C子「暗ぁい。全然弁当食ってないじゃん。どしたのぉ? 何かあったぁ?」
非リア「・・・ば、バイトの応募、全部落ちた。」
A子「あたしもぉ。コンビニ・ファミレス・カフェ、全部落ちてぇ、その後別のコンビニとミスドも応募したけど落ちたぁ。」
非リア「僕も最初の三ヶ所落ちた後、更に三ヶ所応募したけど、落ちた。」
B子「えっ? 何ぃ? 二人バイト探してんのぉ?」
C子「何で今頃ぉ?」
非リア「えっ・・・いや、その・・・」
A子「こないだ親にさぁ、『大学入ったら車の免許代、10万までは出してやるけど、残りの20万は自分でバイトして貯めなさい』とか言われたのぉ。あたしてっきりぃ、全額出してもらえると思ってたからマジ焦りでぇ、だったら今のうちから少し貯めといて、大学で楽しよっかなぁって。」
非リア「えっ?」チラッ
A子(テキトーに合わせて)ウィンク‐☆
B子「マジぃ? A子の親、厳しいねぇ。」
C子「えっ? そう? 10万出してくれるだけ優しくね? あたしのお姉ちゃん、免許代、パパに立て替えてもらってぇ、毎月2万ずつ返してってるよぉ。あたしもきっとそうなるしぃ。」
B子「そうなんだぁ。うわぁ、うちどうなるんだろぉ? ちょっと訊いてみよぉ。」
C子「非リア君はなんでバイト探してんのぉ?」
非リア「あっ、ぼ、僕も一緒。免許代、親が10万しか出してくれないって言うから。」
B子「・・・。」
C子「・・・。」
A子(ちょ、嘘ヘタすぎだってぇ!何で金額まで被せてくんのよぉ!)
B子「怪しくね?」
C子「だね。」
非リア「えっ? えっ?」
A子(も~! あんまりDQNの家の事情を言い広めるのは良くないって、非リア君が言うから誤魔化したのにぃ!)
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