非リア「あ、うん。書いてるよ。受験勉強があるから、免許代の残り20万貯まったら、すぐ辞めるつもりでいるんだ。だから、その事はキッチリ書いとこうと思って。」
C子「A子も同じような事書いてんのぉ?」
A子「うん。あたしも長居する気ないしぃ。まぁ、非リア君みたいに丁寧な書き方はしてないけどぉ。」
B子「決まりだねぇ。」
C子「うん。絶対これだぁ。」
非リア「えっ? その希望欄って事?」
B子「うん。絶対この希望欄のせいで切られてると思うわぁ。」
A子「マジぃ? なんでぇ?」
C子「あのねぇ、あたし高一からずっと今のカフェでバイトしてるから分かんだけどぉ、ぶっちゃけぇ、3ヶ月で辞める新人なら最初からいらないんだよねぇ。」
非リア・A子「「えっ?」」
B子「うん。新人ってさぁ、ぶっちゃけ最初の1~2ヶ月なんてぇ、いてもいなくても一緒なんよぉ。だって最初の内は仕事全然できないワケだしぃ。3ヶ月経ったぐらいからなんだよねぇ、安心できるのってぇ。」
C子「んでさぁ、“最長3ヶ月”って事はぁ、『もし2ヶ月で20万貯まったら、その時はさっさと辞めまっせぇ』って感じじゃん? それってぇ、全然使えない子にお金だけあげてんのと大して変わんないって事になるっしょぉ? それじゃあやっぱ雇ってもらえないよねぇ。」
非リア「で、でも、求人広告には“短期OK”って書いてたのに・・・」
B子「そうは書いてあってもさぁ・・・何つうか・・・・・・こうもはっきり辞める事前提で応募して来られたらぁ、やっぱ店長は良い気はしないじゃん。分かるかな、その感じぃ?」
C子「例えば友達が遊びに来てぇ、あたしのマグカップ割ったとすんじゃん? そしたら当然『良いよ、気にしないで』って言うけどさぁ、それで全然気にされなさすぎたらぁ、ちょっとイラっと来んじゃん? そういう感じぃ?」
非リア「あぁ・・・・・・何となく分かるよ。」
続きは次のページからご覧ください!!