387:1 ◆DIBfeO2u.W0r :2013/11/09(土) 20:05:09.72ID:yQ4SOID80
帰りの車で、りょうが謝ってきた。
りょう「ごめんね。お金出してもらってるのに怒っちゃって・・・。」
俺「だからいつも言ってるけど気にしないでって。」
りょう「ホントいつもありがとう。でもおもしろかったぁ」
俺「なありょう、さっきのおっちゃん達に言われたんだけど・・・」
りょう「うん?」
俺「これってデートか?(笑)」
りょう「うーん、デートだと思ったらデートかなぁ(笑)俺君はどう思うの?」
俺「うーん、俺は・・・仕事かなぁ?でも、女の子連れてきたのは初めてだしなぁ。デートかなぁ?」
りょう「じゃあ初デートってことで!」
初デートは、軽協会でした・・・
じゃあ行ってきます!
388:!ninja:2013/11/09(土) 20:13:45.93ID:TPYUAW5I0
>>387
いてらー
433:名も無き被検体774号+:2013/11/10(日) 21:56:32.50ID:bmfBNtpy0
いちはよ
437:名も無き被検体774号+:2013/11/10(日) 22:50:33.40ID:lpNki0MR0
早く書いてっ
439:1 ◆DIBfeO2u.W0r :2013/11/10(日) 23:11:51.70ID:RAXaG7er0
んじゃ、少しだけ。
バレンタインデーに、りょうはチョコをくれた。
一緒にくれたものがある。
Gパン。
俺、中学生のころから脚の長さが変わってなくて、そのころのGパンまだはいてたんだ。
ぼろぼろだったけど、いい感じのダメージだった。
さすがに冬は寒かったから、あまりはいてなかったんだが。
「大事なGパンだろうけど、私のはこれから同じように長くはいてくれたらうれしい」
と言われて、すごく喜んだ。
ちなみにお金は、お正月に余ったあのお金をとっていたらしい。
本当はそのときに余ったお金全額を使うくらいのプレゼントを考えてたが、
そんなことをしたら俺が怒ると思って、すごく悩んだらしい。
440:1 ◆DIBfeO2u.W0r :2013/11/10(日) 23:44:04.22ID:RAXaG7er0
2月26日
りょうの給料日の翌日。俺達にとって特別な日になった。
この日の支払いでりょうの借り入れ額が0円となった。
毎回支払い後に振込みの控えをりょうに見せているんだが、
今回は金額が少ない。
俺「りょう、これ(振込み明細)。これで完全に払い終わったな」
りょう「ありがとう!本当にありがとう!」
俺「よかったな!ほんとよかった・・・」
りょうと俺は抱き合って喜んだ。
りょう「あとは俺君に返しておしまいだね」
俺「ん?何を?」
りょう「もしかして忘れてる?(笑)」
りょうが引越ししてきたときに立て替えた費用を返してもらうことになってた。
俺、すっかり忘れてた。
441:名も無き被検体774号+:2013/11/10(日) 23:48:31.34ID:tWevFW+g0
おおー完済!
442:1 ◆DIBfeO2u.W0r :2013/11/11(月) 00:03:37.68ID:RAXaG7er0
この日は俺もりょうも有給をとっていた。
支払金額が最後で少ないから(といっても、りょうの手取りの約半分)残った金額から、りょうがお礼にご飯を奢ると言っていた。
前々から行きたかったイタリアンのお店を予約してあって、夜に行くことになっていた。
あ、その前に昼間にあった出来事書かなきゃな…
続きは明日にします。
456:1 ◆DIBfeO2u.W0r :2013/11/11(月) 12:32:00.76ID:afDWc1Gb00
こんにちは!
