192:1:2012/02/15(水) 19:45:21.95 ID:xLHFBzFB0
本社~重役室~
イケメン「これが死神博士専務のして会社への造反行為の証拠です」
ゾル副社長「ふ、君をスパイとして死神博士の派閥に入れておいて正解だったよ」
イケメン「これで死神博士派閥は終わりです。次期首領はゾル副社長でしょう」
ゾル「ふははは! ん? そういえば、君が蹴落としたといっていたニートは、死神派に加えたかったのだろう?
彼は私の誘いにのって、うちの派閥に加わったが、それはいいのかね?」
イケメン「彼には、死神派入りを進めたのですが…おそらく私への対抗心が原因でしょう。しかし、彼はたかが課長。たとえ勝者の派閥についたとしても
私ほどの功はないでしょう。あとは私の下で彼を飼い殺せばすむことです」
ゾル「くくくっ…! 君もなかなかの悪人だね」
イケメン「光栄です」
194:1:2012/02/15(水) 19:49:12.56 ID:xLHFBzFB0
後日
イケメン「ん? 社内が騒がしいな? どうしたんだ?」
一般職「あ! イケメンさん! 大変ですよ。重役の造反行為が証拠つきで告発されたんです!」
イケメン「なんだって!?(くく…はーはっは!!) それで、死神博士はどんな行為を?」
一般職「死神博士は社に伏せて、私用の改造人間を製造していました。これを告発したのはゾル副社長です!」
イケメン「なんてことを(フハハ」
一般職「しかし、そのゾル副社長も社の情報をミュージアムに流して賄賂を得ていたとの告発を、匿名でされています!」
イケメン「な、なんだと!?」
一般職「うちの二大派閥のトップが… どうなんてしまうんでしょう…。うちの会社…」
195:1:2012/02/15(水) 19:50:54.55 ID:xLHFBzFB0
同時刻。首領室
首領「ふぉっ、ふぉっ…。あの二人が失脚か。君とイケメンの告発のおかげだよ」
ニート「いえ。他人を蹴落とすのは悪として当然のことですから」
そう、ニートもまた、スパイとしてゾル派閥に入り、その内部情報を、首領に直接告発。
社則にのっとり、ゾルと死神博士は降格処分となった。
つまり、ニートはイケメンの策略を読み、その先を行っていたのだ。派閥に入らなくては情報が入らない。
しかし、片方の派閥だけ失脚させては意味がない。勝者派閥が会社を牛耳ってしまうからだ。
同時につぶす、そのためには二人のスパイと告発者が必要だったのだ。
首領「これで二大の派閥に加わったものはおしまいだ。空いたポストに入るのは…わかるね?」
ニート「ありがたき幸せ! イィーッ!!」
その日の夜~本社男子トイレ~
197:1:2012/02/15(水) 19:51:42.56 ID:xLHFBzFB0
その日の夜~本社男子トイレ~
イケメン「お前の、さしがねか…?」
ニート「うん?」
イケメン「俺がお前を犠牲にして出世しようとしたことへの、仕返しか!?」
ニ「? なんのこと?」
イケメン「とぼけるな。派閥の…そして庶務課時代に突入作戦を企画したことへの…」
ニ「! おい、今なんていった?」
イケ「だから、派閥が…」
ニート「そこじゃねぇよ…。お前が1号への突入作戦を強行したのか…?」
イケ「そんなことは今どうでもいい!」
ニート「……(中年さんは、こんなヤツのために…
198:名も無き被検体774号+:2012/02/15(水) 19:56:49.81 ID:Xc1lO9yN0
今倒されてるのは
1号、V3、密林、ブラでおk?
200:1:2012/02/15(水) 19:59:21.86 ID:xLHFBzFB0
>>198
1号は中年さんを殺したあと、負傷して撤退しただけ。
V3、ブラック、密林あと、ライダーマンはイケメンチームが倒してるよ
わかりにくくてすまぬ
199:1:2012/02/15(水) 19:58:02.30 ID:xLHFBzFB0
ニ「………そう、思うか。わかった。話してやるよ。派閥を一掃した理由は二つあるよ」
イケメン「なんだってんだ!?」
ニート「…だめだ。我慢できねぇ。社内の人には悪意を向けないようにしてたけど、だめだ。本気だすぜ…?
204:1:2012/02/15(水) 20:03:35.73 ID:xLHFBzFB0
あれ? とりついてないかな?
