「あんた・・・その子を幸せにできるの?」
その母の問いに私は正直に答えました。
「わかんない・・・でも幸せにしたいと思ってる。
自信はないけど、私はこの子を愛してる。
産みたい!それだけはハッキリ言えるよ。」
すると、私の答えを聞いた母は
にっこりと笑い、こう言いました。
「そうか、なら産みな。」
あまりにも驚きの答えに私は思わずこう言いました。
「え?いいの?
堕ろせって言わないの?
何で笑っていられるの!?」
その質問に答えた母の一言に、
私は思わず声を上げて
泣いてしまいました・・
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