172:1:2012/02/15(水) 18:53:43.07 ID:xLHFBzFB0
会議室~Aチーム~
ニート「さて、全体概要はこんな感じだけど、意見はある?」
懐「そうですね。やはりまずは調査でしょう」
ニート「だよな。政治家のスケジュールや邸内のセキュリティ、張り付いてるライダーを確認しないことにはな」
新人「あ、じゃあ俺、セキュリティとスケジュール調べましょーか? どうせ秘書が管理してんでしょうから、ハッキングで一発っす」
ニート「流石だ。任せたぞ。スイーツは周辺の調査をしてくれ、おそらく俺たちが政治家を襲撃するのはライダー側にも漏れてる」
スイーツ「えぇ~☆そうなんですか??(不思議!)
ニート「わかりやすくていい。おそらく、そこそこのスペックのライダーが警戒してるはずだ。頼む」
スイーツ「は~い♪」
美少女(すごい…ニートくんのチーム…! 今までどれだけの悪事を重ねてきたの…!)
173:1:2012/02/15(水) 19:06:31.46 ID:xLHFBzFB0
懐刀「よければ、俺が変身前を襲いましょうか?」
ニート「いや、強いライダーは生身でも高スペックの可能性がある。危険だ。それより懐にはやってもらいたいことがある」
懐「なんなりと」
ニート「俺と戦ってくれ。出来れば毎日。俺がズタボロになるまで」
美少女「!? なにいってるのニートくん!?」
ニート「いいんだ。怪人としての力を引き出すのは実戦が一番…だろ? 俺はまだパールシルエットの第一段階すら使いこなせない。攻め込むまでにはなんとかしないと」
美少女「でもでも! そんなの危険すぎます!」
懐刀「美少女さん…。ボスを信じてください」
美少女「懐刀さん…」
懐「あんたの…惚れた男を…(小声)」
美「ふぇぇっ!?//」
ニート「どしたー?」
懐「いえなにも。俺は手加減しませんよ。ボス」
ニート「お前の強さは俺が一番知っている。本気でやらないと怒るぞ」
174:1:2012/02/15(水) 19:09:31.47 ID:xLHFBzFB0
俺しかいない予感!
でもどんどん投下したほうがいいのだろうか…
175:名も無き被検体774号+:2012/02/15(水) 19:10:47.10 ID:dcspAkS/0
どんどんやっちゃってくれ
177:1:2012/02/15(水) 19:11:51.23 ID:xLHFBzFB0
>>175
さんくす
ニート「ああ、そうそう。これはいっとかないと。張り切ってもらうのはありがたいけど、
残業はあんまりしないでね。労組がうるさいし、それにみんなが無理して体こわしたら
もともこもない。業務が途中でもほっぽりだして帰っていいから」
新人「マジっすか? ヒャッホーゥ!!」
スイーツ「英会話とヨガに通えちゃう☆」
176:名も無き被検体774号+:2012/02/15(水) 19:11:31.22 ID:eCtmS+g3i
読んでるよ~
179:1:2012/02/15(水) 19:12:51.73 ID:xLHFBzFB0
>>176
ありがとう
後日~夜、オフィス~
一人残るニート
ニート(カタカタ…カタカタ…、あとは、この報告書仕上げたら帰るか…。今日も9時過ぎちゃったなぁ)
コトッ 不意にニートのデスクに置かれるコーヒー
ニート「?あれ 美少女。どうしたの?」
美少女「ニートくん。まだ仕事ですか? さっき退社してませんでしたっけ?」
ニート「俺が残ってると、みんな帰りづらいでしょ」
美少女「もー、自分だけ無理しちゃって」
ニート「まぁ、俺管理職だし、残業手当とかタイムカードとかないしね。だいじょうぶ」
美少女「そういうことじゃなくって…(無理しないで、頼ってほしいんだけどな…)あ、コーヒー飲んでください」
ニート「?? ありがとう」
美少女「おなかすいたなー」
ニート「そうだねー」
美少女「あ、そうだ! わたし、ニートくんの仕事終わるの待ってますから、ゴハンいきませんか?」
ニート「え? うん。いいよ。これやったら終わりだからさ」
美少女「じゃあ、待ってますね!」
