クレヨンしんちゃんの20年後の物語に感動の涙。。。。

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それからオラ達は、3人で街を周っていた。
最初風間くんとひまわりは、オラに気を使いながら歩いていた。
それもそうだろう。先日あんなことがあったばかりだし。

 

……でも、オラはあえて普段と変わらず二人と接した。
本音を言えば、オラも気まずいことこの上なかった。でも、オラまで気を使ってしまったら、今日ここに二人を並べた意味がない。

オラは、積極的に二人に話しかけた。

「風間くん、この服似合いそうだね」

「あ、ありがと……」

「ひまわり、あっちにアイスがあるから食べようよ」

「う、うん……」

二人は、腑に落ちないような顔をしながら、街を周る。
それでも、時間が経つにつれ、徐々に緊張は途切れていった。

 

そして最後には、二人は、普段の通りの笑顔を見せながら歩いていた。

 

頃合いを見計らい、少しだけ二人と距離を置く。

「――風間くん!これ見て!」

「ああ!これ可愛いね!」

「でしょでしょ!?」

「うん!ひまちゃんに似合いそうだ!」

……二人は、とても楽しそうだった。そして、幸せそうだった。
特にひまわりは、普段家では見せないような笑顔を見せる。家族に見せるものとは違う、全く別の笑顔……

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