休憩が遅くなった…
支払いが終わって、そのあと夕飯を奢ってもらうまでの間、部屋で2人で話をしていた。
ありがとう!→いやいやよく頑張った
のやりとりは何回したか分からない。
そして、
りょう「約束さ、もう意味なくなっちゃうね。」
俺「そうだな。これからは全く気にしなくていいよ。」
りょう「うーん、それなんだけど…」
俺「ん?」
りょう「まだしばらく俺君にお世話になりたい。せめて引っ越し出来るお金が貯まるまで。」
俺「まあ、それはそうだな。」
りょう「本当は一人でやってても、貯金できる自信がないの。俺君に協力して欲しいの。」
俺「俺に出来ることなら協力するよ。帰るところがないのは俺にも責任があると思うしね。」
で、新しい約束を決めることになった。
あわわ、休憩終わる…(泣)
478:1 ◆DIBfeO2u.W0r :2013/11/11(月) 21:46:30.54ID://t+i6kD0
以前に約束した事をもう一度話しながら、新しい約束をつくる。
りょう「わたし、これからは生活費もちゃんと出したい。」
俺「ありがとう。でも、りょうが引っ越した後、この部屋の家賃とか水道光熱費は俺一人で払っていくもんだから、この辺は俺だけで払っときたいから、食費2万ぐらいかな?」
りょう「えー!それじゃだめだよ!今までと変わらないよ。10万円渡す!」
俺「えええええ!そんなに要らないって。」
りょう「だって、わたしが住んでから俺君貯金とかできてないでしょ?余ったら俺君のでいいから」
俺「・・・りょうは俺の心配しないで、自分の心配しなさいよ・・・」
りょう「うぅ・・・でも2万じゃだめ!!!せめて7万!!」
なにがせめてなのかよく分からないまま押し切られて7万円毎月預かる事になった。
家賃、水道光熱費や雑費、食費の一部。
携帯は元々この生活が終わった後名義変更する予定だったが、
それよりはりょうが出て行くときに新規契約したほうが安いかもって事になって、
俺の名義のままで使うと言う事になった。この7万円の中から出すことにした。
479:1 ◆DIBfeO2u.W0r :2013/11/11(月) 21:47:55.95ID://t+i6kD0
りょう「給料の残ったお金も俺君に預けるから、貯金して欲しい。わたしもってると使っちゃいそう・・・」
俺「自分で管理しなさいよ・・・。そういうの人任せにするといかんって。一人暮らしになったら反動きちゃうよ?」
りょう「じゃあ、カードは自分で管理するけど・・・通帳は持ってて」
俺「それって俺管理って事にならない??」
りょう「んー、監視かな?(笑)ときどき記帳して、おかしいなと思ったら怒っていいから」
俺「んー、じゃあそれなら・・・」
と言うわけで、1日800円のおこずかい制はおしまい。
貯金する口座は、元々借金返済の引き落とし口座として使用していた物を使うことにした。
480:1 ◆DIBfeO2u.W0r :2013/11/11(月) 21:51:11.25ID://t+i6kD0
門限の話をした。
この門限は元々、仕事終わってからパチンコに行かないように、無駄にお金を使う時間を減らす為にかなり厳しく設定したつもり。
俺「門限って、もういらないよね?」
りょう「うーん、んー、いらないって言われたらいらないけど・・・」
俺「・・・けど?」
りょうがちょっと考え込んで、少し苛立った感じで話し始めた。
りょう「・・・・・・・・・・・俺君、わたしの気持ち分かってるよね?」
俺「・・・うん」
りょう「私、夕飯は俺君となるべく一緒に食べたい。同じ時間を過ごせてるのがうれしいの。だから門限がなくなっても早く帰ってくるよ?」
俺「うん。ありがとう。俺もそうしたい。」
りょう「うん。じゃあ門限はいらないけど、一緒にご飯食べるって事でいいよね?」
俺はここで決意した。
482:1 ◆DIBfeO2u.W0r :2013/11/11(月) 22:02:12.15ID://t+i6kD0
俺「りょう?」
りょう「ん?」
俺「クリスマスのことから、りょうをきちんと見るっていったの覚えてる?」
りょう「うん・・・。」
俺「それから2ヶ月ぐらいだけど、りょうの事、きちんと考えた。この2ヶ月、りょうには本当に感心した。」
りょう「感心?」
俺「うん。この生活、かなり苦しいはずなのに毎日毎日がんばってた。ご飯も毎日一緒に作って、普通の夫婦や同棲しているカップルでもやらないと思うんだ。」
りょう「ん~。」
俺「まあ、俺達は借金を返すって縛りがあったからそうなのかもしれないけど、それでもりょうはがんばってたし、弱音も吐いたことはあったけど、最後までやりとげたよ。」
りょう「うん・・・。」
俺「そんなりょうを見て、早くこの生活から抜け出させてあげたいって思った。ずっと俺といたら、ずっと苦しいままになるって。俺と一緒にいちゃ本当はダメなんだろうなって思った。」
りょうの目に涙が見えた。
俺「でもね」
486:1 ◆DIBfeO2u.W0r :2013/11/11(月) 22:11:39.93ID://t+i6kD0
俺「りょうと過ごしている時間が、俺にとってすごく居心地のいい時間だった。特にクリスマスのあと、りょうと一緒にテレビをみたりご飯食べてる時間、すごくいいなって感じてた。俺、すごく勝手な事を言ってるかな・・・」
りょうは首を横に振る。
