白髪の紳士「女の子にこんなことさせて申し訳ない」➡︎数ヶ月後、ホテルで偶然に紳士と再会した結果・・・

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272: ◆bN5NHW/.U6 2012/01/17(火) 01:04:29.45 ID:cP7+a87J0

人間は追い込まれると、目先のことに囚われて、動けなくなる。 

本当に本当に脆くて、それでいてタフな矛盾した生き物だ。 

もがき苦しんでいると、いつかは突破口が見えてくる。確実ではないし、長い道のりに絶望して、消耗しきってしまうこともあるかもしれない。 

なんなら報われないこともあるかもしれない。 

あの時は麻痺していたけれど、本当は羨んだかもしれない。 

わがままに振る舞ってみたかったかもしれない。 

でも、いいや。 
生きていて良かった。 
21年目で初めて心からそう思えた。

 

273: ◆bN5NHW/.U6 2012/01/17(火) 01:15:33.34 ID:cP7+a87J0

その後。 

私が大学2年生の年に、高校2年生だったA君は今、大学1年生だ。 

志望していた国立大医学部に現役で入れたのは奇跡だ、と喜んでいた。 

カナちゃんは第2志望の学校に行くこととなったけれど、A君の手をしっかりと繋いで幸せそうに笑っていた。 

かつての厚化粧は、随分見る影もなくなった。

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