美しすぎる学校の先生が不登校になってしまったので家にお見舞いに行った結果・・・

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53: 名も無き被検体774号+ 2014/03/12(水) 08:41:18.07 ID:zSMs1Lti0
 コートとスカートの裾を丁寧に絞り、コンビニのビニール袋を尻に敷いて、先生はハンドルを握った。
ヒーターの温度を目いっぱいあげていたので、車内は嘘みたいに息苦しくて、それが心地よかった。しばらく僕は眠気に抗っていたのだが、健闘むなしく、すぐにうとうとし始めた。途中でちらりと盗み見た先生の横顔がどんなだったか、もう覚えていない。夢見心地のなかで耳朶の奥に響いた、その一際明るい曲によって、僕はようやくそのバンドの名前を思い出した。

the pillows
そのとき流れていた曲は、No Surrender

ユウキが好きだと言っていた曲だった。

免許があったらなあ、と思う。
もし免許があったら、なんでもないふうな顔をして「運転代わりますよ」くらいのことは言えたのに。
そしてそのまま、なんでもないふうな顔をして、どんどん西に向かって走るんだ。

海はずっと、僕らの右手側に見えていた。

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