女難の相を持って生まれた俺の半生➡︎幼稚園時代、女の子が急に服を脱ぎ始め・・・

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221:1@\(^o^)/: 2016/08/13(土) 18:02:24.01ID:ZifL36Mz.net
「げへへへへ…お姉ちゃん何もしないから話聞かせてごらんよ」と千賀子姉。
「告白されたの?されたんだろ?もうネタは上がってるんだ吐けよコラ」と綾子姉。
「そうなのイッチ?いつも来てた女の子?どっち?ねぇどっちなの?」母よエグるな。

しかし俺の築いた結界は鉄壁だ。
そのうち彼女たちはあきらめつまらなそうに捨て台詞を吐いて去って行った。
しかしこれで終わりではない。腹はいつかは減る。
休日出勤の親父さえ帰ってきてくれれば何とかなる。そう思っていた。

その日の夕食は俺の卒業祝いと言う事もあり好物の手巻き寿司だった。
俺は黙秘権を行使し、女性軍の攻撃をのらりくらりとかわしていた。
援軍を期待していた親父は赤ら顔でビールを飲みながら嬉しそうに

「ついにお前も色気づいたか」と一言だけいって後は彼女たちの好きにさせていた。

卒業したことに誰も触れてくれないんですけど…おめでとうとかないんすか…

俺は胸がいっぱいになって、好物だというのにいつもの半分も食べられなかった。
それでもすべての攻撃はかわし切れたし、面白がっている反面俺の成長を
喜んでくれていると言う事だけは伝わったので、嬉しくもあった。
なんていうか、照れてるだけだったんだよね。

222:1@\(^o^)/: 2016/08/13(土) 18:03:45.06ID:ZifL36Mz.net
俺はまた部屋にこもり彼女からもらった便箋を広げ、
なんどもなんども読み返した。すぐに電話したい気持ちもあったが
当時は家電しかない。お父さんとか出たらなんて言えばいいんだ。
それにデートだ。デートって何すりゃいいんだ。

吉田さんとも横山さんとも何度か2人っきりということはあったが
デートというクエストは俺にとって初めての経験だった。
何を着ればいい?どこにつれていけばいい?何を話せばいい?
一つもわからない。ついに俺は意を決して姉の部屋に突入した。
魔物のことは魔物に聞くしかない。奥山だって頼れない。

「姉ちゃん。からからわないで聞いてほしいんだけど」

ニヤニヤしている。ふたりとも。でも頼れるのはこの魔物たちしかいない。

「やっと来たか。聞いてやるぞ可愛い弟よ。」と長女千賀子姉。
「デートってどうすればいいんだろう。」覚悟をきめて俺は聞いた。
「デート…だと?」次女綾子姉が息をのむ。

223:1@\(^o^)/: 2016/08/13(土) 18:04:42.41ID:ZifL36Mz.net
そのあと根掘り葉掘り聞かれた。俺は断りきれなかっただけだとことさらに強調したが
こいつらの耳にはまるで届いていないようだった。
俺はあの可愛い便箋だけは見られないよう死守した。なんだか、悪い気がしたから。

ぐだぐだするんで、この辺は箇条書きにさせてもらう。

・洋服は明日昼間に一緒に見に行ってやる。
・あまり彼女を歩かせない。気合い入れすぎて履きなれない靴で来るかも。
・女の子に出費をさせるな。お姉ちゃんたちがお母さんから資金を調達する。
・もう遅いから明日電話すること。昼間なら父親が出る可能性は低いかもしれない。
・彼女がいなかったら夕ご飯前の時間帯、もしくは夕食後を狙え。明日が勝負だ。
・とにかく話せ。なんでもいいから。スベッても相手が好きなら努力は買ってくれる。
・焦って襲うな。でも一応ゴムは持ってけ。

