なんか鼻っ柱を折られた気分だなぁ…
まぁこいつも女の子だ。
男には見られたくないものだってあるに違いないさ。
男「じゃ…用があったらいつでも呼んでくれな」
部屋に戻り…寝た。
隣からあわただしい音がしたが、呼ばれない以上しかたない。
明日から新学期だ。
朝
あいつはもう部屋にいなかった。
初日からお早い登校ですこと…。
学校
男友「おう!お前また同じクラスだな!」
男「お、そうなのか。よろしくな」
男友「はは、何を今更!」
無意識に幼馴染の名前を探した。
無い…無い…あった。
灯台下暗し、とはこのことか。同じクラスだ。
男友「まぁ…教室に行こうぜ」
男「そうだな」
多分今年も出席番号でいえば、1番後ろの席だろう
やはり席は1番後ろか。 あいつは1番前の隅だった。
男友「あの子…うちの学校にいたっけ?可愛い子はすぐチェックしてるんだが…」
お前のチェック精度は舐めたモンじゃないが、
「あの子」は転校生だ、無理もない。
女友「あの子多分転校生だよねー…。なんか怖いなぁ…雰囲気が」
聞いてたのか
男友「話しかけてこいよ!お前が友達第1号だ」
女友「えぇ~」
男友「帰りにタコ焼きおごってやるよ」
女友「イェッサー!」
小柄な女友が幼馴染の席に走っていく。
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