178:名も無き被検体774号+:2012/02/15(水) 19:12:09.40 ID:MCp8yEor0
面白すぎて禿げそう
180:1:2012/02/15(水) 19:13:56.04 ID:xLHFBzFB0
>>178
実は中篇はテキスト量多くて重めなんだ。不安だ。生暖かく見守ってください。
近くのダイニングバー
美少女「そういえば、おとといニートくん有休とってましたよね?」
ニート「うん」
美少女「めずらしいなー。と思って。そういえば、ニートくんって休みの日とか、なにしてるんですか?」
ニート「…だいたいゲームしたり、アニメみたりかな」
美少女「ゲーム好きなんですかー。今どんなのが好きなんですか?」
ニート(最終痴漢電車2にまたハマってるんだよな。あれはヌケる。アニメはやっぱ
グレンラガンだろ。あの熱さがたまんねぇわ…休日はコミュ障だから、コンビニ店員と話すのも大変。なんて言ったらひくんだろうな…。やっぱ
仕事以外ではやっぱダメだわ俺)
美少女「ん? ニートくん?」
181:1:2012/02/15(水) 19:14:27.37 ID:xLHFBzFB0
ニート「い、いや別に。それより美少女はすごいよね」
美少女「? なにがですか?」
ニ「俺より年下なのに、大学出てて、博士号までもっててさ。今度の俺の怪人化も、拒否反応無しでスムーズにいったし」
美少女「い、いえいえ! そんなことは…。ぜんぜん、自分に自信がもてません…。面接のときは、面接だから…」
ニ「そう? 俺たちが前線で悪いことできるのも、美少女のサポートが優秀だからだよ。もっと自信もっていいって」
美「…はい//」
美(でも、まだ、パールシルエットの力、隠してるところがあるの…。まだ、勇気がでない…)
182:1:2012/02/15(水) 19:17:41.00 ID:xLHFBzFB0
後日~特務部~
ニート「お、メールか。スイーツからだな」
スイーツ『政治家を護衛してるライダーがわかましたよっ。護衛っていうか…政治家の子どもと「トモダチ」みたいで…。
よく遊んでるみたいです。その流れでトモダチのパパを守ってるみたい☆。野性味の強い肉食系男子、仮面ライダーアマゾンクン♪』
ニート「!…アマソン…だと…?」
覚えている人はおいでだろうか、アマゾンといえば、美少女の母を殺害した仇である。
ニート「美少女、ちょっといいか?」
美少女「え? どうしたんですか? 改まって」
ニート「今度の敵がわかった。…アマゾンだ」
美少女「!?」
ニート「いろいろ思うところはあると思う。でも、これはチャンスでもある。美少女が作った力でアマゾンを、討つ」
美少女「…違いますよ」
ニート「え?」
美少女「私たちの力で、でしょ?」
ニート「! ああ、そうだな」
183:1:2012/02/15(水) 19:19:36.72 ID:xLHFBzFB0
日~政治家宅~ニート、新人、美少女
ニート「さすが新人、邸内のセキュリティダウンは完璧だな」
新人「へへ、こんなもん軽いっすよ。さて、と、あとは見つかって騒ぎになる前にまえに政治家をやっちゃいましょーよ」
ニート「落ち着け」
美少女「そういえば、なんで今回、懐刀さんは一緒じゃないんですか?」
ニート「…ちょっとね」
数分後
政治家「な、なんだ! 貴様らは!?」
ニート「新人」
新人「了解っす」スチャッ。口を塞ぐ。
政治家「むごー!! むごー!!」
ニート「さて、お気づきでしょうが。俺たちは、悪者です、あなたに与えられた選択肢は二つ。
①ここで死ぬ。②どこかの田舎に引越して、二度と表舞台に出ない。心配なさらず、あなたに偽装した変身怪人が政治家としての
あなたの地盤はもらいます」
政治家「むごー!! むごー!!!」
??「マテ!!」
室内に飛び込む影。
184:1:2012/02/15(水) 19:23:10.59 ID:xLHFBzFB0
ニート「! みんな下がれ!…アマゾンか」
大介「オレ、オマエラノニオイ、カンジタ。トモダチノオトウサン、マモル!!」
ニート「やれやれ。野性味あふれるって前情報は予想以上だったってわけか…だけど」チラッツ
美少女(ニートくん…!)
