空港のベンチでひたすら泣いたわwww
周りから見たら変人やったろうねww
絶対、また来る。
心の中で誓い、飛行機に乗った。
すげぇリア充じゃん!w
俺なんてOKされた次の日にフラレたからなw
>>63
お、ハンドボーラーですか?ww
ちなみに、一日彼女はここじゃないんだ。
あくまでさっきのは恋人ごっこだ。
九州に戻って
飛行機を降りてバスに乗り込む。電波が入ったので玲奈にメールした。
「帰ってきたぞーい!!ほんとに楽しかった!!また遊び行くぜい!!」
たしかこんな感じだったと思う。
「こちらこそ、ほんとに楽しかった!!ありがとう!!」
こんな感じの返信が来た。
玲奈はどうだったか分からないけど、東京に行く前とはメールをするにしても気持ちが違った。
恋人とメールしてる感じ。
「今日だけ恋人」なんて、少なくとも俺には割り切れなかった。
俺も男だから、初対面でもそういう空気になったらセクロスはしてたと思うけど、本気で好きにはならなかったと思う。
何年も電話やメールしてて、お互いの性格を分かってたから、惹かれたんだと思う。
でもね、ここからが本当の地獄でした。
電話はほとんど毎日してたよ。
以前と違うところは、俺が無理矢理時間を作ってたことだと思う。
東京に行く前は普通に残業してたし、1、仕事 2、玲奈 みたいな感じだった。
東京に行ってからはそれが逆転して残業をしないように、休憩を削って、早く出勤して仕事した。
少しでも玲奈と電話したくて、一日でもしない日があれば落ち込んだ。
前は玲奈から電話がよく来てたけど、俺からかけることの方が多くなってたと思う。
俺「ああ、東京行きたいわー」
玲奈「どんだけ楽しかったのww」
俺「いやもう、めっちゃ楽しかったよー。脱力感半端ないわww」
玲奈「ちゃんと仕事もしなきゃダメだよー」
俺「バカバカ、仕事のバンちゃんたぁ、俺のことよ」
玲奈「よく分かんないww」
俺「つっこめや!!ボケ殺しか!!ww」
玲奈「おう、これはすまんこってす」
俺「キャラ掴めてねーし、おもしろくねーし!!ww」
俺「え?何これ?今さら?もしかしてドS気分やってる?」
玲奈「足を舐めなさい」
俺「耳は舐めたけどね」
玲奈「ごめんなちゃいww」
俺「素直ですねwwちゃいって何やってww」
玲奈「Mはどう頑張ってもMなんですww」
俺「やばいねww認めるったい」
会話は相変わらず楽し過ぎて、辛かった。
話してるときは馬鹿みたいな話をしているのに、電話を切ったら辛くなる。
もうね、病気ですよ。
青春してるなーとか、そんなんじゃないんです。
だって、どう頑張ったって付き合えないんですよ。
東京に行こうかどうかは本気で迷ったし、現実的に色々考えた。
なけなしの貯金はたいて、車売れば東京に行けないことはないと思う。
でも、行ったところで?って感じなんです。
この不景気に仕事辞めて東京行って、フリーターでもする?
やっと仕事覚えてきて、楽しいと思い始めた仕事を辞める?
ていうかバイトでもすぐ決まるの?決まったところで、物価が高い東京で生きていける?
稼がなきゃ、貯えなんてすぐなくなる。
本気で好きならそんなこと考えずに行動すべきだって言われるかもしれない。
実際、俺もそう思った。
本気だからこそ、本気で現実を交えて考えた。
鬱とかにはならなかったけどさ、飯が喉を通らなくなった。
拒食症ってほどじゃないよ。食べたくなくなった。体壊さないように無理矢理食べた。
悲劇のヒロインを演じていただけだと言われても否定はできないです。
でも、そのときは本気で辛かった。
女々しいと言われても、実際そうでも、好きなものは好きでした。
玲奈の言葉にも、きっと偽りはなかったと思う。
とか、そんなことばっかり考えてね。
で、決めたの。もう一回東京に行こうってね。
思い立ったが吉日!!
