336:1 ◆DIBfeO2u.W0r :2013/11/07(木) 22:09:31.16ID:CovHYvj+0
俺「まじか~、せっかくケーキを買ってきたのに・・・。」
ヒデ「お~すまんな~。でも悪りぃから二人で食べとけよ~(ニヤニヤ)」
俺「え~~~仕方ないなぁ」
そう言って、俺はコンビニで買ってきたものを袋から出す。
お茶
追加のお酒
そして
2個入りショートケーキx2 計4個
りょう「ほら、持って帰ってこれでお祝いでもしたら~(笑)」
337:1 ◆DIBfeO2u.W0r :2013/11/07(木) 22:12:39.85ID:CovHYvj+0
ヒデ「!!!」
博美「ええ!?」
りょう「ん?わたし何か変なこといったぁ?(ニヤニヤ)」
博美ちゃん、酔ってるだけではないと思われる赤面。
この子、何でもストレートにいってくる割には、こういうところがあるようだ。
ヒデはと言うと、なんで知ってるの?
と言う表情。
俺「っていうか博美ちゃんはどこに帰るつもりだ?(ニヤニヤ)」
博美「えっ!?んと~…ヒデ君の部屋?」
といって、ヒデの顔を見た。
ヒデ「俺、りょうちゃんに話してたのか?」
俺「おう、今出てる間にな(笑)」
りょう「わたしも、俺君に話しちゃった。博美ゴメン!(笑)」
ヒデと博美ちゃんはなんだよ~と言う態度。
ヒデ「そう言うわけだ(笑)」
俺「どういうわけか知らんが(笑)」
りょう「おめでとう! 」
博美「ありがとー!」
338:1 ◆DIBfeO2u.W0r :2013/11/07(木) 22:17:17.77ID:CovHYvj+0
博美ちゃんとヒデは帰ることに。
玄関で、みんなで「じゃあね~」
のあと、俺はヒデを呼び止めた。
コンビニで買った物をこっそり渡した。
俺「ほら、いつもの」
俺はヒデに彼女ができたとき、いつもこれをプレゼントしてる。
ま、ゴムなんだけど。
ヒデ「はえーなwてかいらない!」
俺「え?なんでよ~?いつものだから気にするな」
ヒデ「っていうか、持ってる(笑)お前が使え(笑)」
俺「何で持ってんだ(笑)りょうと一緒にえらんだんだけどな。いいからもってけ!」
ヒデ「じゃあますますいらん!」
返された・・・。
これどうしよう・・・。
ごめんな、ここまでだ。
ちょっとゆっくり書き溜める時間が欲しいです・・・。
339:名も無き被検体774号+:2013/11/07(木) 22:38:09.33ID:9f+TE+vc0
>>338
素朴な疑問。いつもは受け取るのに
今回は何故要らなかったのだろう>ゴム
349:1 ◆DIBfeO2u.W0r :2013/11/08(金) 12:09:05.05ID:jNSbznBn0
こんにちは。
ゴムをもらってくれなかったのは何でか分からないんです。
持ってると言っていたけど、そんなに沢山あるのか?と思ってた。
あまり長持ちしないものだっけと、
消費期限しらべたくらい。意外と長く持つものだとこの時初めて知りましたよ。
続きは書きながら行きます。
355:名も無き被検体774号+:2013/11/08(金) 13:18:12.40ID:x9iyTZPoP
>>349
> ゴムをもらってくれなかったのは何でか分からないんです。
おまいらが使え、ってことじゃーないのきゃ?
357:1 ◆DIBfeO2u.W0r :2013/11/08(金) 21:18:50.56ID:sNetAhPU0
>>355
うーん、そういうわけでもないと思う。
350:1 ◆DIBfeO2u.W0r :2013/11/08(金) 12:20:03.88ID:jNSbznBn0
ヒデと博美ちゃんが帰ったあと、りょうと2人となると、なんか重たい空気で気まずい。
ケーキを食べようか提案したが、お腹いっぱいとの事で断られた。
俺は鍋の後片付けを始めた。
りょうはお風呂の準備。
片付け終わった俺は、りょうが風呂に入るので、余った酒を持って自分の部屋に戻る。
しばらくすると、りょうが「お風呂空いたよ~」と。
351:1 ◆DIBfeO2u.W0r :2013/11/08(金) 12:25:34.63ID:jNSbznBn0
風呂に入るために部屋からでる。
りょう「お酒もらっていい?」と聞いてくる。
俺「聞かなくていいから残ったの好きに飲んでいいって。」
りょうは酒を持って部屋に。
俺は風呂…といってもシャワー。
風呂から出ると、りょうは自分の部屋にいるようだ。
余った酒がある以外は、いつもの就寝前のやりとりと大して変わらなかった。
俺、なんか期待してたかな…
昼休み終わり!