ニート「こっちにもお前をぶったおしたい理由がある」
※三行で解説。アマゾン
南米出身で日本語があやしい野生児
噛み付いたりひっかりたりして攻撃
まぁ、基本純粋でイイヤツ。
大介「ナニ?」
ニート「その前に聞きたい。お前は何故コイツを守る?」
アマゾン「オレノトモダチ、オトウサン。トモダチガナクノ、ミタクナイ」
ニート「…お前も所詮ライダーか。お前は、この政治家かどんな政治をしているのか。それに成り代わった俺たちが、
どんな政治をするつもりか、知ってるか? いや知るつもりはあるのか?」
アマゾン「オレハ、トモダチヲカナシマセルヤツ、ユルサナイ!」
ニート「ちっ、お前らと話すだけ無駄か。なら、死…なにっ!?」
ニートは大介がアマゾンに変身する前を狙い、発砲したが、大介はそれ跳躍でかわし、瞬時に変身した
185:1:2012/02/15(水) 19:23:46.57 ID:xLHFBzFB0
大介「アーマーゾーン!!」
ニート(こいつ…、野生で危険を直感したか…こいつは相性が悪い相手だ)
ニート「美少女、新人、下がっていてくれ。俺が戦う」
アマゾン「オマエガ、ムレノ、ボスダナ。オマエヲ、タオス。ウォオオオオ!!」
186:1:2012/02/15(水) 19:29:21.53 ID:xLHFBzFB0
ニート(こいつは…きついか…?)
ずぎゃっ、ばきゃっ!!
新人「ニート先輩…、一方的に押されてる。なんで怪人態に変身しないんすか!? 勝負にならない!殺されちゃいますよ!」
美少女「きゃああああ!! ニートくん!! ニートくん!!」
ニート「来るなああああっ!!」
アマゾン「フガーッ!!」
べきっ! ドカッ!!
ニート(変身…か…したくても、できねぇんだよ…)
ニート「ぶほっ!!」
壁際に叩きつけられ、座りこむニート
アマゾン「コレデ…トドメ、大・切・断!!」
美少女は目を伏せた。あの日の悪夢がよみがえる。母と同じように、慕う男が切り裂かれ殺されてしまう。
美少女「イヤーーーッ!!」
ズシャッ!!
187:1:2012/02/15(水) 19:37:54.42 ID:xLHFBzFB0
恐る恐る目を開いた、美少女の目に映ったのは、ニートにトドメを誘うとしたアマゾン、そのアマゾンは背後から
真珠のごとき光沢のある刃で胴を貫かれていた。
刃はアマゾンの背後にたたずむ、怪人、そう間違えるはずがない。美少女の生み出した改造人間の腕が変化したものだった。
美少女「…なんで? なんで?」
真珠怪人「野生の獣は、獲物を狩るときは無防備になるものなんだよね。ハンターハンターで読んだよ」
アマゾン「…グ、グギギ…」
新人「あの怪人の声は…ニート先輩!? え? じゃあ、あの人は?」
ニート??「ふ…上手く…いきましたね。ボス。正直」
しゅるん! さきほどまでニートだった人物は変身を解き、正体を現した。懐刀である。
怪人=ニート「敵を騙すには味方からってね…。まして直感で敵のリーダーを見抜く貴様相手ならなおさらだ」
美少女「!…ニートくん…!!」
ニート「懐刀は極秘に偽装怪人になるための改造を施した…。俺の影武者としてな。助かったよ。懐刀。わざわざ俺の聞きたかったことまで聞いてくれて、
ありがとう」
懐刀「さすがに、今回は死ぬかと思いましたよ」
アマゾン「ウ…ギギ」
ニート「そんなわけだ。残念だったな? アマゾン」
ぐしゃっ!!
