非リア「うん。ワイドショーでもそうじゃない? 例えば芸能人の夫婦が離婚したって報道で話題が持ちきりでもさ、その後に大きな事件や別のスクープが起きたら、すぐそっちをクローズアップするでしょ?」
DQN「確かに。」
非リア「ワイドショーの情報も、人から聞く噂も、結局は誰かと共有したいからみんな聞くんだよ。だったら、その内容は、より過激で盛り上がる物の方が良いって事。」
DQN「う~ん。言われてみりゃそうだな。」
非リア「だからってDQNがC君・D君の根も葉もない噂を流すのは・・・」
DQN「それは分かってんよ。そんな事すりゃあ、俺もアイツらの同類だ。」
非リア「うん、そうだね。」
DQN「何かないかぁ? 俺らの噂を吹っ飛ばして、尚且つアイツらをイテこます方法・・・」
非リア「難しいねぇ。」
DQN「はい、思い付いた!」
非リア「は、早っ!!」
DQN「イ~ッヒッヒッヒッヒッヒ! 思い付きましたよぉ。俺らの噂もアイツらも、木っ端にできる作戦を。」ニヤニヤ
非リア「ちょ、顔! 怖い怖い!」
DQN「やっぱな、非リア。目には目を、歯には歯を、ゲイ疑惑にはゲイ疑惑を、だぜ。」
非リア「はぁ・・・。」
DQN「けど、これは俺ら二人だけじゃ無理だ。協力者がいる。」
非リア「協力者?」
DQN「おうよ。」ニタァ
非リア(うわぁ。島田紳助より悪い顔になってるよぉ。)
放課後 空き教室
DQN「ってなワケで、俺達はアイツらをイテ込ます協力者を探してんだ。」
非リア「ま、待って。俺“達”じゃないよね? 僕は一言もイテ込ましたいなんて言ってないよね?」
DQN「どうよ? 協力してくんねぇか?」
ビッチA「別に良いけどぉ。」
ビッチB「やるぅ。」
ビッチC「あたしもあの二人キライだしぃ。ず~っと人の悪口言ってんだもぉん。」
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