クレヨンしんちゃんの20年後の物語に感動の涙。。。。

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「……なんか、ねねちゃん、すごくパワフルですね」

「まあ……ね……。口は少々悪いですが、それでも園児からは慕われていますよ」

「……ねねちゃん……カッコいい……」

 

続いてオラ達が案内されたのは――

「ここが、河村先生の教室です」

「河村……チーターの……」

オラとまさおくんは、教室の中を覗き込んだ。

「河村先生!絵ができたよ!」

「お!すごく上手だね!先生すごく驚いちゃったよ!」
河村先生!手伝って!」

「手伝うのはいいけど、最後は自分でしなきゃだめだよ?」

「河村先生!僕も!」

子供たちは、しきりにチーターを呼んでいた。そこにいるのは、間違いなく、生徒から慕われた優しい先生の姿だった。

「河村先生も、物凄く子供に懐かれていますよ。やさしくて、かっこよくて……人気の的なんです」

園長先生は、満足そうにそう呟く。

 

その姿で、ひとつ確信したことがあった。
チーターは、心に黒い一面があったり、裏の顔があったりしない。ありのままの姿を見せている。
子供は敏感だ。少しでも隠していることがあったり、得たいの知れない何かを持ってたりするなら、絶対にああして笑顔で近づくことはない。
ありのままの姿を見せているからこそ、子供たちは安心して、彼のもとに集まるんだ。

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