クレヨンしんちゃんの20年後の物語に感動の涙。。。。

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あいちゃんに、事情を説明ししばらく休みを取ることを告げた。
快く了承してくれたことに、本当に感謝してる。

おそらく、これから車椅子が主体となる。
ほんの少しの段差が、彼女にとって大きな障害だろう。

段差という段差に、片っ端からスロープをつける。
問題は、台所と洗面所、浴室だろう。

こればかりは、改築しないと無理だろう。
困り果てていた、その時――

 

「――ごめんください」

突然、誰かが訪ねてきた。

「はーい……って、あいちゃん?」

「ごきげんよう、しんのすけさん」

そこには、あいちゃんがいた。

「どうしたの、こんなところに……」

するとあいちゃんは、ニコリと笑みを浮かべた。

 

「我が酢乙女グループでは、介護用品にも力を入れています。その新商品が出来たので、テスト運用をしてもらいたいのです」

「テスト運用?」

「はい。――黒磯」パチン

あいちゃんが指を鳴らすと、家の中に、一台の車椅子が運び込まれた。

「これは……車椅子?」

「はい。ですが、ただの車椅子ではありません。
……百聞は一見にしかず。――黒磯」

「はい……」

 

彼女の号令に、黒磯さんが車椅子に座る。

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