続き
イケメン「悪意の…本気、はっ、何を」
ニート「黙れ。お前ら上の派閥をつぶした理由は二つだ。
いいか? 一つ目は、単に俺の夢のためだ。俺はショッカーの頂点にたつ。そして世界を手にする。上にいるヤツは邪魔だ。
お前も含めてな」
イケメン「なにっ!?(こいつ…なんて目つきと口調だ…! 今まで、仮面をかぶってやがったのか…?)」
ニート「なに驚いてんだお前。ああそうか。俺のこっちの顔を見せたことはなかったな。お前には。
そしてもう一つ。これが一番でかい。それはな」
イケメン「…」
ニート「イケメンがイケメンだからだよ。爆発しろよ。リア充野郎」
イケメン「きさまっ! 一般職の分際で!(ブンッ!!」
ニート「(パシッ!!)おいおい。本社で内勤ばかりやってたエリート君が、庶務課(戦闘員)あがりで改造人間の俺に勝てると思うのかよ?」
イケメン「離せ! 離せ!」
ニート「俺は成長したんだよ。ここ(ショッカー)で。ある一部分だけな。
たしかに、お前のほうが俺より、顔がいい、学歴も高い、背も高い、金も持ってる。一般社会では女にもモテるし、人望もあるだろう。
だがな…。俺のほうが、卑怯で性格が悪い。そしてここでは、それが全てだ」
イケメン「ふざけるなっ!」
ニート「じゃあ、俺は行くぜ。これでもお前のことは評価してる。お前もそれなりに悪いやつだからな。
部下になら、してやるぜ」
イケメン「くっ」
ニート「今度俺と仲間にコナかけてみろ?
お前…潰すぞ」
立ち去るニート
205:1:2012/02/15(水) 20:04:23.04 ID:xLHFBzFB0
イケメンは、突如向けられた醜悪にして苛烈な悪意に腰が抜け、
その場を動くことができなかった。
207:1:2012/02/15(水) 20:06:32.96 ID:xLHFBzFB0
後日~特務部~
首領「ニートには、風都支店、支店長勤務を命じる!! 」
ニート「支店に異動…ですか?」
首領「サラリーマンに支店異動はつきものじゃよ。特に出世街道を行くものにはのぉ
。戻るころには、最高のポストを用意しておる
206:こてはん ◆f22yiRPPHId0 :2012/02/15(水) 20:05:30.53 ID:1RL4f6Pz0
1は酉とコテハンを間違えてる可能性
2828して見守ってたのは内緒☆
こてはん#テクマクマヤコン
を名前欄に入れると上のようになる
#は半角、テクマクマヤコンは1のナイショの言葉をどうぞ
208:1 ◆K1Or/xghAM :2012/02/15(水) 20:08:13.61 ID:xLHFBzFB0
>>206
これでいいのだろか。SSとか書いたことないねん。教えてくれてさんくす。
数分後~特務部~
ニート「俺がここまでこれたのは、みんなのおかげだよ」
新人「いぇーっ!!」
スイーツ「仕事が出来る女☆」
懐「あんたの道はまだこれからですよ。ボス」
美少女「コンペにも勝ったし…。わたしのほうこそ、ありがとう…!」
ニート「ありがとう。じゃあ今後の話だ。風都支店には俺と新人がいこうと思う。あとは庶務課から人を送ってもらう」
懐「新人だけ? そりゃあ、勿論、説明はあるんでしょうね?」
ニート「ああ、懐刀にはキングストーンを預けたい、首領とゴルゴムのダラム社長の許可は取ってある」
懐「なんですって?」
ニート「美少女のほうでキングストーンを懐刀が使えるように改造してもらっている。ブラックほどの出力は無理でも戦闘は可能なはずだ」
懐「…それで、俺はなにを?」
※キングストーン
元々はゴルゴムのだったけど、仮面ライダーブラックが奪ったもの、光太郎をブラックに変身させる。
209:1 ◆K1Or/xghAM:2012/02/15(水) 20:10:00.88 ID:xLHFBzFB0
ニート「懐刀はこのままだ。ただし部長に命じたい。悪いけど管理職試験を受けてくれ。科学顧問の美少女と協力して業務にあたってほしい」
美少女「う、うん。でも私たちの業務って…」
ニート「まずはグロンギと接触」
美少女「!」
※グロンギ
仮面ライダークウガ(オダギリジョー演)の敵種族
超古代の戦闘民族で怪人に変身できる。
趣味は人殺し
ニート「懐刀、お前にはゲゲルの勝者になることを命じる」
ゲゲル
※
グロンギの人たちのやってるゲーム。一定時間の特定条件下で何人の人を倒せるかっていうゲーム
勝つとグロンギ内でのポジションがあがる。
最終的にはグロンギで一番成績がよかったヤツがグロンギのトップになるシステム。
懐刀「…なるほど」
ニート「つまり、グロンギをショッカーの支配下に置くという計画だ。お前にしか頼めない。わかるな?
