「ここにいる人達がお前らの恫喝ちゃんと聞いてんだよ。証言してくれる人もいるぞ?覚悟しろや、一生まともな生活おくれねぇようにしてやるよ」
そういうとケンタはセイ病を置いて一目散に逃げ出した。
やっぱりヘタレはヘタレ、
何も変わっていなかった。
セイ病は「は!?どこいくん!?」と慌てているが、
ケンタはすでに人ごみの中に紛れて消えていた。
若い警官が「お待たせしました!お怪我は?」
と事故処理のための書類を持ってやってきた。
もうひとりの中年の警官は
交通誘導に必要なものをトランクから出している。
すると人ごみの中から「こっちこっち!」と声がして、
その声に誘導されてもうひとり自転車の警官がやってきた。
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