クレヨンしんちゃんの20年後の物語に感動の涙。。。。

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「……ねねちゃん。それは言わないで……」

……ふと、思いついた。
今なら、ねねちゃんに色々聞いても大丈夫だろう。

「……そういえば、ねねちゃん」

「ん?なぁに?」

「ええと……」

なんて聞くか、少し悩んだ。ダイレクトに聞いてもいいが、違ったときに気まずくなりそうだし。
少しだけ自分会議をした結果、遠まわしに聞いてみることにした。

「今さ、誰かと付き合ってるの?」

「……え?」

「いやほら、ねねちゃんさ、ここにいたら出会いとかも多そうだし。もしいるなら、全力で応援したいし」

「……うん……」

ねねちゃんは、少しだけ黙り込んだ。
やはり言いづらいようだ。でも、まさおくんはあんな調子だし、ここはオラが頑張ってやらないと……

少し悩んだねねちゃんは、徐に口を開いた。

「……付き合ってはいないけど、気になってる人はいる……かな?」

そう話す彼女の頬は、桃色に染まっていた。

「へえ……それって、どんな人?」

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