俺「それにりょうの好奇心旺盛なところを何度も見て、りょうにはホント驚かされた。車検のこととか。生き生きしてみえるりょうに・・・うーんと」
りょうがこっちを見た。
俺「・・・俺、なにいってんだかな(笑)」
俺「だからこそ、りょうにはもう一度独り暮らしをして、さらにりょうの生き生きしてる、友達と楽しそうにしてる、そんなりょうを知りたいんだ」
りょう「そっか・・・・」
俺「りょうのこれから、この束縛のない生活を見てみたいのに・・・このタイミングでほんとうは駄目なのかもしれないとも思う。でも・・・」
俺「りょう・・・。俺、りょうのことが好きだ」
・・・
・・・
りょう「うぇぇ~ん!」
487:名も無き被検体774号+:2013/11/11(月) 22:14:05.86ID:a1TAfTwZ0
はよはよ
489:1 ◆DIBfeO2u.W0r :2013/11/11(月) 22:21:05.47ID://t+i6kD0
りょうに告白した。
思いを伝えた。
俺「これから何にも縛られず、ニコニコして暮らすりょうを見ていきたい。」
りょう「ありがとう!ありがとう!うわぁぁん!」
俺「こちらこそありがとうだよ。っていうか、いつもりょうから言わせてゴメンなっ」
りょう「ううん…真剣に見てくれてありがとう。わたし、俺君に嫌われたくなかった!俺君にずっと見ててもらいたい!大好きだもん!」
俺「ありがとう!俺も大好きだ」
りょう「俺君がわたしの独り暮らしを見たいと言うなら、わたし、これからもがんばる!だから独り暮らしになっても一緒にいてね!」
俺「もちろんだって!りょうは俺にとって大切な人だから」
俺文章力ないから、詳しく書けないな…
このあとどう落ち着いたのか分からない。また約束の話に戻ったんだが、経緯を全く覚えてない…
そしてご想像のとおり、約束から「性的行為禁止」の項目はなくなった・・・
503:名も無き被検体774号+:2013/11/12(火) 00:19:53.16ID:1JExWYsF0
エー話しやなー(/_;)
508:名も無き被検体774号+:2013/11/12(火) 05:39:20.74ID:H2HuZIdgi
ほっこりほっこり
515:1 ◆DIBfeO2u.W0r :2013/11/12(火) 12:12:33.81ID:XeCLqRZy0
こんにちはー。
色々話し合った結果。
最終的な約束は、
りょうの約束
毎月7万円を生活費にあて、それ以外は貯金と普段の小遣い。俺に変な使い方していないか監視してもらう。
8月末までに貯金し、9月には引っ越しを行えるように準備すること。
俺の約束
りょうから貰った7万円はなるべく節約。余れば返す。
2人の約束
喧嘩したら解決するまで話し合う事。
家族は呼ばない。友達はなるべく外で会うように。
前からの約束にもあったが家族は呼ばないってのは、この生活が説明できるか?理解してもらえるか?考えた結果だったのでそのまま残した。
普通、どちらの両親も理解出来ないだろうから。
517:1 ◆DIBfeO2u.W0r :2013/11/12(火) 12:25:01.60ID:XeCLqRZy0
このあと予約したイタリアンに行く。
初めてりょうに食事をおごって貰った。
ご飯のあと、りょうが物足りなさそうにしていた。
俺「りょう、どこか行きたい?」
りょう「うん、少しブラブラしたいけど、何もないからね…」
俺「んじゃほんの少しだけお勧めの所まで行ってみる?ここから30分ぐらいなんだけど」
そして車を山奥に走らせた。
そこには展望台があって、ちょっとした夜景と、星空かが見られる。
夜景は田舎だからそんなでもないが、星空はかなり綺麗なところ。周りに電気のつくような施設がないから。
りょうと車の外に出て星空を眺めた。
俺とりょうは冬のすんだ空気もあって、あまりの星空の綺麗さに感動していた。
527: 忍法帖【Lv=3,xxxP】(1+0:8) :2013/11/12(火) 19:39:44.56ID:XlR34t9qi
続きはよ!
531:1 ◆DIBfeO2u.W0r :2013/11/12(火) 19:58:14.18ID:Thh4rray0
っていうかまだ帰宅してない。
先に書いとくが、この夜景と星空を見たあと、帰って…
やることやりました。
ゴムはもちろんクリスマスにもらってくれなかったアレ。
これから帰宅します。
534:名も無き被検体774号+:2013/11/12(火) 20:08:56.60ID:XlR34t9qi
きたー!
めちゃ待ってた
543:1 ◆DIBfeO2u.W0r :2013/11/12(火) 22:26:58.25ID:Bia6dU9x0
じゃあ軽く。
帰宅後いつものように別々にお風呂に入った。
もちろん俺はシャワー。
俺が出ると、いつものようにりょうは部屋にいるものだと思った。
俺も寝るスタイルになって、自室に戻った。
そこには、俺のベッドで座っているりょうがいた。
りょう「一緒に寝たい・・・」
俺「うん」
シングルのベッドに2人はちょっと狭いが、寒いこの時期にはちょうどいいぐらい・・・
しばらくの時間抱き合って、キスをしていた・・・が
俺は理性が飛んでいく・・・
俺「りょう、してもいい?」
りょうは目を閉じたまま頷き・・
ってか、そんなに細かい描写覚えてないわwwww
みなさんどうなの?
