91:名も無き被検体774号+:2012/01/30(月) 19:40:07.73 ID:wRUgw3UN0
ふぅ…
92:名も無き被検体774号+:2012/01/30(月) 19:40:08.78 ID:6G6Oc8N+I
ktkr
94:1 ◆NdIRuWm.92 :2012/01/30(月) 19:47:41.34 ID:2OGAv+e80
俺「こら。人を叩いたらだめでしょ」
楓「パ…」
俺「ん?」
楓「パ……パ」
俺&彩「あ…!」
2人で顔を見合わせたよねww
もうこの時は本当に驚いた。
彩と付き合うってなったときにパパって呼ばすのは
俺が大学を卒業してからにしようって決めてたから
まさか楓の方からパパと呼んでくれるとは思ってなかった。
そわそわしてたのはそのせいかと納得した。
俺「楓…パパって言ってくれた?」
楓「パーパー(´∀`)」
もうそこからはパパの連呼ww
多分ずっと言いたくて言えなかったんだろうなって思うと
気付いてやれなくて申し訳ない気持ちにもなった。
でもそれ以上にパパって呼ばれたことが嬉しくて
これからもっと頑張らなきゃって背筋が伸びる思いがした。
97:名も無き被検体774号+:2012/01/30(月) 19:49:56.82 ID:sNT0pz+60
>>94
いいはなしだー><
で、さ、この後鬱展開とかないよね^^;
最近多くて僕の精神がマミってるんだけど・・・
99:名も無き被検体774号+:2012/01/30(月) 19:53:37.21 ID:6G6Oc8N+I
>>94
お義父さん‼
楓さんを僕にください‼
95:名も無き被検体774号+:2012/01/30(月) 19:48:39.14 ID:gyUJFxmr0
楓を俺にくれ
102:1 ◆NdIRuWm.92 :2012/01/30(月) 19:57:06.96 ID:2OGAv+e80
>>95
絶対やらねえww
楓がパパって呼んでくれた日からしばらく経った頃。
お盆のまっただ中だった。
彩から着信があったので普通に出た。
電話越しから聞こえるのは男の声…why?
?「おいこら」
なにこれ怖い。
俺「すいません、どちら様でしょうか」
?「お前の女の父親じゃー!」
俺「え? え?」
彩父「世間は盆だぞ。
挨拶くらいにこんのか」
俺「はぁ…」
彩父「じゃあ待ってるからな! 絶対来いよ!」
なんだよこれ…。
でも1度も挨拶に行ってなかったのは確かだったし
すぐに準備して家を出た。
96:名も無き被検体774号+:2012/01/30(月) 19:48:57.93 ID:wRUgw3UN0
ヒャッホーイ
かわええのう
98:名も無き被検体774号+:2012/01/30(月) 19:53:18.23 ID:xoajG4ZN0
パ……パ
全米が泣いた
104:1 ◆NdIRuWm.92 :2012/01/30(月) 20:08:40.58 ID:2OGAv+e80
彩の家に着いて呼び鈴を押す。
ピンポーン…
鳴らした途端に家の中からすさまじい足音がするww
彩父「電話のやつか?」
俺「そうです。挨拶が遅れてすみませんでした」
彩父「取りあえずあがれよ。
あ、首は洗ってきただろうな?ww」
ほんとなんだよこの人…。
家に上がると階段の所から彩妹が俺のことにやにやして見てた。
彩妹と会うのは3度目だったので軽くあしらってリビングへ。
彩父「まぁ、ここ座れ」
俺「はい。あ、これつまらないものですけど…」
一応菓子折持って行ってたからそれを彩父に渡す。
彩父「なんだ酒じゃねーのかww」
くそwwww
ただ第一印象は楽しそうな人だなーと。
多分気遣って同じような目線で話してくれてた。
105:名も無き被検体774号+:2012/01/30(月) 20:10:01.86 ID:wRUgw3UN0
んでんでんで
106:名も無き被検体774号+:2012/01/30(月) 20:11:35.65 ID:7PE14ktU0
はよはよ
108:1 ◆NdIRuWm.92 :2012/01/30(月) 20:16:51.29 ID:2OGAv+e80
俺「娘さんとお付き合いさせてもらってます、シュンといいます。
