男「…よし…」
男「余命…あとどれくらいだ?」
幼馴染「…2ヶ月…くらい…」
2ヶ月…短い…
でも受け入れよう…
男「決めた」
幼馴染「?」
男「残り2ヶ月…思い出作りに専念だ…受験勉強なんてしてられるか!!」
幼馴染「……」
幼馴染「ありがとう…」
それから、急いでクリスマスプレゼントを買いに行った。
二人で交換した。
大晦日には、面白い番組を二人で見て、
幼馴染が作ってくれた年越蕎麦は本当に美味しかった。
正月には、もちろん甘酒を飲みながら初詣。
俺は中吉、彼女も中吉。
こんなもんだろうと笑いあった。
痛み止めの量も増していった。
男「当たった…」
幼馴染「何が?」
男「年賀状のくじだよ…折りたたみ自転車!」
幼馴染「え!?嘘!!見せてぇっ!!」
絶対痛いだろう。
痛み止めも効きにくくなってきただろう。
それでも彼女は幸せそうだった。
折りたたみ自転車、間に合うといいんだけど。
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