そんなことをうやうやしく拝聴した。
いや、ゴムいらんやろ。姉ちゃん。襲うような勇気ねぇって。
あんたたちとは違うんだよ。コロコロ男変えやがって。ヤンキーばっかり。

ともかく俺は映画に連れて行くことに決めた。
姉はふたりとも最初のデートで映画かよ。と最初口々に文句を言ったが、
まぁ、厨房なんてそんなもんか、と勝手に納得した。

224:1@\(^o^)/: 2016/08/13(土) 18:06:08.49ID:ZifL36Mz.net
映画ならば会話に困る時間も少なくて済むし、歩いて疲れることもない。
そのあと喫茶店にでも入って、なにか食べて帰るつもりだった。
姉二人は映画館のある駅の近くにあるジャズ喫茶を教えてくれた。
そこなら二人ともマスターと懇意にしているからよくしてくると言う事だった。
人生初のジャズ喫茶。俺、大丈夫だろうか。

村上春樹の小説で存在は知っていたが、怖い人とかいないのだろうか。
姉は俺の不安を察したのか電話しといてあげるし、そこなら個室もあるから。
と付け加えた。さすが姉。一生あなたたちには逆らえません。

翌日、姉二人と共に手早く近くの古着屋でコーディネートしてもらった。
俺の意見はもちろん無視だ。ああだこうだ言われながら着せ替え人形になった。
子供のころを少し思い出した。違うのは男物の服ってことだけ。
当時はちょうどアメカジが流行ってきていたから、リーヴァイスのジーンスと
ネルシャツ、それに色を合わせたコンバースのオールスターとチームは忘れたが
メジャーリーグの野球帽を買ってもらった。

姉曰く、男はシンプルなのが一番、とのことだった。

とにかくトロ臭い男にはなるな。女の子の喜びそうな映画を選べと
姉がうるさいので、まずは映画館に電話をかけリサーチした。
ネットでなんでも情報が手に入る時代じゃないからね。
正直にそれを電話口で話すと、対応してくれたお姉さんは丁寧に教えてくれた。

225:1@\(^o^)/: 2016/08/13(土) 18:07:48.07ID:ZifL36Mz.net
たしか、「めぐり逢えたら」という映画だったと思う。
トムハンクスが出ていたことだけは記憶にある。

兎にも角にも、準備は整った。
午後の3時くらいだったか?俺はアヤコの家に電話をかけた。

「はい。〇〇教会です。」2コールもしないうちに彼女が出た。声でわかった。
「あ、俺です。」緊張しながら俺は名乗った。よかった、本人で。
「あ!先輩!昨日からずっと待ってました。」と彼女。だから取るのが早かったのか。
「昨日は色々あってね…ごめんね。」と俺。相変わらず気の利いたことが言えない。
「でも約束、守ってくれて嬉しいです。」電話の向こうで彼女が微笑んだのがわかった。

俺はつっかえつっかえではあったが軽く雑談し、彼女の休みの日にデートの約束をした。
卒業生と在校生では少しだけ休みの長さが違ったからね。

俺の最寄駅から、映画館は電車に揺られて数駅。
田舎ではあったが、一応地方都市として最低限の盛り場はある。
駅前の噴水の前で彼女と映画の開始時間の少し前に待ち合わせた。
お昼ごはんを食べてから行けばちょうどいい時間だったと記憶している。

230:名も無き被検体774号+@\(^o^)/: 2016/08/13(土) 20:21:36.08ID:lDCz5bnX.net
今度はどんな女難が待ち受けているのやら……。
脱ぐパンツ無くなったんだけどこれ以上なにを脱げばいいんだ!?


