相手が30だってことも母が異星人に見えた理由だと思う。
並んで歩いても親子にしか見えないだろうと
兄弟で母を説得もしたし、父は一時の過ちなら許すから
と言ったのにそれにも脳味噌がお花畑になっていた母には届かなかった。
考え直せって訴えた父は最後の方には怒鳴ってた。
(27年この父の娘として生きて来たけど、父の怒鳴り声を聞いたのはあの時が最初で最後。)
で、母に呼び出されてやってきた不倫男が
上記の啖呵を切って母を連れて行った。
不倫男君、男らしいステキ!ってなったっぽい。
率直な私達の印象は敬語もまともに使えないチャラ男だったけど。
以後絶縁。
後日届いた記入済みの離婚届を父が提出した。
ここで見るような慰謝料とか、
財産分与とかそういった話はなかった。
母と不倫男が私達に語った
「これからの生活」とやらがあまりにもお花畑過ぎて
怒りが突き抜けて呆れに変わっていた。
その後没交渉。
それから母のことを吹っ切るまでそれなりに日数はかかったけど、
日常をコツコツ積み上げてきた。
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