俺はそれで少しびびっちゃったんだけど、
「そか、わかった俺たちだけで行くよ」
『俺たち』の中に俺も入ってんだろうなぁと思い、もう着いていくことにした
「なんかあっても、絶対自分たちでなんとかしようと思うなよ。後で誰か連れて来た方がマシだから、すぐにげてこい」Aが言った。
俺は完全にとどめを刺された。
また暫く歩いて、やっとこさ前までついた。
「うほー雰囲気あるなぁ!」
Bは楽しそうだが、俺はさっきAに言われたこともあって、かなりビビり始めていた。
「だれかいますかぁー?きたねぇとこですねー。うわぁボロボロ」
Cは楽しそうに病院に入っていく。
おれはタモリの怖い話を思い出してしまう。
「いたらどうすんだよ、やめとけ」
「録音してるわけじゃないんだから。大丈夫だろw」
一階には手術台?以外特にめぼしい物がなく、二階に上がることにした。
階段を上がって右手に廊下が伸び、その突き当たりで廊下が右に折れていた。
なんかわからんけど、そこがどうしようもなく怖くて気持ち悪かった。
Aの気持ちが分かった気がした。
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