240:1@\(^o^)/: 2016/08/14(日) 01:37:48.50ID:OPhejNIB.net
>>230
すまんスルーしてた。一旦着たまえ。毛糸のパンツでも夜は冷えるぞ。

233:名も無き被検体774号+@\(^o^)/: 2016/08/13(土) 21:27:56.60ID:G5aIQm0s.net
青春ですなぁ

237:1@\(^o^)/: 2016/08/14(日) 01:12:49.99ID:OPhejNIB.net
>>233
若いっていいよね。

236:名も無き被検体774号+@\(^o^)/: 2016/08/13(土) 23:58:18.20ID:PVFe7dJ1.net
おつカレー!
初デートわくわく♪

238:1@\(^o^)/: 2016/08/14(日) 01:19:20.11ID:OPhejNIB.net
今日は酔い過ぎていて、しかも明日親友と昼から競馬しながら
酒を飲む予定があるんだ。書き溜めた分は少しだけあるんだが
ちゃんとした時に読み返してから投下したいので
今日はこのまま失礼する。何人かでも読んでくれて、おっさん嬉しい☆

関係ないけど今日花火を見ていて、目の前の浴衣カップルが
打ちあがるたびにちゅっちゅしていたことに俺は激しく感動した。
ちゅうをするたびに浴衣女子がちょっとだけ跳ねるんだ。ちょんって。
もういちいちブレたりしないけど、なんかいいな、夏だなとおもった。
ちなみにおっさん目線で嫁がいたことは内緒な。

239:名も無き被検体774号+@\(^o^)/: 2016/08/14(日) 01:25:35.43ID:QWHZUo18.net
パンツ被った

240:1@\(^o^)/: 2016/08/14(日) 01:37:48.50ID:OPhejNIB.net
>>239
明日明後日には脱げる展開もあるだろうw

241:名も無き被検体774号+@\(^o^)/: 2016/08/14(日) 02:11:02.80ID:UZAX4Lmh.net
なんだかほろ苦く感じるな。
自分もあの時違う展開をしていれば違う人生もあったのかもしれないな。

同年代の1を応援する

246:1@\(^o^)/: 2016/08/14(日) 19:09:44.58ID:OPhejNIB.net
前の晩、俺はドキドキしてなかなか寝付けなかった。
好きとかじゃないんだ。俺は義務を果たすだけなんだ。一回だけのことだ。
そう自分に言い聞かせても、簡単には落ち着くことができなかった。
結局俺は夜明けごろにまどろんだだけでその日を迎えた。

翌朝。

大人たちにとってはたぶん平日だったと思う。
起きると、ありがたいことに家には誰もいなかった。

リビングのテーブルの上には一万円札が二枚。おかんのメモ付き。
ガラスの大きな灰皿で、飛ばないように押さえつけてあった。
当時の俺にとっては途方もない大金だ。
きっと俺が恥をかかないよう、気を使ってくれたんだろう。

メモには「余ったら返すように。がんばってね。おかんより」と一言。

きっとお姉ちゃん達からすべてを聞いているのだろう。
俺は気恥ずかしさも感じたが、素直に感謝することにした。

247:1@\(^o^)/: 2016/08/14(日) 19:10:47.23ID:OPhejNIB.net
落ち着かないまま、適当に朝飯と昼飯を兼ねたペヤングを二つ食べて
洗面所で顔を洗って生えてきたばかりのたいして濃くない産毛のようなひげも剃った。
歯磨きも、歯茎から血が出るくらい念入りにやった。

俺は玄関にある大きな姿見の前でこの間買ったばかりの服に着替えて
自分に隙がないかどうかじっくりとチェックした。姉の忠告通り、ブルージーンズは
下品にならないよう少しだけ落として腰のあたりで履いた。
ハンカチもティッシュも持った。ゴムは用意しなかった。
それでもまだ出発予定時間の1時間以上前だったと思う。

勢い余って手持無沙汰になってしまった俺は、とりあえず駅に向かった。
目的地について時計を確認したら、当たり前ではあったがまだかなり時間が余っていた。
駅前をふらふらして、当時最先端でデパートでしか売ってなかったハーゲンダッツを
ベンチで一人で食べて、待ち合わせ場所に戻った。それでもまだ30分近く前だった。