倒れるアマゾン。
188:1:2012/02/15(水) 19:40:05.32 ID:xLHFBzFB0
美少女「ニート…くん!(影武者を使っての後ろからの不意打ち…! なんて酷いことを…ステキ!!)
新人(この人は、ほんとヤバイわ。人として間違ってるわ。やべぇ、まじヤッベー!!)
ニート「さて、あとはこの政治家を拉致して」
懐「!? ボスっ!! アマゾンはまだ意識があるっ!! 避けるんだーーー!!」
ニート「っ!!」
ニート「ふーっ、間一髪だったぜ。さすが美少女、第一段階でもこれほどの反応速度とはね」
アマゾン「フーッ!!! フーッ!!」
懐「ボス!」
ニート「大丈夫だ。ヤツはすでに手負い、重症だ。これくらい一人で倒せなきゃ。クウガやスーパー1に勝てるわけないしな」
美少女「…負けないで…ニートくん! 信じてる…!!」
ニート「ああ。俺たちの力が、悪の心が! アマゾンを討つ!!」
グシャアアッ!!
189:1:2012/02/15(水) 19:42:26.33 ID:xLHFBzFB0
しかし、6割程度におちたアマゾンでも、ニートにとっては強敵。ニートはダメージをじわじわと受けていた。
ニ」「ブハッ!(やばいな…。こりゃ、やられる…かも…)
そのとき、美少女は決意したかのように顔をあげ、叫んだ!
美少女「ニートくん! ペニ(ピー!)に埋まっている真珠をこすって!」
ニート「!?」
美少女「その怪人態にはリミッターがついてるの…。シュミレーションでは完璧だったけど…素体の体がもつか…わたしが、不安で隠していた機能が…!!」
ニート「なんだって?」
美少女「…でも! 今なら信じられる! 自分の研究成果が…! そしてニート君を…!!
ニート君…負けないで!!」
ニート「…了解」
そしてチン(ピー!)の真珠を引きちぎるニート。
ニート「グオオオオオオッ!!!!」
新人「うわぁぁっ! …先輩…?」
ニート「……少し驚いただけだよ。この力、操れる…!」
美少女「…うんっ」
ニート「いくぜアマゾン。正義が負けることもあることを、教えてやる」
グシャッ!!
ニート「やったか。死んではいないようだな。じゃあ、ギギの腕輪とガガの腕輪はもらっていくぜ。あとは普通の男としてサファリパークででも働けよ」
191:1:2012/02/15(水) 19:44:52.73 ID:xLHFBzFB0
※ギギガガの腕輪
なんか神秘の力を秘めた腕輪。アマゾンはこれで変身する。
ニート「勝ったよ。美少女」
美少女「…うんっ」ぎゅっ
ニート「!? ちょ、ちょっと、どうしたの? 急に抱きつかれても…! ほら! 俺童貞だし! あの…その」
美少女「…もう少し、もう少しだけ…このまま…グスッ…」
寄り添う二人
新人「ひゅーっ、先輩…やるじゃーん」
懐「おい新人、野暮はするな。俺らはこの政治家を田舎に送っとくぞ」
同日、少し前の時刻。イケメン率いるBチームもまた、ライダーマンを倒していた。
本社~重役室~
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