俺は動転した。なにもかもが理解できず、ただただ動転した。
深呼吸をし、冷たい水をのどにくぐらせても、落ち着くことなど出来なかった。
「落ち着け、落ち着け・・・」
そう念じながら、新橋での出来事をゆっくりと思いかえしていく。
あの日、新橋で俺は何を見てきたのか。
たった二日前の記憶なのに、霧でもかかったかのように朧な自分の記憶を必死に思い返していった。
あの日、俺は午後三時頃には新橋駅に着き、旧新橋駅へ向かう方法を考えていた。
思ったよりも早く着いて、携帯でVIPを確認しようとしたのを覚えている。
ただ、なぜかVIPには繋がらず、「blackgoatが重いです」との表示だけが光っていた。
約束どおりに黄色い傘を持ってはいったものの、まさか本当に協力者が現れるとは思ってもいなかった。
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だからアフィに協力したくなくなるって事になぜ気づかないのだろうか。。。