354:名も無き被検体774号+:2013/11/08(金) 12:51:03.96ID:tRbyR7tP0
続き楽しみ
待ってるぞ!
358:1 ◆DIBfeO2u.W0r :2013/11/08(金) 21:41:55.17ID:sNetAhPU0
クリスマスの話、ちょっと引っ張りすぎたと反省しています。
この日は、りょうとの生活の中で1~2を争う思い出でしたので勘弁してください。
内容はこんな感じでしたが、思い出補正も入ってると思います。
359:1 ◆DIBfeO2u.W0r :2013/11/08(金) 21:51:15.15ID:sNetAhPU0
というわけで、クリスマスはこのまま寝て終わりました。
今日書き溜めた分を書いていきます。
クリスマス後、年末休暇までの間の過ごし方は、今までとなんら変わりなかった。
ちょっとだけ変わったと言えば、会話が減って、一緒にキッチンにいる時間が延びたこと。
居心地が良く感じた。俺だけって訳じゃないと思う。りょうもニコニコしてたから。
そして、お金の話はこの辺りからほとんどしなくなった。重要な事以外。
360:1 ◆DIBfeO2u.W0r :2013/11/08(金) 21:53:31.35ID:sNetAhPU0
年末年始はお互い帰省・・・
この前のボーナスでとっておいた、実家で使うだろうお金をりょうに渡した。
俺「これ、年末年始用に預かっていたお金ね」
りょう「ありがと!ん~がんばる^^;」
俺「え?」
りょう「えへへ~」
特に「無駄遣いするなよ」とか「パチンコ行くなよ」とは言ってない。
というのも、なんとなくりょうを信用し始めていたから。
りょうの「がんばる」も、それを感じ取っての返事だったのだろうと思う。
361:1 ◆DIBfeO2u.W0r :2013/11/08(金) 21:55:21.52ID:sNetAhPU0
俺の実家は北の方、りょうの実家は西の方。
方向は別々だが、ターミナルとなる駅までは一緒。
最寄り駅までは徒歩で。
りょうと電車に乗るのは初めて。
なんとなく旅行気分になった。
ターミナル駅までは1時間かからない。
短い時間がさらに短く感じた。
なんとなく手もつないでいた。
りょうはここから新幹線、俺は在来線の特急で帰る。
先にりょうの新幹線が出るので、一緒に新幹線ホームに上がり見送る。
362:1 ◆DIBfeO2u.W0r :2013/11/08(金) 21:56:23.40ID:sNetAhPU0
りょう「そういえば、この生活始めてから俺君いない日って初めてかも」
俺「ん~、うーん、そういえば無いかな??」
りょう「夫婦ってこんな感じなのかな?(笑)」
俺「いや、普通の夫婦より一緒にいると思うぞ、門限ないし(笑)」
りょう「そっか~。ねぇ?」
俺「ん?」
りょう「さみしい?(ニヤニヤ)」
俺「んー、さみし・・・い・・・かな?」
りょう「え~!!!はっきり言いなさいよ(笑)」
俺「まあ、さみしいかな(ニヤニヤ)」
りょう「まあって何だよっ!」
俺「まあ・・・気をつけてなっ!」
りょう「だから、まあって何だって!」
こんな感じの会話はあった。
正月中は毎日電話した。
りょうからかかってくる事、俺からかける事両方あった。
年越しは電話をしながら迎えた。
ちなみにりょうのいない生活・・・「まあさみしいかな」なんて言ったけど
かなり寂しかった。なんか本気に好きになってるなと思った。
363:1 ◆DIBfeO2u.W0r :2013/11/08(金) 21:57:23.60ID:sNetAhPU0
帰りはお互い別々に、の予定だったんだが・・・
帰りの日をあわせ、俺はターミナル駅でりょうを待った。
どうしても一緒に帰りたかった。
あ、でも勝手に待ってた訳じゃなくて、ちゃんとりょうには話してあるよ。
すれ違ったら意味が無いからねw
帰りのターミナル駅から自宅付近までの駅まではりょうと一緒に帰った。
りょうはいろんなお土産話をしてくれた。すごく楽しそうだったのが印象だ。
本当は帰省なんかせず、そのお金も借金返済にまわしたら?
