16:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/05/28(土) 23:45:27.37 ID:EyCLAvJfO
叔母「……」
『アイツはまだガキだ。そもそも妹ちゃん、アンタの所に行くのも反対してるんだよ、ワタシはな』
叔母「義姉さん」
『文句か?』
叔母「彼は、私の胸を気にしてるようです」
『……ん?』
叔母「多感な時期に私のような身体は少し、厳しいと思うのです」
『うん。じゃあラブホテルもやめようぜ!』
叔母「大丈夫ですよ。室内テレビが全チャンネル、エ口いぐらいで…」
『超ワタシの息子かわいそう! 友達との会話ネタ厳しそうじゃん!』
叔母「彼は我慢強いので…きっと頑張って友達作ると…」
『それは同意するが、なに、逆に自分の身体は我慢できないだろうってか』
叔母「はい」キッパリ
『その意味不明な自信はすごく好きだぜ…』
『まあ、なんだ、少しだけ気になるんだが。どうして息子の肩を持つ?』
『いや、全然息子のために行動してないけどさ。むしろ追い詰めてるけどさ、選択をさ』
17:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/05/28(土) 23:46:16.28 ID:EyCLAvJfO
『言っちゃえば妹ちゃん。アンタ、ワタシの所に息子を戻そうって思ってないだろ?』
叔母「ええ、まあ…概ねその通りです」
『なんで?』
叔母「……」
『理由次第では認めてやらんでもない。納得できなきゃ、そうだな、うん…』
『取り敢えず今、持ってる権力振りかざしてホテルぶっ潰すぐらいする』
叔母「……」
叔母「そうですね、正直にいいますけど」
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『…………………………………………そう、なんだ』
叔母「ええ。だから彼には一人の時間が必要だと思います」
叔母「この三年間。彼は彼なりの時間を過ごすべきだと、私は思いました」
『…………………』
『はっ、こりゃまいったね。まったくもって、本当に』
叔母「ご理解ほどよろしくお願いします」
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