クレヨンしんちゃんの20年後の物語に感動の涙。。。。

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「……足は、どうだ?」

「……うん。感覚、ないんだ。たぶん、もう歩けないって……」

「そう、か……」

ひまわりは、 腰を、強く打って歩けなくなっていた。

 

外見上では、彼女は悲観してはいないようだ。
母ちゃん譲りの明るさのおかげだろうか。

それでも、心の内は分からない。

 

「……あ、そろそろ検診の時間だよ」

「……分かった。後でまた来るよ」

「うん。……お兄ちゃん、ごめんね」

「なんでお前が謝るんだよ。生きてるだけで、本当に良かったよ」

「うん……」

そして、オラは病室を出る。

 

その直後、病室から、こもった声が聞こえてきた。

 

「……ひぐっ……ひぐっ……」

「………」

その声に、心は激しく痛む。
でもこれからは、オラがもっと支えないといけない。

そう決心し、ひまわりの声が漏れる病室を後にした。

 

ひまわりは、しばらく入院することになった。
その間、オラは家の整理をすることにした。

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