「絶対に漫画家になる!」と決意して必死に頑張ったものの、悲惨な崩壊の末路を辿った男がこちら…!

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そして、誰にでも出来る簡単な

ベタという黒く塗りつぶすだけの作業が俺の仕事になった。

仕事が始まると誰も喋らなくなった。

明らかに空気が一変した。

俺も緊張感を持ってベタに集中する。

「×」印の付いた箇所を塗るだけの単純作業だったが、

「はみだしてはいけない」と思うとなかなか時間がかかる。

しばらくして別室から先生がアシ部屋に戻ってくる。

まだ一枚目のベタ作業に苦戦中の俺。

「え?どういうこと?なんでこんなに時間かかってるの?」

俺はドキリとした。

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