非リア「うん・・・・・・両親との話し合い・・・だね。」
A子「これが一番手強いよぉ、多分。」
非リア「そうだね。」
A子「何か対策考えてるぅ?」
非リア「いや、こればかりは一切作戦無し。事情をありのまま話して、正面衝突しかないと思ってる。」
A子「だよねぇ。受験勉強放り出して2週間も家空けるんだしぃ、どう考えたって有力な言い訳なんてないよねぇ。」
非リア「うん。それに、遊びに行くワケじゃない。端から見ればフザけた理由かも知れないけど、僕は大真面目なんだ。だから、一切嘘はつかない。ありのまま、本心でぶつかるよ。」
A子「そうだねぇ。それしかないねぇ。」
夜 A子の自宅 リビング
A子「ねぇ、お父さん、お母さん。聞いて欲しい事があんだけどぉ・・・」
A子父「ん~?」
A子母「なに?」
A子「あのさぁ・・・」
同時刻 非リアの自宅 リビング
非リア父「お前、本気で言ってるのか?」
非リア母「何をバカな事を・・・」
非リア「バカでも何でも良い。僕は・・・今まで生きてきた中で、今が一番本気なんだ!!」
※以下、壮絶な親子喧嘩が繰り広げられるワケですが、上手く描ける自信がないので、勇者と魔王のイメージカットでお送りいたします。
魔王(双方の両親)「ふはははははは!!」
勇者(非リアとA子)「くっ! なんて手強いんだ!」
魔王「はぁ!!」
ボワアァァ
勇者「炎魔法(お説教)!? ならばこっちも!!」
ボワアァァ
魔王「ふん! 小賢しい!!」
ゴゴゴゴゴッ
勇者「くっ!! お、圧される(気迫負け)・・・」
ボワアァァ
勇者「ぎゃあぁぁぁぁぁぁ!!」
メラメラメラ
魔王「ふんっ。愚か者め。」
ドシャァッ
勇者「はぁ・・・はぁ・・・」プスプス
勇者(クソッ! 甘かった・・・炎魔法(お説教)に炎魔法(逆ギレ)で立ち向かっても意味がない・・・)
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