美しすぎる学校の先生が不登校になってしまったので家にお見舞いに行った結果・・・

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25: 名も無き被検体774号+ 2014/03/12(水) 07:34:07.99 ID:zSMs1Lti0
 「馬鹿なことを」と思うかもしれないけれど、『教員採用試験ってのは容姿端麗だと合格しにくいんじゃないか』と考えていた時期があった。
だって、なにをするにしてもいちいち生徒を魅了してしまうような教員は、絶対にその職業に向いていないだろう。そういう点で、本当にこの人は、教師失格だ。「痛かったら言ってくださいね」言葉を発さずに神妙な顔でこくこくと頷く。抱きしめたくなるくらいかわいい。

差し出された右手人差し指に、絆創膏のガーゼ面を当てる。
染み出た血液が表面に細い線を浮かび上がらせた。

スーパーで買ってきた羊羹を切っている最中に指を切ったのだ。
この家の救急箱はたまたま絆創膏を切らしていて、先生は大層慌てた。
僕の鞄の中にはカットバンが二枚ほど入っていて、そのうちの一枚を先生に渡したのだが……
彼女は料理ができる人間とは思えない不器用さでもって、一枚目を無駄にしてしまった。いわく「自分の手にこれ貼るの、難しいよね」
照れ笑いとはにかみが混じり合ったその表情は一二もなく魅力的だったが、残り一枚の絆創膏を無駄にするわけにはいかず、彼女の指にそれを巻き付ける役目を買ってでたわけだ。

「できましたよ」

「ありがとう」

肌色のテープが巻かれた自分の指を見つめながら、彼女は礼を言う。
彼女の手は、絆創膏の色よりも白い。

「上手だね」

「普通ですよ。羊羹、僕が切りましょうか?」

「ううん。大丈夫。ごめんね、心配させて」

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