101:名も無き被検体774号+:2012/02/13(月) 21:41:56.07 ID:9YZzFpZv0
さらに後日
本社~休憩室~
ニート「美少女、今日夜ちょっといい?」
美少女「え?…は、はい」
夜、海辺の遊歩道
美少女(ニートくんが二人っきりでこんな風に誘うなんて初めて…)
ニ「あのさ…今日、わざわざ呼び出して、ごめんね」
美「い、いえ! どうせ暇でしたから//」
ニ「実は…大事な話があるんだ」
美「…うん」
ニ「美少女の思いは知ってる。だからこれは簡単な気持ちでいうんじゃない」
美「…うん…うん」
ニ「お母さんがアマゾンにやられて…、それでショッカーにはいった、君は強い人だ。夢を果たすために、がんばってる。よく知ってる」
美「…そんな。ニートさんこそ…」
104:名も無き被検体774号+:2012/02/13(月) 21:50:34.34 ID:9YZzFpZv0
ニ「だから…」
美(じれったい! 私から言おうかな…)
ニ「大事なコンペなのはわかってる! でも俺は改造人間になるつもりなんだ! だから! 俺が素体に志願するのを認めてほしい!」
美「ふぇぇっ?」
ニ「けして君の夢を壊したりしないよ! 絶対に改造に耐えてみせる!」
美(告白じゃなかったのかぁ…でも、なんて真剣な目…)
ニ「…すぐには答えられないよね」
美「え? あ、その、あの」
ニ「でも、俺には果たしたい約束と…あと、夢ができたんだ! この世界…いつか…おれの手で…、だから頼む!!」
美「くすっ」
ニ「??」
美「ほんと、ニートさんは外道ですね。悪のことしか考えてないっ、フフ」
ニ「??」
美「それにそんなに必死に頼まなくても。もー」
105:名も無き被検体774号+:2012/02/13(月) 21:52:51.06 ID:1nL4NFUT0
おい、改造したら真珠は入るのか
107:名も無き被検体774号+:2012/02/13(月) 21:54:53.71 ID:9YZzFpZv0
>>105
じゃあ入れよう。任意で真珠を体に入れたりして、硬度と輝きで戦う
「パール・シルエット」って名前どうだ?
ニ「って、つまりどういうこと?」
美「私の改造は、ドーパント型です。だから変身型の怪人なんです」
ニ「それなんか関係あんの?」
美(もうっ! 完全型の改造人間で魔物型だったら、女の子とつきあったり…できないじゃない! ほんと鈍感…。でも、わたし、そういうところが//)
美「わからないならいいですっ!!」
ニ「??」
美「もう、だから、いいですよ! むしろ、ニートさんが素体になってくれるんなら大歓迎です! こっちからお願いしたいくらい!」
ニ「…!!(ブワッ」
美「ちょ! どうしたんですか。泣かないでくださいよー」
ニ「…ははっ、ごめん。うれしくて…さ」
美「たーだ! 私の素体の改造人間訓練は厳しいですよ!」
ニ「望むところさ! 庶務課出身をなめんなよ!(ゼクトのほうも、俺のほうから手を打つ…でもそれは秘密だ。恥ずかしいしな//)
108:名も無き被検体774号+:2012/02/13(月) 22:00:04.10 ID:9YZzFpZv0
さらに後日。カフェ
スイーツOL「どうしたんですかー? 課長がこんなお店に誘うなんて? キャッ☆(ワタシの女子力にフラフラしちゃったかな?)
ニート「この前のエリートイケメンとの合コン、セッティングしたよ。前にいたダラム社長のツテでね」
スイーツ「そーなんですかぁ?(そっちかぁ、でもエリートイケメン男子、これも自分へのご褒美☆、自分磨きしとかなきゃ!)
あれ? でも、ダラム社長って、あのホラーな顔のおじさまですよね?」
ニート「心配しないでよ。相手はあのゼクトで、しかも仕事のできるイケメンだよ(堅物で女なれしてないけどね)」
スイーツ(ゼクト! 最高☆ 代官山の豪邸に住む日も近いかも☆)
ニート「で、もしうまくいったらそのゼクトの人に、ちょっとお願い事がしたいんだけど…」
スイーツ「もちろん! 課長の言うこと、聞いてあげる!」
ニート「ありがとう」
ニート(思うがままだ、ゼクトの男は、新人の情報によると、彼は開発部のエースでイケメンだが、学生時代は勉強ばかりしていてモテなかった男。
スイーツなら簡単に篭絡できるだろう。そしてスイーツはうちの重役の娘…。ゼクトとの業務提携もそう難しくはないだろう。
仮にそれがだめでも、ベッドでスイーツが情報をとってくればいい…)これで技術提携の問題は解決だ。
109:名も無き被検体774号+:2012/02/13(月) 22:01:06.23 ID:9YZzFpZv0
こんな世界、滅びてしまえばいい。
そう志した、ニートだった一人の男。彼の戦いは、始まったばかりだった。
110:名も無き被検体774号+:2012/02/13(月) 22:03:09.04 ID:9YZzFpZv0
書き溜め分、終わり。前編「立志」としよう
こうして、ニートは新たな力を得ることとなる。
だが、それは彼の戦いの序章に過ぎなかった。
迫りくるライダー!!