と思ったときもあったんだが、こんなに楽しめたんだったらよかったと思う。
364:1 ◆DIBfeO2u.W0r :2013/11/08(金) 21:58:32.45ID:sNetAhPU0
部屋に戻ったあと、りょうは俺におみやげをくれた。
小さな・・・ドナルドダックのような・・・違うな・・・
あひるのようなキーホルダー。
俺「おおおお、なんかかわいいな!ありがとう」
りょう「なんか俺君、実はこういうの好きでしょ?」
俺「うんうん、早速家の鍵につけさせていただきます!」
んーと、PINGU大好きです。
多分安いものだろうけど、すごくうれしかった。
ちなみに俺からのおみやげは…
和紙で出来た名刺入れ。おっさんかよ・・・
そして、もう一つりょうから。
365:1 ◆DIBfeO2u.W0r :2013/11/08(金) 22:01:06.08ID:sNetAhPU0
りょう「あまった~!これ渡しとくねっ」
現金を渡してきた・・・。
俺「おおおお!?おおおお!?」
りょう「なになに!?」
俺「まさか・・・の展開」
りょう「えへへ!」
自慢げにしてきた。
俺「なんだか泣けてきた・・・ううっ、まさかお年玉渡さなかったとか?」
りょう「え~~~!!!何だよそれ」
信用はしてきていたものの、使い込んでないか心配はしてた。あまりの嬉しさにりょうに抱きつきそうになった。
もうりょうを信用してもいいかなと思ったんだ。
そして・・・
366:1 ◆DIBfeO2u.W0r :2013/11/08(金) 22:01:56.58ID:sNetAhPU0
俺「りょう、このお金自分で管理しな。元々これは俺が受け取れるお金じゃないと思う」
りょう「え?でも返済とかにまわさなくていいの?」
俺「うん、もう大丈夫だと思う」
クリスマス後の給料日での返済で、あと2ヶ月後には完済できそうな金額になっていた。
恐らく2月末の給料でおしまいだろう。
そうすると、今度はりょうのしなきゃいけないことは、この部屋を出て行く準備だ。
実家に帰るのか。それともこっちにまだ住むのか・・・。
どっちにしろ、今まで苦しい生活をしていたのに、いきなりお金が戻ると反動が大きいかもしれないと思った。それで少ないお金を管理するようにさせてみたんだ。
・・・俺、ずいぶん上から目線だったな・・・。
っていうわけで、今日はここまでっす。
いつもいつも小出しですいません。
368:名も無き被検体774号+:2013/11/08(金) 22:30:45.33ID:R2+LClfP0
>>366
よかったよぉぉおお…(´;ω;`)ブワッ!