挨拶が遅れて申し訳ありませんでした」
彩父「堅苦しいのはなしにしようやww」
そう言って彩父は冷えた麦茶を入れてくれた。
相変わらず彩妹はリビングのドアの向こう側からこっちを覗いてるww
俺「そう言えば彩は…」
彩父「あー、あいつ買い物行ったよww
急に呼んですまんな。
どうしても顔が見てみたかったんだww」
俺「いや、俺もいずれは行かなきゃとか思ってたんで」
どうやら俺は彩父の独断で呼ばれた模様。
109:1 ◆NdIRuWm.92 :2012/01/30(月) 20:24:02.78 ID:2OGAv+e80
彩父「今、大学生だってな?」
俺「はい」
彩父「まぁ、気負わず付き合ってくれたら俺は嬉しいよ。
ただ中途半端なことはすんなよ」
俺「はい」
そんなこんなで話していると彩と楓が帰ってきた。
彩「ただいまー…ってなんでシュンがいるの?!」
俺「いや、お父さんに呼ばれた…」
彩父「お前にお父さんと呼ばれる筋合いはないww」
楓「じいじ、パパいじめちゃだめ!」
なんのこっちゃww
この日は晩飯もよばれて、彩父の晩酌に付き合うことになり
結局泊めてもらうことになった。
彩父の好意で俺はリビングのソファーで寝かせてもらった。
彩父曰く、彩の喘ぎ声は聞きたくない、だそうだ。
117:名も無き被検体774号+:2012/01/30(月) 20:37:26.46 ID:2IEWTbEa0
続きはよ
118:1 ◆NdIRuWm.92 :2012/01/30(月) 20:37:38.70 ID:2OGAv+e80
それからは驚くほど色んな事が順調に進んだ。
楓は大きな病気をすることもなく成長していってくれて
どうやら俺とじいじと結婚するらしいwwww
早くも小悪魔wwww
彩はずっと働いていた職場でバイトから正社員になれて喜んでいた。
俺も単位を落とすことなく、彩の支えもあり大学生活を楽しんでいた。
ほんとに2回生、3回生とは特に大きな事もなかったから端折るね。
そして俺が4回生の春、楓の小学校の入学式である。
ランドセルは彩父がにやにやしながら買ってくれましたww
120:1 ◆NdIRuWm.92 :2012/01/30(月) 20:45:04.14 ID:2OGAv+e80
俺「やばいなー、緊張する」
彩父「やばいなー、緊張するww」
俺「真似しないでくださいよ」
彩父「真似しないでくださいよww」
彩「2人ともなにしてんのww」
彩父にからかわれながら、小学校の門を4人でくぐった。
ふと楓を見ると初めて会った頃と比べて、ずいぶん大きくなっていて
なんか色んな思い出が蘇ってきたww
彩父「お前、今楓を見てやらしいこと考えただろ」
俺「いい加減にしてくださいww」
彩父「ほんと子供が大きくなるのは早いよなー。
お前も3年で大きくなったよ」
俺「え?」
ちょっと消化不良で終わった会話だった。
そして体育館の中に入って式が始まるのを待った。
122:名も無き被検体774号+:2012/01/30(月) 20:55:19.38 ID:7PE14ktU0
何これフラグ?
123:名も無き被検体774号+:2012/01/30(月) 20:56:17.79 ID:6G6Oc8N+I
なんだか意味深だな…
124:1 ◆NdIRuWm.92 :2012/01/30(月) 20:56:33.85 ID:2OGAv+e80
式が始まる20分前からカメラを回し出す彩父。
俺「早くないですか?」
彩父「お、美女はっけーん!wwズームインww」
俺「なにやってんすかww」
彩父「なにやってるもなにも、どうしてお前にはもったいないくらい
美人の彩が居て、このイケメンの俺に嫁どころか彼女が居ないんだ。
だから目の保養も必要になるだろ?」
俺「ちょっと言ってる意味が分からないです」
彩父「いやー、最近は若妻が増えたなあww」
彩「いい加減にして!」
一気に縮まり込む彩父ww
そんなこんなしているとやっと式が始まって
楓の姿を目に焼き付けていた。
6年生?のお姉さんに手を引かれながらも
胸張って歩く姿にたくましさすらおぼえたよww
で、やっぱり隣で彩は涙ぐんでいましたww