すぐに会社に連休の申請を出して、航空機のチケットを取りました。
言い訳じゃないんだけど、東京に行かなきゃいけない理由がもう一つあった。
それで実際の行動に移せたわけなんだが。
普通に雑談して、タイミングを見計らって切り出した。
俺「あ、そういえば、再来月にまた東京に遊びに行くよ」
玲奈「え?ほんとに・・・?」
このとき、正直俺はびっくりした。
玲奈が全然嬉しそうじゃなかったからだ。
俺「え?ほんとやけど・・・」
玲奈「そっか・・・。えっと、何日に来るの?」
俺「5,6,7日に行くつもり。5日にそっちについて、7日に帰るよ」
俺「三連休が難しいなら二連休でよかよ?6,7日で取ってくれたら有難いかな」
玲奈「ありがとう。店長に言っとくね・・・」
俺「・・・何か元気なくない?どうかした?」
玲奈「ううん、なんでもないよ。」
俺「いや、何でもないことないやろ。テンション下がりすぎやし」
玲奈「ううん、ごめんね。気ぃ遣わせたね。ほんとに何でもないから」
俺「・・・」
玲奈「・・・。ごめんね?」
馬鹿な話をしよるときが楽しい。でも、流れ的に完全に俺が原因で元気なくなったやろ?言いにくいことでもいいけん、言って。お願い」
玲奈「・・・申し訳ないなと思って」
俺「はい?」
玲奈「・・・申し訳ないなと思って。この前遊びに来たときも色々お金出してもらったじゃん?
今回も・・・飛行機とか安くないでしょ?」
俺「なんそれ?」
玲奈「え?」
俺「いやもう、びっくりするくらいどうでもいいわ!!好きで払った金やん!!キャバクラと一緒たい。キャバクラとか、女の子と話すだけで金取られるとよ?子供じゃないっちゃけん、自分で稼いだ金を使いたいことに使いよるだけ。謝罪されることじゃない!!」
俺「誰がキャバクラのくだりはいらんやったや!!」
玲奈「え?」
俺「え?じゃねーし!!誰がキャバクラのくだりは例えが下手かったや!!」
玲奈「www意味分かんないしww」
俺「出ました。ボケ殺し。はい、すみませんでした~」
玲奈「いじけたww」
俺「いじけてねーし!!」
玲奈「ありがとう・・・」
俺「うっさい!!しんみりすんな!!ww」
玲奈「ごめんwwところで、キャバクラ行ってるの?」
俺「!?い、行ってねぇぇぇし・・・」
見てるよー
俺「行ってねぇぇぇし・・・」
玲奈「はいはい、分かったからww」
俺「ところで、俺そんなに色々奢ったっけ?」
玲奈「蒸し返すんだww奢ってくれたよ~色々」
俺「ああ、ラブホとか?」
玲奈「やめてww」
俺「おっぱい小さいよね、玲奈ちゃん」
玲奈「セクハラです!!この人私のおしり触りました!!」
俺「触ってねーし!!ていうか触れんし!!あ、触ったか、こないだ」
玲奈「しまった・・・墓穴を掘った・・・」
俺「え?ケツは掘ってねーよ?」
玲奈「最低ww」
俺「まだまだやな」
>>77
ありがとう。少し疲れてきた。
玲奈「ところで、キャバクラ行ってるの?」
俺「ごめんなちゃいww」
何はともあれ、東京行きが決定した。
玲奈「バンビ君はどこに泊まるの?」
俺「また玉木んちに泊まらせてもらおうかな~」
玲奈「玉木君、休み取れたの?」(玉木の話はしてたから一応知ってる)
俺「いや、まだ言ってないけど。最悪、ビジネスホテル泊まるよ。」
玲奈「もったいないよ。私の家来る?」
俺「え?マジ?大丈夫と?」
玲奈「大丈夫だよww実家じゃないしww」