92 :名も無き被検体774号+ :2012/07/24(火) 10:27:32.93 ID:dXNG+K4x0
「とたんに私の能力は失われました。
その後で、私が逃した標的は、自殺しました
たぶん、私の代わりに、後任が現れたんでしょうね。
私はもう使えないって判断されたんでしょう」
標的が顔を上げて聞いてきます
「あなたが初めて殺したのって、二十代の女性でしょう?
茶髪でセミロング、背は高め、指が綺麗な女の人」
僕が黙っているのを、標的は肯定と受け取ったようでした
93 :名も無き被検体774号+ :2012/07/24(火) 10:43:22.27 ID:dXNG+K4x0
「あの人のこと、私、殺せなかったんですよ。
だって、あの人、笑っちゃいますよね、ああ見えて、
写真とお喋りするのが一番の娯楽なんですよ。
理由はわからないけど、そういうのって、
すごくげんなりさせられるじゃないですか」
「あの人を見逃してからしばらくして、
私は人の体をのっとる力を失いました。
更にしばらくして、今度は、体をのっとられたんです」
標的は僕を指差して言います、「あなたに」
97 :名も無き被検体774号+ :2012/07/24(火) 12:27:44.04 ID:3lKQNl8q0
小説苦手やけど読んでしまう
100 :名も無き被検体774号+ :2012/07/24(火) 13:34:01.76 ID:nqS2gb950
これひょっとしてすごくね
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