駅前の噴水脇に所在なさげに座っていると横から声がかかった。

「先輩?」彼女だ。まだちょっと時間には早い。俺は虚を突かれて、ビクっとした。

彼女は春らしい、水色のワンピースを着て、姉の予想どおり少しかかとのある靴を履き
うっすらとではあったものの化粧をして、耳には控えめで小さなイヤリングをしていた。
いつもと同じなのは、洋服と同じ色のカチューシャだけだった。お気に入りなんだろう。
一瞬うっとりとしてしまうほど、よく似合っていた。彼女の白くすらりとした足が、
とても眩しく俺の目には映った。制服とのギャップもあったと思う。

248:1@\(^o^)/: 2016/08/14(日) 19:12:43.02ID:OPhejNIB.net
「待たせちゃいました?ひょっとして。」彼女は小悪魔っぽく笑いかけそう聞いた。
「いっいや…ちょっと駅前に用があったから…」俺は彼女に初めての優しい嘘をついた。

間が持たない俺はとにかく映画館へ行こうと彼女と連れ立って歩き出した。
途中ではっと思い出し、姉に仕込まれた言葉をなんとか繰り出した。

「…そのワンピース、よく似合ってる。いつもとなんか雰囲気違うね。」
「そうですかー?嬉しいです。先輩も、かっこいいですよ。」彼女はくすくすと笑った。

しかし次の手は俺にはない。映画館までのほんの数分が永遠にも感じられた。

「つぎは『めぐり逢えたら』が始まるね。これでいい?」偶然を装って俺は聞いた。
「あ、これ気になってたんです。いいですね!」純粋に嬉しそうだ。

姉!魔物とか言って正直すまんかった!あと映画館の名前も知らないお姉さん!感謝!

チケットを買い、映画が始まるまでパンフレットやグッズを見ながら時間をつぶした。
アラジンだったか何だったか、彼女はディズニー映画のぬいぐるみに食いついていた。
見る予定の映画とは違ったが、随分欲しそうな顔をしていたので
せっかくだから記念に買ってあげる、と俺は言った。もちろん姉の入れ知恵だ。

249:1@\(^o^)/: 2016/08/14(日) 19:13:47.49ID:OPhejNIB.net
彼女は可愛いらしく、目を大きく見開いてまるで子供みたいに

「ほんとに?ほんとにいいんですか?ほんとに?」と何度も俺に聞いた。

そんなに大きくなく値段も安かったから俺は迷わずプレゼントした。
また彼女は何度も何度も繰り返し俺に呪文のようにつぶやいた。

「ありがとうございます。嬉しいです。大切にします。」

きゃっきゃっきゃ。そんな感じ。大人びて見えてもやはり年下なのだな。
美人で魅力的な女の子にこんなに喜んで貰えれば、男としても本望だ。

買ったばかりのぬいぐるみを袋ごと胸のところで抱きかかえ、ぴょんぴょんと跳ねる。
本当に嬉しそうにするものだから、俺までちょっといい気分になった。
映画が始まる前に俺は大きなポップコーンと飲み物を二つ、ついでに買った。

シアターデートにおいてのお約束の様なものだと俺は思う。
映画館で映画を見るときには、片手にポップコーンが無ければならない。
ちなみにこの習慣はいまでも変わらない。
バターもキャラメルも無い、シンプルな塩味。それがいいんだ。

「あ、あたしもお金出しますよ。」彼女はそういって財布を出したけど、
俺は受け取らなかった。年上だし、今日はその、一応デートだからと。
いつもいつもは無理だよ?と念を押すのは忘れなかったが。
まだバイトもしてないんだ。いつもじゃすぐに破産しちまう。

