翌日 放課後 A子の部屋
非リア「な、長野のペンションに泊まり込みのバイト?」
A子「そっ。7月21日~8月16日までの間でぇ、2週間働ける人を募集しますってぇ。」
非リア「な、何で長野?」
A子「昨日B子・C子が夏の短期バイトって言ってたじゃん? でもぉ、海の家とかプールの監視員ってぇ、目の前に海やプールがあんのに入れないじゃん? あたしぃ、それはちょっと嫌かなぁって思ったんだぁ。そんでぇ、ふと思い出したのぉ。子供の頃ぉ、毎年家族で行ってたペンションでねぇ。オーナーのブログ見たらぁ、バイト募集してたからぁ。」
非リア「そうなんだ。」
A子「6時半~19時半まででぇ、休憩2時間あるから実働9時間。時給850円。14日間勤務でぇ、100,710円。」
非リア「目標の半額かぁ。」
A子「二人足せば目標じゃん。」
非リア「それは・・・そうだけどぉ・・・」
A子「あたしがいてマジ正解じゃん。」
非リア「ほ、ホントに良いの? A子ちゃんの手元には1円も残らないかも知れn」
A子「しつこいぃ。怒るよぉ?」
非リア「あぅ・・・」タジ
A子「非リア君にどこまでも関わってやんだからぁ。引き下がると思うぅ?」
非リア「お・・・思いません・・・」
A子「ふふっ。ってかさぁ、実際そうした方が良いってぇ。受験勉強の時間削って働くんだからぁ、できるだけ短く済ませた方が良いじゃん。そもそもぉ、その為にコンビニやラーメン屋の短期探してたんだしぃ。願ったり叶ったりじゃん。」
非リア「・・・・・・ありがとう。正直、ホントに助かる。」
A子「・・・・・・ふふっ。なんかぁ、そう言ってもらえるとぉ・・・嬉しいよねぇ。」
非リア「ホントに、感謝してるよ。」
A子「あっ、でも待ってぇ。ホントに感謝してもらうのはぁ、無事にバイク修理できてからだよぉ。まだもう一個、難問が待ってんじゃん?」
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