僕「ん……ああ、もうそんな時間?」
後輩「もう、先輩は真面目すぎますよ~」
甘えたような声で、小さくクスッと笑う彼女。
大学時代からの後輩で同じ会社に入社した……それだけの関係。
後輩「ささっ、一緒にご飯行きましょう?」
グイッと僕を引っ張る、白く細い腕。
短い髪と小さな体がとても可愛らしい、そんな子だ。
後輩「さ、何食べます~?」
僕「……刺身定食」
後輩「おとといもそれでしたね。昨日はカツ丼で、それの繰り返し」
僕「いいんだよ、飽きないんだから」
後輩「そんなんじゃあ栄養偏っちゃいますよ? も、もしよかったら私がお……」
店員娘「いらっしゃいませ。また来て下さったんですね」
言葉を遮るように、お店の子が僕たちのテーブルまでやって来た。
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見知らぬアドレスからメール!誰かは教えてくれないけどやりとりし続けていたら記憶の奥に封印していた想いが溢れ・・・
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