632: efficus ◆3dGTQi3jXk 2007/06/22(金) 00:11:11.82 ID:VuOrYTvB0
ゴシゴシとデッキブラシで
床を擦り、水で流した所で
チャイムが鳴った。5,6時間目が始まるので教室へ行かなければならない。「花子さん、いろいろとありがとう」今日は、素直にそういった。「別にお前の為じゃないさ」
床を擦り、水で流した所で
チャイムが鳴った。5,6時間目が始まるので教室へ行かなければならない。「花子さん、いろいろとありがとう」今日は、素直にそういった。「別にお前の為じゃないさ」
と、照れくさそうに言う花子さん。
「小学生に世話になるとは思わなかったけど
本当に感謝してる。」
「死んで来い。」
冷たく言い放たれてしまった。
最後かもしれないジョークなのに、結構傷ついた。
僕が扉を開け、出て行こうとすると
おい!。と花子さんに呼び止められた。
「それじゃあな」
と、手を振っていた。
何のことかよくわからず、とっさに僕も手を振った。
じゃあ、と短く言い残して。
僕はトイレを後にした。
続きは次のページからご覧ください!!