俺、DT卒業の時以外は、そんなに内容おぼえてない
誰のどこが感じやすいとかぐらいしか覚えとらん。
544:名も無き被検体774号+:2013/11/12(火) 22:30:37.58ID:mpPvX/hT0
>>543
ワンナイト以外の女との初めては、なんとなく覚えてるよ
545:名も無き被検体774号+:2013/11/12(火) 22:30:58.01ID:Szk63EQF0
照れないではよw
550:1 ◆DIBfeO2u.W0r :2013/11/12(火) 23:00:11.80ID:Bia6dU9x0
皆さんありがとう。
>>544
それはすげーわ・・・・とおもったがなんとなくかw
>>544
照れがなければ、適当に描写したかもな。
547:名も無き被検体774号+:2013/11/12(火) 22:40:26.15ID:uE82oXVY0
大事な行為覚えていないで、なんで細かい会話内容が分かるんだよ
550:1 ◆DIBfeO2u.W0r :2013/11/12(火) 23:00:11.80ID:Bia6dU9x0
>>547
会話は、誰がこんな流れの話にしたってのは覚えてるから、それを会話形式に書いてみただけだ。
ま、大体内容は近くなってると思う。
565:1 ◆DIBfeO2u.W0r :2013/11/13(水) 10:28:05.57ID:5SPOoYBI0
おはようございます。
今日は休みなんで、午後から出かけますがそれまで一気に書き上げます。
とはいっても・・・もうあとそんなに書くことないんですけどね。
その後、順調にりょうは貯金を重ねた。
俺はりょうのお金の使い方に注意することもなく。
一度りょうには聞いた。りょうにどんな変化があったのか。
りょうは、本当にお金の大切さを身にしみて分かったと言っていた。
特に借りていたときは借り入れの金額限度いっぱいは自分のお金だと思っていたらしい。
返済額を自分の給料全部で払うことによって、借金の重さが分かったと言っていた。
566:1 ◆DIBfeO2u.W0r :2013/11/13(水) 10:36:29.55ID:5SPOoYBI0
そして、8月。
貯金も順調に貯まり、新居を借りられる金額を手にしたりょう。
実はこのころ、俺達2人には変化があった。
以前に書いていた人もいたが、以前の生活には明らかな上下関係があったのを
俺は今後は対等の立場にしたく、お互いに助け合って生活したかったのだが、
逆にりょうは以前の、色々抑えられていた生活から対等になりつつある中で、
俺がりょうに関心を持たなくなって来たと感じていたようだ。
分かりにくいな・・・
568:名も無き被検体774号+:2013/11/13(水) 10:46:53.29ID:82FISlrA0
今おいついたw
関心を持たなくなって来たと感じたのは、今まで管理してたから、それが彼女に取っては、
1が私を見ていてくれたと言う感じ?
570:1 ◆DIBfeO2u.W0r :2013/11/13(水) 10:55:29.13ID:5SPOoYBI0
>>568
そそ、そんな感じだとおもう。
569:1 ◆DIBfeO2u.W0r :2013/11/13(水) 10:49:31.00ID:5SPOoYBI0
俺は俺で、りょうとの関係を対等に対等に・・・と考えるにつれ、刺激が足りなくなっていた。
そして、りょうの引越し先が決まった8月末ごろ、俺にも転機がきた。
転勤の話がきた。
すごく大事なことなのに、りょうには話せなかった。
引越しが決まって、これから新生活がまた始まるりょうには話しづらかった。
話したのは引越しの1週間前だった。
携帯を新規で変え、新しい番号とメール(初めてのメールをした)を教えてもらったあとだった。
もちろん喧嘩になった・・・というか、俺が平謝りだったんだけど。
570:1 ◆DIBfeO2u.W0r :2013/11/13(水) 10:55:29.13ID:5SPOoYBI0
俺にとっては、転勤先が自分としては特に行くのに何も気にしない土地だった。
親父の実家のある土地。この時、祖母がなくなってから2年たったころで、誰も住んでいない家があったんだ。
どう相続したのか分からないけど、親父名義の家になっており、俺が住んでくれるとうれしいと言われていた。
遠距離で付き合っていくことも考えていたんだが、自分勝手な考えだった。
話した後から、りょうと俺の関係は一気冷めていった。
そして、りょうの引越しの日。