376:1 ◆DIBfeO2u.W0r :2013/11/09(土) 12:09:38.88ID:8QLP+nPi0
りょうには何度かこの生活が終わったらどうするか聞いていた。
今の仕事が気に入ってるから、実家に帰ったり、遠くに引っ越すことは考えてないと言っていた。
もうすぐ返済が終わるとなると真剣に考えなければならない。
ま、実家に帰るならまだしも、そうでなければ部屋を借りる資金を貯めなければならない。
約束は1年だから、それまではこの部屋にいてもいいと思っている。
その間の生活費も負担してもいい。
377:1 ◆DIBfeO2u.W0r :2013/11/09(土) 12:23:19.95ID:8QLP+nPi0
さて、バレンタイン…
の前に一つ忘れてたことがあった。
りょうの車が車検の時期だった。
車は俺に任せて、と、休みに点検して、昔バイトしていたガソリンスタンドに向かった。
学生の時に働いていたのだが、ここに凄く仲良くしてもらった元整備士の先輩がいる。
車の事はすべてこの先輩に教わった。
俺「先輩、お久しぶりっす!」
りょう「はじめまして」
先輩「おー、久しぶりやな!なんだこの車(笑)」
りょうのライフはギャル車…
俺「あの、オイル交換と下回り点検してほしいんすけど…」
先輩「やだ、俺の暇な時間を取るな。自分でやれや。」
俺「えー!」
結局自分で点検した。
ま、先輩は結局見てくれたけど。
この後日、りょうと俺は平日に一日休みをとり、ユーザー車検をする。
あわわ、休憩が終わる…
378:名も無き被検体774号+:2013/11/09(土) 12:36:00.09ID:mv6Yi9Uq0
手取り20ありゃ150なんて1年ちょいで完済するだろ
382:1 ◆DIBfeO2u.W0r :2013/11/09(土) 19:46:47.65ID:yQ4SOID80
>>378
7ヶ月かな
380:名も無き被検体774号+:2013/11/09(土) 14:32:30.01ID:cpH5BuhDO
パンツ脱ぎっぱなしだよ
風邪ひいちゃうよ
383:1 ◆DIBfeO2u.W0r :2013/11/09(土) 19:48:58.83ID:yQ4SOID80
車検を通すのに陸運局に行く道中なんだが、俺、りょうの車苦手なんだ。
香水の臭いがすげぇ・・・。
りょうにその旨伝えたら、もちろん不機嫌になった。
俺は思いっきり酔った・・・。
そしてミスる。
俺「この信号を左曲がって・・・その先の左の建物・・・」
りょう「ねぇ、大丈夫??わたしまったく分からないよ??」
俺「うん、ちょっと外でりゃ大丈夫だと思う・・・。あぁ・・・」
りょう「ん!?どうしたの?」
俺「・・・まちがえた」
りょう「えええ!!!もぉぉぉ!!!」
俺「ごめん・・・。」
りょうがイライラ・・・。
軽自動車だったのに陸運局に来てしまったよ・・・。
隣だからよかったけど・・・。
俺「ごめんその垣根の向こうの建物の方だった・・・」
りょう「意外と頼りないね・・・」
俺「ごめんなさい・・・今日は反論できません・・・」
384:1 ◆DIBfeO2u.W0r :2013/11/09(土) 19:54:15.55ID:yQ4SOID80
外に出て、自販機で炭酸を買い一気飲みした。
俺は車酔いする事が少ないんだけど、酔った場合はこうやって直す。
書類関係は全部俺が回り、りょうにはその間検査ラインを見ていてもらった。
書類確認などなど終わり、りょうのところに戻った。
りょう「ねぇねぇ?これ俺君が自分でやるの?」
俺「そうだよ?」
りょう「私でもできる?やってみた~い!!!」
知らないおっちゃんA「お!姉ちゃん、簡単だからやってみろよ」
知らないおっちゃんB「兄ちゃん、やらせてみろよ~」
俺「えっ、じゃあすいませんがもしよろしければ、ライン通す工程見させてあげてもいいですか?」
知らないおっちゃんA「おうおう、そっちの通路でみてな」
りょう「わ!ありがとうございます!」
りょうの好奇心にはホントびっくりする。
そういえばこの生活を提案したときも「おもしろそ~!」だったな・・・。
385:1 ◆DIBfeO2u.W0r :2013/11/09(土) 19:55:28.10ID:yQ4SOID80
おっちゃんA&Bにラインの説明を受けるりょうは真剣な顔して聞いてる。
こういう所、真面目なんだよな~。
りょうのいいところだと思う。
まあ、用語に困ってましたけど。
「ハイビームって??遠目?なんですか~?」
ラインの横に通路があり、そこを歩きながら実際に説明を受ける。
おっちゃんA&Bの2台分の車を見れたので、ちょっと自信ついたみたい。
俺はその間に自販機で飲み物2本買い、おっちゃん達にお礼した。
おっちゃんに「にいちゃん、こんなところでデートしないでどっか行けよ!」
って言われてしまった。これ、デートなの????
386:1 ◆DIBfeO2u.W0r :2013/11/09(土) 20:03:56.09ID:yQ4SOID80
ラインの一番最後に車をつけ、灯火類のテストを受け、いよいよラインへ。
俺は通路側からアドバイス。
ペースはゆっくりながらも、順調にこなした。
最後の下回りの点検で、リフトに乗せられたまま車と一緒に持ち上げられると
やけにはしゃいでいた。
「高い~!すごーい!」
俺と検査員、やや苦笑い・・・