クレヨンしんちゃんの20年後の物語に感動の涙。。。。

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「――それにしても、このようなところでしん様……失礼、しんのすけさんと再会するとは、夢にも思いませんでした」

「オラもだよ。まさか、この工場の元請けがあいちゃんの会社だったなんて……しかも、あいちゃんが視察に来るとは思いもしなかったよ。世間って狭いね」

「そうですわね。……でも、だからこそ人生とは楽しいのかもしれません」

あいちゃんとオラは、感慨深く話していた。

 

「……でも、あいちゃんは変わらないね。とても凛々しくて、カッコいいよ」

「そんな、しんのすけさん……それを言うなら、しんのすけさんもですよ」

「オラは……そんなことないよ。だって、昔みたいにバカやってるわけじゃないしね。ガッカリしたでしょ?」

「いいえ!そんなことありません!」

あいちゃんは、語尾を強くしてオラの方に体を向けた。

 

「確かに、今のしんのすけさんは変わられました。でも、それはいいことなんです。
人は、時間の流れと共に、年齢を重ね、体を変化させていきます。
――ですが、心は違います。
心だけは、成長するか否かは、その人自身にかかってます。若くして立派な心を持つ者もいれば、歳だけを重ねて、いつまでも心を成長させない者もいます。

……しんのすけさんは、きっと前者です。しんのすけさんは、歳相応に心も成長しているんです。
そんなしんのすけさんは、素敵だと思います……」

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