250:1@\(^o^)/: 2016/08/14(日) 19:15:32.77ID:OPhejNIB.net
この時点ですでに、一度きりのデートで終わらす気がなくなっていた。
それでも今日だけは精一杯背伸びをしたかった。
ファーストキスは目も当てられないような悲惨な目にあったんだ。
初デートくらい理想を求めたっていいじゃないか。俺は心の中で神様に言った。

たしか、「めぐり逢えたら」という映画だったと思う。
トム・ハンクスが出ていたことだけは記憶にある。
舞台は冬で、よくあるラブコメだった。
とにかく俺は緊張で映画を見る余裕もなかったよ。

ラストで、ヒロインが車から降りてニューヨークの街を走って行くシーンだけ
克明に覚えている。その時彼女に暗闇の中できゅっと手を握られたから。
俺はここまですべて後手に回っていた。スクリーンの光が彼女の感動の涙に反射して
きらりと輝いた。その横顔が、まるで聖母マリアのようで。純粋に美しいと俺は思った。

映画がエンドロールまで終わり、場内が明るくなっても彼女は泣いていた。
その手はまだ俺の掌に重なったままだった。やっぱり暖かくて、柔らかかった。
誰かが作った虚構の物語でここまで感動できるなんて、なんていい子だと俺は思った。

251:1@\(^o^)/: 2016/08/14(日) 19:16:17.46ID:OPhejNIB.net
そのまま、初めて俺は女の子と手をとりあいながら街を歩いた。
といってもジャズ喫茶までのほんの数分だったが。
恋人繋ぎじゃない、子供の様なつなぎ方。緊張で俺は掌に汗をかいていたのに、
彼女は嫌がることもなく何度かきゅっきゅと俺の存在を確認するように軽く力を入れた。
そのたびに俺は彼女の方を見た。それに合わせるように彼女も微笑みを返してくれた。

からんからーん。ジャズ喫茶のドアに設置されているカウベルが鳴る。
姉に報告されるのは恥ずかしいので、入る直前に俺は彼女の手を放した。
俺はアヤコがちょっとだけ、ぶすっとした顔になったのを見逃さなかった。
その顔はまずいよ君。可愛いすぎるよ。

「あの、イッチです。いつも姉がお世話になってます。」とりあえずのあいさつ。
「あぁ、聞いてるよ。いらっしゃいませ。」とマスター。

…顔が怖い。年のころは40代だろうか。スーパーマリオみたいな髭をたくわえている。
白いシャツに、蝶ネクタイ。その上から黒いエプロンをしている。
店内にはコーヒーのいい匂いがした。カウンターにはサイフォンと様々なカップが並び、
年代物の古い木製のスピーカーからは会話の邪魔にならない程度の音量で
サックスが主体のジャズが流れている。いいぞ、いい雰囲気だ。
どうやら他にほとんど客はいないようだった。

252:1@\(^o^)/: 2016/08/14(日) 19:18:56.30ID:OPhejNIB.net
「こちらへどうぞ。可愛い彼女つれちゃってまぁ。個室用意してるよ。」

どうやらこの一言で彼女の機嫌は一瞬にして治ったようだった。
さすがヒゲ。さすが大人だ。スーパマリオだけのことはある。
俺はころころと変わる彼女の表情が面白くてしょうがなかった。
この子と付き合ったら楽しいだろうな、と俺はぼんやり思った。

個室と言っても、木製のついたてで仕切られただけのスペースだったが、
人目を避けるには十分だ。革張りの重厚な一人掛けソファーとアンティークと思われる
濃い飴色のテーブル。脇には観葉植物が飾られている。

席に着くと彼女は内緒話をするように小さく言った。

「先輩、あたしこんなお店初めて。」と目を輝かせている。
「俺もだよ。ねえちゃんに教えてもらったんだ。」俺は正直に言った。
「そうなんですか?ちょっと緊張します」彼女はそう言ったが、

いつものように緊張感の無い顔をしているので俺はそれに突っ込み、
二人で声を出さずに笑いあった。こんななんでもない会話で十分楽しかった。