クレヨンしんちゃんの20年後の物語に感動の涙。。。。

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二階に上がりながら、今の自分に嫌気が差していた。
自分は、こんなにも醜い人間だったみたいだ。
八つ当たりを、ひまわりにもしてしまった……

それでも、今は眠りたかった。
そしてオラは、夢に逃げた。

「……しんのすけさん、元気がありませんね……」

「え?」

「顔が、憔悴しきってますよ?」

「……うん」

仕事中、あいちゃんにコーヒーを出した時、ふいに彼女が言ってきた。

「……何か、事情がおありなんですね……」

彼女の場合、黙るだけ無駄だろう。すぐに調べられる。

オラは、ことの次第を話した。心の内にある、思いも含めて。

「――なるほど。しんのすけさんも、辛かったでしょ」

「いや、オラがただ、最低なだけだよ……」

「そんなこと、ありません」

あいちゃんは、椅子を回転させ、オラの方を向く。

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