中年さんとの約束の行方!!
ライバル、イケメンの策謀!!
ショッカーの派閥争い!!
世界制覇への道!!
そして
美少女との、恋の行方…
そういえば、言い忘れたけど、ニートはまだ童貞。えっ? あの流れで!? ってのは無しの方向で
いろいろあんねん、彼にも
ただ、卑怯であくどいことのみに才をもち、世を恨んでいた彼の進む道の先にみえるものは…
次回中編「熾烈」こうご期待。
ごめん。最後まで一応考えてはいるけど、書くスピード遅くて、たぶん明日とかじゃ無理そうです。
このスレおちてたら次たてるから、無理に保守せんでもいいっすよ。
読んでくれてありがとう。
111:名も無き被検体774号+:2012/02/13(月) 22:03:58.04 ID:9YZzFpZv0
第一部 完!!
116:名も無き被検体774号+:2012/02/13(月) 22:09:26.51 ID:9YZzFpZv0
出してほしいライダーとかいる方いますか?
出せるかわかんないけど、一応努力しますです。
では今日はこれで、遅筆だから、落ちて次スレになっても許してください。
121:名も無き被検体774号+:2012/02/13(月) 22:13:07.74 ID:udb4FjVs0
>>116
ライダーじゃないけど、石ノ森版Blackの魔王とか・・・・・w
122:名も無き被検体774号+:2012/02/13(月) 22:19:29.10 ID:ONvDxNjrO
>>116
やっぱ美少女と組んで仇のアマゾンを倒さないと。
125:名も無き被検体774号+:2012/02/13(月) 22:35:18.14 ID:6zIW+8tV0
ライダーじゃないがシャンゼリオンとかメタルダーとか出してほしい。
133:名も無き被検体774号+:2012/02/14(火) 00:59:07.65 ID:j1uwCQEHO
整理すると
1号→中年さんを殺した。
V3→ニートが倒した。
ブラック→ニートチームが倒した。
アマゾン→美少女の母の仇
ゾル副社長→派閥争いの一角、スイーツの父親
死神博士専務→派閥争いの一角。イケメンの上司。
登場人物の社内偉い順は
首領→ゾル→死神→イケメン→ニート→懐刀→新人→スイーツ。美少女は研究職、であってる?
145:名も無き被検体774号+:2012/02/14(火) 17:36:47.51 ID:9F/3+Sea0
平成ライダー一人ぐらい無理?
Wとかすげーすきなんだけど。
148:名も無き被検体774号+:2012/02/14(火) 23:30:38.26 ID:b5jc6AN60
オルフェでてるから平成も出るだろ。
保守
151:名も無き被検体774号+:2012/02/15(水) 00:13:18.73 ID:QtmO1zbyO
トリつけたほうがいいのだろうか?
152:名も無き被検体774号+:2012/02/15(水) 00:15:12.68 ID:rmRbildv0
>>151
>>1?酉付けようぜ
153:1:2012/02/15(水) 00:16:54.00 ID:QtmO1zbyO
やっぱトリつけます。
思ったより書けたから明日かもしくは金曜にはこのスレに投下出来そうです。
保守していただいてるので一応次回予告だけ
「大・切・断!!」
「今だ…新人っ!!!」
「ニートくん…死なないで…負けないで!」
「派閥に加わった者はお仕舞いだ」
「さぁ、お前の罪を…数えろ!!」
「懐刀、お前にはゲゲルの勝者になることを命じる」
「それがお前らの正義か」
「悪いことして…何が悪い!」
「鍛えてますから」
「タックルを殺したのは彼だよ」
「イィーーーッ!!!」
「世界の秩序を砕くため」
166:1:2012/02/15(水) 18:41:27.79 ID:xLHFBzFB0
再開します。
本社~研究室~
美少女「適合率70%…改造は成功です!」
ニート「そっか!! 良かったー!!」
美少女「はいっ!」
ニート「あとは…俺がこの力を使いこなせれば、コンペには勝てるな!」
美少女「ニートくんなら、きっと大丈夫ですよ」
ニート「俺は勝つよ(そして、君がくれた力で、アマゾンを討ってみせる)」
美少女「でもほんとによかったんですか? ニートくんが改造人間になるなんて」
ニート「だって、係長以下の改造人間だと、変身するのにイチイチ稟議書回して、管理職に決済もらわないといけないでしょ。 管理職自身がやるのが効率的だよ。
ホントは判子文化自体なくすのが一番なんだけどね」
167:1:2012/02/15(水) 18:42:29.86 ID:xLHFBzFB0
後日
本社~重役室
ゾル副社長「ああ、よく来てくれたね入りたまえ」
ニート「失礼します。今日は私をお呼びしたのはなんでしょうか?」
ゾル「うん。もう君にも聞いていたほうがいいだろう。ウチに派閥があることは知ってるかな? 首領の引退後の政権がかかっている」
ニート「はい。噂程度ですが」