懐刀にはもう、やってくれるか? って聞かないよ。任せたぞ」
懐「やっとわかってもらえましたか…承知!」
美少女(この二人には、わたしの入っていけない絆があるみたい。ちょっぴり、悔しいな…)
210:1 ◆K1Or/xghAM :2012/02/15(水) 20:11:07.43 ID:xLHFBzFB0
そういえば
※
↑によるライダー用語説明いる?
一応書いてみたんだけど、いらないならいってください。
ニート「そして、スイーツ。君にはスマートブレインに行ってもらう。産業スパイとしてね。
大丈夫。君の経歴はこちらで偽造する。片っ端からたらしこんで、技術を全部美少女に送ってくれ」
スイーツ「スマートブレイン?(キャッ、イケメンエリートの宝庫! 未来のだんな様をゲットできるかも☆
だけど、ニートさんも捨てがたいし…ドキドキ)
211:名も無き被検体774号+:2012/02/15(水) 20:13:24.37 ID:dcspAkS/0
個人的にはあると助かる
213:1 ◆K1Or/xghAM :2012/02/15(水) 20:16:46.12 ID:xLHFBzFB0
>>211
おk。じゃあ続ける。
後日
風都支店
ニート「本日付で、風都支店、支店長になります。ニートです。
こちらの支店はミュージアムという競合他社、
仮面ライダーWという妨害によってウチのシェア
が苦戦していると聞きます。大変厳しい状況ではありますが、みんなで協力してがんばりましょう。
悪行成績の目標値は前年比120%以上です」
一同「イーッ!」
拍手
数分後~デスク~
ニート「さーて、とりあえず、やることは、わかってる?」
新人「もちろんっすよ! あれっすよね? まずはミュージアムがばら撒いてるメモリの回収っすよね?」
※ミュージアム
仮面ライダーWの敵組織
風都で暗躍してて、金持ちのおっさんがトップ
人類の進化を目的としてメモリをばら撒いて一般人を怪人(ドーパント)に変えたりしてる。
※メモリ
みためPCのフラシュメモリみたいな感じ
人間が体に突き刺すとメモリの種類に応じた怪人態(ドーパント)に変身できる。
ニート「お? てっきり仮面ライダーWを倒すっていうかと思ったのに。そう、正解だよ新人。成長したね」
新人「でっしょー? 懐さんとかスイーツさんとかの指示もあるし、俺、先輩の狙いがわかってきましたよ♪」
ニート「さすが。つか、Wは正体がわからないしな、メモリをこっちが回収しつづければそのうち遭遇するだろ」
新人「でもいいんすか? メモリを集めるなんて、ミュージアムの連中からしたらいい気分しないんじゃ?」
ニート「関係ないさ。どうせあそこも将来的にはショッカーに取り込む」
新人(この人は…いずれ本当に世界を変えるかもしれないな…ははっこれじゃ懐さんみたいだ。承知! なんてね)
215:1 ◆K1Or/xghAM :2012/02/15(水) 20:18:10.26 ID:xLHFBzFB0
後日~風都内、路上~
怪人(ドーパント)「グオオオオッ!!」
ニート「いっちょあがり」
新人「メモリゲット~♪」
戦闘員「イィーッ!!」
ニート「所詮、風都の怪人は一般人でしかも個人だ。俺たちショッカーが怪人も含めて袋叩きにすりゃ余裕だな」
新人「ですね~。さて、今日は打ち上げ、どうしましょ? 俺最近いいワインバー発見したんですよ。
クイーン&エリザベスって二人組がよくいるんですよね。AKBの人に似てるんっすよま~可愛いったら!」
ニート「それ知ってるな。たしか未成年じゃないのか? ま、いいや、じゃあそこで。もちろん庶務課の皆さんも一緒に」
戦闘員「イ? イーッ!!(ブワッ」
ニート「そういえばお前、仕事の飲み会には行かないっていってなかったっけ?」
新人「昔の話昔の話! ささ」
そのとき、二人の男がショッカー一同の前に姿を表した。
続きは次のページから!!