID:kkjLTLiF0
けどその時、俺には付き合ってた彼女がいた。夢をおいかけている子だった。
でもその子は次第に夢を諦めはじめ、次第に話していてわかるほど精神を病んでいった。説得して病院にいかせたらうつ病と診断された。

俺はその子の力になりたかったけど、
俺は東京、彼女は大阪、遠距離だった。何もできなかった。
次第に俺を含めたすべての人を遠ざけるようになった。

別れた。4年の夏前だったとおもう。
遠距離恋愛はもう嫌だと思った。


15:名も無き被検体774号+:2011/03/07(月) 03:12:04.98 ID:kkjLTLiF0
俺は彼女に告白しようか悩んでいた。
夏、彼女からちょっと遠い大学の大学院に合格したと聞いた。
その瞬間俺はすごい衝撃を受けて一瞬目の前が暗くなった気がした。

それを顔に出すわけにいかない。
「おめでとうよかったね」と、そのときはなんとか笑顔を保てたと思いたい。
でももう遠距離は嫌だ、このまま友達でいようと思った。

16:名も無き被検体774号+:2011/03/07(月) 03:13:10.10 ID:kkjLTLiF0
でも皮肉なことに、彼女とはどんどん仲良くなった。
2人で、ではなかったけど一緒に遊びにいくようになった。

箱根彫刻の森美術館でステンドグラスの塔に上った時に、
高いところを怖がってた彼女、それを面白がる俺。
宇都宮に餃子を食べに行って、得意げに店を案内してくれた彼女(地元)。

泊りがけで名古屋に食い倒れの旅に行って、
1日4~5食を平らげた俺と彼女。2人でみた夜景が綺麗だった。

こんな楽しい時間も卒業したらなくなるのかな、とナーバスになっていた。
俺は再び、遠距離覚悟で彼女に告白するか悩み始めた。
そんな時事件が起きた。

17:名も無き被検体774号+:2011/03/07(月) 03:14:01.81 ID:kkjLTLiF0
1月。俺にとっては学生生活最後の試験期間だった。
とはいえ流石に卒業に必要な単位は既にとっていたので、気は楽だった。

彼女はメンバーに含まれていなかったけど、
ゼミ関係の集まりで飲み会があって、二次会は研究室で朝までコースとなった。

彼女は学校の近くに住んでいたので、俺は彼女を呼び出した。
でも俺はその後飲み過ぎて寝てしまった。

俺はそこで寝てしまったことを今も後悔してるし、恐らく一生後悔するだろう。
俺が寝ている間にDが彼女のことを口説いていたのだ。

18:名も無き被検体774号+:2011/03/07(月) 03:15:02.82 ID:kkjLTLiF0
俺が起きた時、2人は下ネタ系の話をしていたのを覚えてる。
俺はまさか、そんなはずはと思って黙殺した。朝になって飲み会は解散した。
その後彼女はDに喰われた。

19:名も無き被検体774号+:2011/03/07(月) 03:16:42.45 ID:kkjLTLiF0
俺は家に帰ってからも嫌な予感がしていてもたってもいられなかった。
でも何もできなかった。
いや、単に俺の思いすごしだろうと思いたかった。

しかしその希望は一瞬のうちに打ち砕かれた。
Dから直接その事を聞かされた。
やっぱりか…という思いと、自分の勘の良さを本当に呪った。

その話をされた時、Dとカレー屋でカレーを食っていたのだが、
その話を聞いた瞬間に胃が食い物を拒否した。
大盛りを注文したことを悔いつつ、
平然を装って目の前のカレーを口に押し込むしかなかった。