ゾル「率直に言おう。君をうちの派閥に欲しい。娘(スイーツ)から評判も聞いているよ。非常に性格が悪いそうだね。ぜひ私の子飼いになりたまへ」
ニート(きたか。たしかイケメンはゾル副社長じゃなくて死神博士専務派っていってたっけ…まてよ…アイツ、たしか…なるほどな…ってことは…)
ゾル「どうかね?」
ニート「失礼ですが、その前にお聞きしたいことがあります」
ゾル「いってみたまえ」
ニート「ゾル副社長が次期首領になったあと、したいことはなんですか?」
ゾル「無論、世界征服だ」
ニート「そのあとは?」
ゾル「…なるほどな…。面白い。では話そう」
ゾルは世界征服後のプランを話した。世界のここを壊す。このシステムを変える。
そしてこんな世界を作る。
実はニートはすでに同じ質問を死神博士にも、そして首領にも聞いていた。
ニート「承知しました。喜んで加わります」
168:1:2012/02/15(水) 18:43:28.89 ID:xLHFBzFB0
定食屋
懐刀「え? 派閥に加わったんですか? 加わらないっておっしゃっていませんでしたか?」
ニート「ああ。そのとおりだよ。これは懐刀にしか話さない。秘密は守ってくれるか?」
懐刀「ボス。今更きくまでもないでしょう」
ニート「そうだったな。ごめん」
後日、ゾル副社長の推薦で、ニートは新設の特務部に異動になった。
なお、社内のパワーバランスのためか、同部署部長には死神博士派閥のイケメンが就任
イケメン 特務部 部長
↓Aチーム(美少女のコンペのチーム)
ニート 特務部 課長:月収25万
懐刀:特務部 係長
美少女:科学顧問
新人・スイーツ ヒラ
↓
あとBチーム。全員総合職、こっちのトップは部長のイケメンが兼任
169:名も無き被検体774号+:2012/02/15(水) 18:45:04.88 ID:RcKTeErj0
>>1
ところで5年目の先輩社員の所属は企画部なのか営業部なのか(´・ω・`)?
170:1:2012/02/15(水) 18:49:16.33 ID:xLHFBzFB0
>>169
ごめん。あの時点ではまだ設定が詰まってなかった。
あれは営業部。実際に悪いことする部署
企画は最初イケメンがいた部署。悪い計画練るところ
イケメン「今日から、特務部はスタートだ。この特務部の成果は改造人間のコンペの評価対象にもなっている…が、正直Bチームの怪人のほうが予算を倍以上取ってるし
今後のショッカーの改造人間プランとしては悪くないと思う。Aチームは無理をしないように(そして俺は出世する)」
懐刀(ふ…、相変わらず小さいお方だ…)
ニート「そんなわけだから、頑張っていこう」
イケメン「さっそく両チームに仕事だ」
ニート「例の件か、みんなにも連絡を頼むよ」
イケメン「Aチームは今度の相手はライダーではない。政治家だ」
新人「どーゆー意味っすかー?」
イケメン「もともとショッカーは要人を暗殺して、偽装怪人がその人間になりすまして政治経済を我らの思うままに変えていくという基礎理念がある。
昨今はライダーの妨害で滞っていたがな…それを実行してもらう。Bチームはライダーマンの討伐だ」
新人「なーんだ。そんなもん先輩なら楽勝っすよ。ライダーの相手よりよっぽど楽っすよ」
スイーツ「ほんとほんと☆。コンペでも楽勝かも?」
ニート(これはそう簡単な話じゃない。俺たちが狙う政治家は過去数回ショッカーの襲撃を受けているが生き延びている。
つまりセキュリティ面がいいということだ。それも、強いライダーが注意して守っている可能性が高い。
そして、なにより、俺はまだ怪人としての力を使いこなせてはいない。変身すらままならない…正直、ライダーマンの討伐のほうが遥かに楽だろう。…だが)
ニート「やるしかないな。ってわけだ。いつも苦労させてごめん。一緒にやってくれるか?」
171:1:2012/02/15(水) 18:52:35.28 ID:xLHFBzFB0
懐「承知」
新人「うぇーす」
OL「はーい☆」
美少女「ニ、ニート副部長! 私も科学顧問として頑張ります!」
ニ「やだな。同期なんだから名前で読んでよ。他のみんなも役職とかつけずにお願い。んじゃとりあえずチームごとに別れて会議を」
~会議室~Bチーム~
イケメン「相手はライダーマン、たいしたヤツじゃない。町で暴れまわって、出てきたところをやる。他のライダーが出てきても無視だ」
怪人「わかりました」
イケメン「今度のコンペにかったチームの改造人間はこの先ショッカーのスタンダードモデルになる。(そして派閥争いの勝利にも貢献する)」」
総合職1「わかりました」
イケメン「Bチームの人員は問題のある者ばかりだ。俺たちの敵ではない」
総合職2「わかりました」
イケメン「質問はあるか?」
総合職3「ありません」
イケメン(美少女と別のチームになったのは残念だが…仕方ない、ここは負けてもらおう。そのあと、うちのチームに拾ってやればいい。そうすれば、俺とニートのどちらが上かわかるだろう…)
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